MacPro 09y 3.33GHz x 12コア(TB 3.6GHz x HT24C/24T)/R9 280Xの商品情報

過去3ヶ月の「 12コア MacPro 」の統計データ情報

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MacPro 09y 3.33GHz x 12コア(TB 3.6GHz x HT24C/24T)/R9 280X の落札情報

MacPro 09y 3.33GHz x 12コア(TB 3.6GHz x HT24C/24T)/R9 280Xの1番目の画像
  • 落札価格:
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    入札件数:
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    残り時間
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  • 開始価格
    85,000円
    入札単位
    1,000円
  • 数量
    1個
    商品状態
    中古
  • 開始日時
    2015年9月1日 19時30分
    終了日時
    2015年9月7日 23時24分
  • オークションID
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  • MacPro 09y 3.33GHz x 12コア(TB 3.6GHz x HT24C/24T)/R9 280Xの1番目の画像
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商品説明

MacPro 2009 MB535J/A A1289です。
以前、新規事業の計画が持ち上がった時に仕入れしたMacProの中の1台になります。
日本で新品購入したMacですが、BTOのオプションに満足できなかったこと、台数が揃うと高額だったこと等を考えて、
Appleやシリコンバレーのあるカリフォルニアまでプロセッサボードを送り、専門のショップにてカスタムして頂いたものです。

結局は事業計画事体が頓挫してしまい殆どは処分したのですが、他は親戚や知人のところへ行くことになりました。
このマシンは特別に自分用に保管してあった予備機になります。
預けていた実家から毎月届くマシンとの入れ替えのため、後ろ髪引かれる思いで出品いたします。
2ヶ月ほど前から電源やマザーボード等の全コネクタ部接点磨きとひととおりのメンテナンスをし、程よくエイジングされたマシンです。
世界的に見てもまず手に入らない素晴らしいマシンですので、どうぞ宜しくお願いいたします。

本機は2.26GHzQX(Nehalem) x 2基搭載のモデルですが、当時の最新CPUであったXEON Westmere 3.33GHz 6コアを2基セットしています。
Intel Westmereシリーズ130wCPUの中では最も高効率なCPUで、当時LAのクリエーターの間で最も人気のあったCPUになります。
もちろんサーバー落ち中古CPUと違い、ロットは共にマッチングさせてありますので二つのCPUリンクも完璧です。

仕事での実用にじゅうぶん耐え、純正以上の安定した動作が得られ、Macへの加工を施さず純正の弱点をなるべく排除すること。
09モデルのCPUアップグレードにはスプレッダを剥がさねばならず、それには高価なCPUを壊してしまうリスクもあることから、
以上を念頭に、CPUの供給販路も確実でスキルも豊富な米国のカスタムショップにやっていただきました。


当時、より良いMacの仕様を決定するために、様々なバージョンのものを製作し検証いたしました。
その中でも今回のマシンは特にこだわって製作されたバージョンの一つになります。
CPUボードから発生する大量の熱は、6本のヒートパイプにより1mm銅板へ速やかに移動され銅板全体へと拡散されます。
更に銅板へ拡散された熱は密着された純正アルミ製ボードトレイへと移動、そしてボードトレイから筐体全体へと移動されます。
アルミMacの基本理念通り、Mac全体をひとつの大きなアルミヒートシンクにすることにより廃熱させる仕組みです。
しかしながら、カスタム費用のみの合計で50~60万円ほどかかってしまうため断念することになった特別仕様になります。

歴代MacのなかでもG5~2012MacProは本当に銘機と呼べる素晴らしい機体ですが、特に2009~2012の出来は素晴らしいです。
また、09の8コアモデルだけはCPUがヒートスプレッダを介さず、ヒートシンクへダイレクトにマウントされております。
他のモデルより大きく予算がかかってしまう09モデルのカスタムをわざわざ米国へ依頼したのには大きな理由がございます。
確かに初期投資額は多額になりますが、高速化とトラブル減少に伴う時間単価を考えれば圧倒的に有利だという試算でした。

09モデルの優れた放熱対策はNehalemCPUの性能を最大限に引き出し、その熱交換率も素晴らしいのひとことですが、
CPUを交換する場合、ヒートスプレッダ無しで売られているCPU自体が流通していない=コストアップにつながる部分と、
130W 高クロックCPUを装着すると排熱が間に合わないという泣き所を持ちます。


