新井白石・自筆「折たく柴の記」大坂町奉行の所管する問題について、新井白石が間部詮房(あきふさ)を通し、解決案を老中に具申する個所の商品情報

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新井白石・自筆「折たく柴の記」大坂町奉行の所管する問題について、新井白石が間部詮房(あきふさ)を通し、解決案を老中に具申する個所の1番目の画像
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  • 開始価格
    27,000円
    入札単位
    500円
  • 数量
    1個
    商品状態
    古美術品(額縁は新品)
  • 開始日時
    2017年5月24日 21時49分
    終了日時
    2017年5月27日 21時49分
  • オークションID
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商品説明

新井白石・自筆「折たく柴の記」
(「折りたく柴の記」と記す場合もある)

享保元年(1716)古切・新井白石・自筆(直筆)

《新井白石が、間部詮房(まなべあきふさ)に意見を具申》

上部に旧・所蔵者・仙台藩医「大槻玄沢」の落款(印譜)がある。

自筆の凹凸はストロボの影響によるものです。

出品した商品は、「新井白石」自筆「折たく柴の記」享保元年(1716)古切(直筆)です。

「自筆原本」



「おりたく柴の記」の海外展示の際の英文は次の通りです。

Told Round a Brushwood Fire Autobiography
of Arai Hakuseki・1716

享保元年・新井白石「折たく柴の記」・自筆(断簡)は、海外において高く評価されております。その内容を解析・分析するために海外の研究機関において「断層(MRI)写真」撮影等による新技術による分析・検査・証明が行われた後、一般の展示に付されたものです。

出品した自筆は、その書体・書風から「折たく柴の記」の校正文と推定されております。ただし、清書前の第何稿の校正文にあたるかまではわかっておりません。


(Ⅰ)・出品した自筆原本の「原文の読み下し文」は次の通りです。

詮房(あきふさ)朝臣ひそかに此事をもて我が思ふ所を問はれたりけり。「しるせしところ事實ならむには、申状をさゝげて訴ふべし。其名を匿す迄もあるべからず。必ずこれ姦邪の小人私の怨を報ひむための事也。此落書をもて安房守に下されなば、其人をば得べきか(歟)。
すべてこれらの事をもて、奉行人等の事御沙汰あらむ事、しかるべからざる事の最也。
たとひ奉行人等、事をあやまつ事ならむにも、たゞいかにも至誠の道をもて、其心を感ぜられんこそ向後のためもしかるべけれ」と申ければ、老中と議せられ、松前伊豆守して、彼落書を安房守が許に贈られしに、松前は北條が親戚たれば也。果してあとかたもなき事共をしるせしにぞありける。
いくほどなくて、又佐渡の國人の申状の由にて、奉行の事を訴申せし書あり。これも前のごとくにその奉行にぞ下されたりける。河野勘右衞門に下されし也。此ほとの事・・・《也けり。》

(訳・文責:出品者・「読み下し」は平易にするために「通行訳」としている。)


(Ⅱ)・出品した自筆原本の「原文の現代語訳文」は次の通りです。

《大坂町奉行の所管する問題について、新井白石が間部詮房(あきふさ)を通し、解決案を老中に具申する個所の原文》
《町人が老中の門前に落書によって大阪町奉行の北条安房守氏英(うじひで・大阪町奉行)を訴えた。》・・・・・間部詮房(まなべあきふさ)殿が秘密にこのことについて私の考えを聞かれた。
(新井白石)「書いてあることがほんとうならば、訴状を差し出すべきである。名前を隠すまでもない。きっとこれはよこしまな小人物がなしたことであろう。
この書を安房守に下げ渡されたならば、書いた者がわかるかもしれない。すべてこうしたことによって奉行を処置されることは、もっとも不適切である。たとえ奉行が事を誤っているようなことがあろうともただ至誠の道によってその心を感じとってやることが、今後のために望ましいことと存じます」
間部詮房(まなべあきふさ)殿は老中と相談され、松前伊豆守を通してその落書を安房守に送られたが〔松前は北条の親戚だからである〕、はたして根も葉もないことを書いたものであった。まもなく、また佐渡の国の民により、佐渡奉行を訴えるという出来事があった。これもまた前のように奉行に下げ渡された〔河野勘右衛門に下付された〕。
同じく、このころの事・・・・・《であった。老中たちが相談して、奉行職の人びとをはじめとして重職の人びとの任を解くという出来事があった。》

現代語訳の出典・「桑原武夫全集」岩波書店・刊
桑原武夫・京都大学名誉教授(1904-1988)

「断層画像の写真」


(MRI-07173101-10571-6-G-63-A)


「断層画像写真」は、科学的で客観的な分析データを重視するアメリカの航空宇宙局(NASA)の技術による「断層画像写真」です。「断層画像写真」によって、自筆切の詳細を知ることができます。
NASA(アメリカ航空宇宙局)の優れた技術である「断層画像写真」撮影を通して、日本の優れた伝統技術をアメリカ国内において広く知らせているものです。

「額縁裏面のラベルの表示」

海外展示の際、額縁の隣り、または下部に断層写真が掲示されます。
日本では断層写真による掲示の事例がないため、国内
展示用に準拠し、額縁の裏面に下記ラベルを貼付します。





「新井白石と大槻玄沢(仙台藩医)に関する資料」




1・上段の図は新井白石の評価額(美術年鑑)/中段の年表は「折たく柴の記」成立年の資料
下段の図はNHKラジオで放送された「折たく柴の記」のテキストの表紙(海外展示資料)
2・出品している自筆の上部の「玄澤」の印は、大槻玄沢の落款です。「玄」は、杉田玄白の「玄」、前野良沢の「沢」からとったものです。大槻玄澤は、杉田玄白の筆頭弟子として「解体新書」の翻訳を完成させたことで知られております。自筆の奥付には、新井白石の印である「天爵堂図書記(てんしゃくどうとしょき)」の捺印があります。「天爵(てんしゃく)」は、新井白石の号で、「天から与えられた爵位」という意味です。「折たく柴の記」の断簡を屏風に貼り、その一隅に落款(印譜)が押捺してあったものです。断簡の年代の相違する糊の「剥離痕跡」から、茶会用の「掛軸」として用いられていたことがわかっております。



湯川秀樹博士と「折たく柴の記」

湯川秀樹博士が若いころ「折たく柴の記」を読み、「これがいちばん印象がいい」とその感想を述べている。昭和44年に湯川秀樹博士と桑原武夫(京都大学名誉教授)と「新井白石」についての対談が昭和44年6月に「中央公論社」の月報に掲載され、アメリカ・ハーバード大学ケネディーライブラリーに保存されております。湯川秀樹博士の「折たく柴の記」の印象を読むことができます。 「こちらをクリック」してその内容の一部をご覧ください。右下の拡大ボタンをクリックすると拡大した文字で読むことができます。

出品者の家で