チューンを依頼したショップは、ハリウッド関係やTV局の仕事を請け負う多くの編集スタジオへマシンを納入するスペシャリストです。
彼らの持っているスキルは一朝一夕で成し遂げたものではございません。

壊れては改良、壊れては改良を繰り返すことにより、待った無しのプロフェッショナルの要求に応えるマシンを専門に制作する会社です。
高熱で絶えず収縮を繰り返すグラフィックコントローラチップ周りとCPUボード周りのハンダ割れによるトラブルの防止、
長時間の高負荷稼働により必ず壊れるI/Oコントローラマウントの恒久素材への変更やマウントテンションの見直し。各部の冷却素材の見直し。

シルバーMacを触るにつれ、販売戦略上のコストダウンと最高峰Macのリリースを望む技術陣営との攻防を感じます。
目には見えないこと、Appleが出来なかったこと、その他多くの私の知らない細やかな施行がこのマシン各部に施されております。


今回の出品にあたり、経年劣化も考え各部の熱伝導材は現在最適と思われるものに全て交換しております。
特に今回のマシンはCPUボードとアルミボードトレイの間にヒートパイプ&銅板が追加されておりますので、
それら全ての熱伝導シートならびにハイブリッド熱変換材も最新のものに交換済みです。
各部の冷えも格段に良くなっており、もともと高速な09モデルですが更に高速になり長時間レンダでも安定動作いたします。
CPU、I/Oハブ、280Xへ使用したCPUグリスは、ザワード社 MX-4 をチョイスしました。
定番の高性能シルバーグリスで、MacPro純正グリスの倍である熱伝導率 8.5W/mkを誇ります。(純正は3~4W/mk)
カタログスペックでの熱伝導率が高い他のグリスもあるのですが、数年の使用でも劣化が非常に少ないというのがこのグリスの特徴です。
ほとんどのグリスは約2年でカラカラに乾いてしまいますがMX-4は乾かず、経年による密着不良を防いでくれます。

これらの作業も見た目にはわかりませんが、長時間レンダでのクロック落ちの解消とTurboBoostの稼働時間に大きく影響いたします。
また、バックプレーンボード(M/B)の方も、ショップ指示通りのエイジングと追加された冷却素材交換を施してあります。
細部にわたりファインチューニングされたマシンは、確実な性能アップと製品寿命を延ばしてくれるものと確信しております。

09モデルでもヒートシンクやCPUボードを加工すれば、通常のヒートスプレッダ付きCPUでも搭載出来るということでしたが、
本体の加工にはちょっと抵抗感がありましたので、いっさい加工を行わない純正マウントと同じ方式でやっていただきました。
今回のマシンに採用されているヒートパイプや銅板等の追加装備も、Mac本体には無加工で取り付けられております。

依頼のきっかけは、当時、相当な投資をすることもあって、色々な仕様でカスタムした歴代MacProの十分な比較データを取った上での選択でした。
2009標準モデルに搭載されるE5520 4コアCPUはTDP 80Wの低消費電力CPUですが、高負荷状態が続くと75度~95度の高温状態にさらされます。
I/Oハブに至っては82度付近からなかなか落ちてくれないのが現状です。ちなみにE5520 CPUの動作許容温度は72度です。
また多くのホットスポットが発生するため、熱膨張の大きな部分と小さな部分が干渉し合い基盤やチップのハンダ部分にダメージを与えてしまいます。
2009モデルの優秀な冷却性能を持ってしても、純正のままの冷却機構ではダウンしないもののかなりギリギリな稼働温度になります。
下記は純正2.26GHzマシンを20分間のストレステストにかけた時の自動ファンコントロール温度です。




では3.33GHzや3.46GHz等の130W CPUではどうかというと、純正のままの冷却システムではターボブースト以前の悲惨な状況に落ち入ります。
当時は12個の追加温度センサーと精密サーモグラフィを使用し詳細なデータを取ったのですが、散々な結果に終わりました。
CPUボードの2/3が高温化しホットスポットの嵐となり、これはさすがにマズいということになり米国への発注に至ったという経緯です。
130wCPUは冷却性に勝る09モデルでさえこのような状態ですから、2010~2012モデルに至っては想像に難くありません。

施された各部のチューニングは純正と見た目では殆ど変わりませんが、特にCPUボードには大量の熱伝導素材や銅製パーツが組込まれておりますので、
純正のものより1.5倍ほど重くなっております。取り扱う際には十分ご注意下さいませ。
施されたチューニングの効果を目視出来るよう比較用にサーモグラフを添付いたしました。
比較には09純正2.26GHzx8コアと、CPUのみ3.46GHzへ交換したボードで比較させていただきました。
なお当方の計測データはレンダリングを含め全てを統一する必要があるため、MacOS X 標準装備の自動ファンコントロールにて計測しております。

それでは写真を見比べてください。
CPU稼働率90%以上にて40分間のストレステストをかけた直後のCPUボードのサーモグラフになります。

注目して頂きたいのはCPU-A側(向かって右)のヒートシンク上面の温度とホットスポットの解消です。
MacProの構造上、130wのCPU-A側とCPU-B側では、時に20度以上という極端な温度差が生じてしまいます。
写真下段の本機3.33GHzx12コアはフルにメモリーが載っている状態にもかかわらず上手に熱が分散されているため、
双方のCPUが極端な温度差なくバランス良く冷却さているということがお分かりいただけるかと思います。

2.26GHzと比較した場合、基盤全体の温度領域は大きく広がっているように見えますが、
実際の基盤表面温度はとても低く、基盤下にあるアルミ製のボードトレイの熱をサーモが感知して映し出された画像になります。
純正に発生していたホットスポットも減少し、MacProとしてはありえないほど優秀なものへ生まれ変わっております。




そして下の写真がCPUボード裏面のアルミ製CPUボードトレイの比較画像になります。
写真左の純正アルミトレイ温度は低く、写真右側の本機のトレイは広範囲に高温になっているのがお分かりいただけるかと思います。
一見すると左側の純正の方が良いように感じますが、熱は基盤上にとどまっており基盤本体の温度は高いままです。
一方、右側の本機はスリットから覗く基盤温度は低く、熱が効率よく基盤からアルミトレイへと移動されているのがわかります。
また、ボードは上下ひっくり返った状態になっていますが、ボード周囲の放熱温度にもご着目ください。
本機は基盤やヒートシンクの熱量が少ないため、周囲にまき散らす温度がとても低くなっているのがお分かりいただけます。




当方のデータと先方のデータを照らし合わせ、実測と修正を繰り返し行うことによってのみ完成された素晴らしいMacProです。
本機ではこのようなチューニングが随所に施され、純正の状態より良いパフォーマンスが発揮出来るような仕様になっております。
ソフトウエア上のセンサー温度やスペック、ベンチマークでは知る事の出来ないプロのための細やかなチューニングです。

本機はズバ抜けた冷却性能を誇りますが、より高速稼働させるための設置場所や冷却環境には少しだけお気遣いください。
MacOS X 標準装備の自動ファンコントロールでは「静かなMacPro」にするため、かなり甘めに設定されております。
09純正のIntel XEON Nehalemや次世代Intel XEON Westmere、XEONの廉価版であるCore-i7などのCPUは、
温度の余裕分にあわせてクロックアップや省エネする仕組みですから、温度を上げないための各部の工夫や、
まめな掃除によるエアフローの確保、設置場所なども安定動作と基盤寿命に大きく影響いたします。
BookProやiMac等の高性能コンパクトマシンの連続稼働時の高温状態における速度低下をみればお分かりになるかと存じますが、
許容を超える温度に達するとCPUの保護機能により、動作クロックを強制的に落とすというプロセスが実行されることになります。

純正ボードへの130wCPU装着では、高負荷演算が始まるとすぐに100度というチップ限界温度オーバーへと達します。
もちろん保護機能により90度前後まで落とされますが、同時にパフォーマンスも下げられるということになります。(動作許容温度78.5度)
温度上昇と排熱不良はMac本来の性能を低下させ寿命を短くしますので、MacsFanControl等の無料アプリを併用し速度低下を未然に防いでください。
本機は熱源から発生した熱を即座に温度の低い部分へ移動させ効率的に排熱しますので、上手く各ファンをコントロールすることにより、
わずかに風量を増やすことで数時間に及ぶ高負荷状態の連続でもCPU温度を60度台に押さえ込むことが可能です。
I/Oコントローラハブ(Northbrige Chip)も15度~25度ほど下がり、こちらの熱の押さえ込みも見事です。
たとえ、ささいな温度変化でさえ24コア駆動ではトータルな速度に影響をもたらし、時に致命的な損傷を引き起こします。
事業を始める上で、主力マシンをTDP95Wの2.93GHz12コアと3.07GHz12コアに絞ったのもそのような理由によるものでした。
内部温度によっては3.07GHzより2.93GHzの方が、3.33GHzより3.07GHzの方がより早くレンダリング出来ることがございます。

2015年8月29日現在。
Geekbenchを使用した本機の実測ベンチでは、現行フラッグシップ機の平均値に迫る数値をマークしています。
使用されたCPUはサーバー落ちの中古品ではなく、新品でロットペアリングされたものというのもあるのでしょうが、
09モデルのCPUマウントとエアフローの設計がいかに優秀であるかがお分かり頂けるかと思います。
しかしながら、本機はベンチ速度優先仕様ではなく、レンダリング中の速度落ち防止と安定性、耐久性を重視した仕様であります。
あくまでベンチは短時間で完了するものですから、実務による長時間稼働とは全く異なりますのでCPU相性の参考程度にしてください。

OSはHDDを3パーテーション切りし、Snow Leopard OS X 10.6.8とMountain Lion OS X 10.8.5 をインストールしてあります。
Lion OS 10.7とMavericks OS X 10.9.3、Yosemite 10.10.2 のインストーラーも入れております。
一応、SnowLeopardもR9 280Xと1333MHzメモリーにて使用できますが、SLはR9 280Xのメーカー正式対応外になっております。
もちろん使用できますが、4Kや4画面同時出力等のマルチディスプレイが非対応なぐらいだとは思います。
Rosettaもインストールしてありますので、PM時代の旧アプリ資産の利用が可能ですから重宝するのではないでしょうか?
マシン自体がパワフルですのでRosettaによる駆動も快適です。

メモリー
メモリーはSamsung製 製 M393B1K70CHO-YH9 DDR3 1333MHz ECC 8GBを2枚、合計16GB搭載しております。
なお、AEでの「複数のフレームを同時にレンダリング」にて24コア全てを使用するには24GB以上のメモリが必要になります。
ただ今回のマシンは280Xを搭載しているため、24コア使用より20コア前後の使用で十分以上のパフォーマンスが得られます。




09純正採用のCPU E5520とファーム4.1はDDR3-800MHz/1066MHzのメモリ速度までにしか対応しておりませんが、
本機はファームをMacPro5.1にUp後、CPUをXEON Westmereへ交換してありますから、
800/1066/1333MHzの各種メモリ速度と最大搭載量288GB(128GBまでは検証済み)に対応いたします。
メモリー交換の際にはなるべくPRAMクリアを3回以上実施してください。
交換は3チャンネルx2(合計6枚)が基本ですが、メモリ増設の際は一気にそろえず型番やメーカー違いのものは必ず検証してから行ってくださいませ。
またサーモグラフをご覧になればわかるように、CPU-A側のメモリーにはヒートシンクの装着をオススメいたします。

メモリーに限らず、他のデバイスを交換された場合でも、よりMacProを効率的にお使いいただけるよう、
「SMCリセット」と「PRAMクリア」(必ず3回以上ドラを鳴らしてください)での再起動をお願いいたします。
のちに大容量1333MHzメモリ、高速SSDやM.2 SSD、RAID等を増設いただければ、
新MacProより高速でコンパクトな現役モンスターマシンとして大活躍できると思います。
ムダな投資とムダな電力を抑えることができます。

旧いアプリケーションを大容量1333MHzメモリーと高速CPUの環境下で使えるということは、
高額なアプリやハードウエア資産、旧データを無駄にしないという意味において大きなアドバンテージがあるものと思います。
PremiereProなどの2パス 最高画質レンダリング等でもGPUの支援無しでもスイスイ進んでくれます。

グラフィックボード
現在PCIeレーンのSlot1へは、ほぼ新品のGIGABYTE製 AMD Radeon R9 280X 3GB Mac仕様がセットされております。
今年の2月にNYで新品購入し、カリフォルニアのATI専門チューニングショップにてMac仕様にしてもらったものです。
280XはHD7970の改良版にあたるボードで、Nvidia GTX 7xxシリーズへの対抗馬として開発されたようです。
ATI Radeonボードの中ではMac仕様にできる最高速ボードになります。

旧OSでも演算時間を半分から1/10程度に短縮できますので「時間単価」「納期」「やる気」に大きく関与いたします。
仕事での大きなアドバンテージになると思いますので、Macでお仕事をされる方は是非ご活用くださいませ。

これまでMacはGPUの性能をフルに引き出していないと言われてきました。
これには最新ボードに対しOSやアプリが上手く追従出来ていないというところが起因しているようです。
今秋リリース予定のMac OS X 10.11 El CapitanではGPUへのアクセスが大幅に高速になるとアナウンスされておりますので
このあたりはアップデートが重なるたび、いずれ最新ボードの能力が引き出されて行くと思われます。
新MacProはAMD標準搭載ということもあり、El Capitan正式リリースには期待したいところです。




280XはCUDAこそ使用出来ませんがOpenGL、OpenCLに特化しており、感覚的にはGTX770とQuadroK5000の中間という感じでしょうか。
以前、各ボードの演算速度を表にして添付しましたが、テストの元になるAEとPrを格納したSSD RAIDが飛んでしまい、 臨時に作り直したタイムラインでは以前のデータと大きく違ったため比較できませんでしたので、実機による計測データは今回は見送ります。
ちなみに臨時で作ったタイムラインの検証では、GTX680 SC Sig2 2GBと同等、GTX TITAN Blackより速いスコアを弾き出しました。
Slot2へは2009モデル標準装備のGT120がセットされておりますが、Macへ差しっぱなしですとあまり宜しくありませんので、
普段は取り外すことをオススメいたします。

仕様
モデル:MacPro Ealy2009 A1289 MB535J/A
ファームバージョン:MacPro 5.1
インストール済みOS:
OS X 10.6.8 Snow Leopard (Rosetta,iLife入り)
OS X 10.8.5 Mountain Lion(iLife入り)

CPU : Intel XEON Westmere 3.33GHz 6-Core x 2 / 12-Core Total(Hyper-Threading 仮想24コア、24スレッド)
Turbo Boost Max : 3.46GHz x 12-Core (CPU温度に余裕があるほどクロックが上がります)
Intel Demand Based Switching:サーバー向けに開発された、電圧と動作周波数を必要最小限のレベルに維持する電力管理テクノロジーです
Enhanced Intel SpeedStep Technology : SpeedStepの拡張版。省電力とパフォーマンスを両立させるテクノロジーです

メモリー:新品Samsung製 製 M393B1K70CHO-YH9 DDR3 1333MHz ECC 8GBx2枚、合計16GB
検証済み最大搭載可能メモリ128GB。800/1066/1333MHzの各種メモリ速度に対応

グラフィックカード:
SLOT 1:ほぼ新品GIGABYTE製 Radeon R9 280X 3GB(Mac仕様になっておりますので純正同様に使用できます)
本体のディップスイッチによりMacEFIとWinBIOSの切替が可能です。(1= Win BIOS、2= Mac EFI)
ただ、当方ではほとんど触っておらず全てを検証したわけではございませんのでオマケとお考え下さい。(買ったのを忘れていました)
以下が渡されたR9 280Xの仕様になります。

ベースクロック :
1000MHz(R9 280Xリファレンス版=850MHz)
ブーストクロック:
1100MHz(R9 280Xリファレンス版=1000MHz)
シェーダーコア数:
2048
出力ポート:
DVI-D x1、HDMI x1、miniDisplayPort x 2、 全ポートMac EFI boot画面(起動時のグレーリンゴ画面)出力可能
対応OS:Mac OS X 10.8.3 ~ Mac OS X 10.11、Windows XP、Vista、7、8
マルチディスプレイ:
DVI-D + miniDisplayPort x2(自宅にminiDisplayPort付きのモニターが無いため未検証です)
4K出力:
対応OS Mac OS X 10.9.2以降
miniDisplayPort(*4K@60Hz)
HDMI & miniDisplayPort(4K@30Hz)
*4K@60Hz表示にはSST対応モニターとYosemite以上が必要

詳しい280XのMac仕様については、機種が違いますので全く同じではないと思いますがコチラも参照してください。
MVC R9 280X 仕様

SLOT 3:純正 GT120(こちらもほぼ新品に近い状態ですが、ご使用にならない時には抜いてください)

HDD:
HDDスロット1:Apple純正 HITACHI SATA HDD 640GB 7200rpm 32MBキャッシュ HDE721064SLA330
HDDスロット2:ー
HDDスロット3:ー
HDDスロット4:ー

Bluetooth 2.1 + EDR


付属品:
新品未開封リテール版Snow Leopard OS 10.6.3 Install DVD(ファームとCPUの関係上、直接インストール出来ません。ご注意下さい)
*Snow Leopardが不要であれば落札価格より¥2,000お引きいたします。
純正Apple Keyboard
純正Apple Mouse
純正オリジナルCPU Intel Xeon E5520 2.26GHz(Nehalem 4-Core) x 2個
純正Apple AC電源コード
純正Apple PCIeスロット背面カバー x 2枚(R9 280X導入にて取り外されたもの)
(元箱、USB延長コード等はございません)


2009モデルの詳細については下記を参照くださいませ。
2009モデル仕様

状態について
このマシンも新品購入時から初期不良確認とテスト以外ほとんど起動されていないマシンです。

綺麗な筐体ですが、出品にあたり基盤内部のホコリや電源内部のホコリもブロワーや無水アルコールでクリーニングしてあります。
人の手があまり触れられておりませんから、油脂によるアルミの経年腐食等も少ない綺麗な筐体ですが、
動作には全く支障ありませんでしたが、今回アップル・ハードウェア・テストを実行した際にI/Oエラーを吐き出しました。
そのため新品の在庫パーツを使いCPUボード&アルミトレイを交換し、2ヶ月のエイジングとテストを実施しております。
全くの新品基盤ですから、経年による接点不良やシリコンオイル染み、プラスチック部品の劣化も皆無な良い状態です。(写真参照)
ショップにより追加された排熱システムもそっくり移植し、熱伝導素材は全て最新ハイスペックのものに交換しております。


筐体まわりには移動に伴う小傷などあるかとは思いますが、外観、内部ともにほぼ完璧な状態です。(足部に小さい傷があります=写真参照)

この機種には元々OS 10.5~10.6にRosettaとiLifeがバンドルされており、HDDの10.6.8に全てインストールしてありますので

OS 10.7 Lion以降ではご利用になれない旧Photoshopや旧Illustrator、MS Office 2008 for Macなどもご利用になれるかと思います。

お持ちのソフトウェアが対応なさっているか各々お調べくださいませ。

お仕事されている方の中には編集はMac、レンダリングやエンコはWin自作機と使い分けされている方も多いかと存じます。
ちなみに、当方がG5に組込んだIntel最新 X99ハイエンドマザー、Xeon E5-2667 3.2GHz V3 8コア16T Haswell-EP CPU、
DDR4 2400MHz 4ch 32GBメモリー、Ultra M.2 SSD(32Gb/s)、最新GTXによる2~4WaySLI等の仕様でも本機の半分程度の能力でした。
今なお改めてシルバーMacProの実力とコストパフォーマンスに驚嘆する日々でございます。


 新規事業計画時に大量納入されたMacの仕様を検討する際、プロトタイプとして製作された贅沢で希少な1台です。
6本のヒートパイプと銅板が追加され細かいチューンも施されたマシンですので、高負荷状態の連続でも安定運用できる素晴らしいマシンです。
これ以上のMacは世界中でも無いと思いますので、Macでお仕事されている方はとりあえず持っていた方が良いと強く思います。

内蔵電池はSONY製orPanasonic製の新品を入れてありますので、しばらくは交換の必要はございません。(交換日の日付を書いております)

本体への加工は一切行われていないため全て純正状態に戻す事も可能です。今となっては希少な状態のマシンかとは思います。

なお、外装は傷つきやすいボディですから、当方で見落とした移動による小傷やスレ等があるかもしれませんので、

あくまで中古であることをご理解のうえご入札くださいませ。




当方、PC専門業者でもなく、ほかに会社経営等もしておりますので非常に多忙ではございますが、
Macを愛しておりますので、落札後であってもご質問、ならびにご要望など時間の許す限り対応したいと考えております。
長文失礼いたしましたがどれも思い入れのあるマシンですので、どうか宜しくお願いいたします。

早くお使いいただけるよう、なるべく決済日当日には早くて安心なヤマト便(保険付き=当方負担)での発送を心がけております。
大型パソコンの保険付きとあって東京から青森~山口までは出荷日の翌々日でのお届けになりますが、
中部あたりまでは翌日のお受け取りが可能な場合があるそうです。(配送状況により翌日になる場合もございます)
なお、ご入金の確認時間帯や配達地域により翌日の取扱になってしまう場合もございますので、その場合はご了承願います。

「ヤフーかんたん決済」では着金が数日後になるなど大幅に遅れます。週末や祭日が絡みますと4日後とか信じられない遅さです。
早急にご必要な方は「ヤフーかんたん決済」以外でのお振込をおすすめいたします。
Macは静電気帯電防止エアキャップ(プチプチ)にくるみパソコン専用梱包にて落札金額分の保険付きで発送いたします。

大型高級Macですので、お受け取り日や決済に関してもご都合があるかと存じます。
そのあたりは極力ご都合に合わせたいと考えております。また領収証の発行も可能です。
送料は一部離島を除き全国一律¥2,000でお願いいたします。消費税は頂きません。

GIGABYTE製 Radeon R9 280X 3GBの仕様はこちらもご参照くださいませ。
TeckPowerup 仕様



(2015年 9月 4日 21時 57分 追加)
*訂正とお詫び*

本日、自然光で本体をマジマジ見たところ、光の加減で見えたり見えなかったりする薄いキズがちょこちょこ見つかりました。
撮影時には全く気がつきませんでした。
特に後ろ側の取手部分トップに150mmほどの長さの極薄い傷がありました。
また後ろ下側のエッジ(角部分)付近にもスレ痕がありました。
MacProは光の角度によって見えたり全く見えなかったりいたしますので、
無傷な状態の筐体をお探しの方は入札をお控え下さればと思います。

傷つきやすいシルバーMacProの特性??ゆえ、どうかご了承くださいませ。

(2015年 9月 7日 14時 54分 追加)
CPU温度に付いてご質問がありましたので追加説明させていただきます。

本文にあります写真1~3のファンコン写真をご覧下さい。

写真1:
純正2.26GHz 8コアマシンを20分間のストレステストにかけた状態の自動ファンコントロールになります。
純正低クロックCPUでも高負荷状態が続くと、CPU Aが85度~95度という危険な温度を行ったり来たりの状況に落ち入ります。
またCPU AとCPU Bの温度差にご着目ください。
これが130wCPUになりますと相互CPU間の温度差は20度にも達してしまいます。

写真2:
同様に本機を自動ファンコントロール状態で倍の44分間のストレステストをかけた温度になります。
本機の冷却性能を持ってしてもCPU Aは85度~95度に達します。
自動ファンコントロールでは排熱が追いつかないことを意味します。

写真3:
ファンコンをCustom設定した時の33分間のストレステスト状態です。
本機は熱移動の能力が素晴らしいですから、少し風を与えるだけで温度を素早くグンと下げる事が出来ます。
冷やす優先順位はbooster A、booster B、INTAKE、EXHAUSTになります。
booster A、booster Bは直接CPU AとNorthBrigeChipの温度に影響します。
Macの構造上CPU AとNorthBrigeChipは一心同体と言えますので、この二つを抑えることがポイントです。
INTAKE、EXHAUSTは移動された熱を機外へ排出する役目を果たします。

上手くコントロールすることにより高負荷状態の連続でも60度台に押さえ込む事が可能です。
実務でのレンダリングでは、CPUを一時も休ませないストレステストのような動きはしませんので、更に温度は下がります。
ファンの効き始めを50度、ピーク温度を75度付近を目安に設定していただければCPUに損傷を与えない運用が可能です。
ヒートスポットも取除かれておりますので、熱膨張ムラによる基盤損傷を防ぎ、
ファンの回転数も純正より遥かに低い回転数で温度を押さえ込む事ができます。

仕事のご使用状況にあった設定を見つけ出し、末永くお使いいただければと思います。

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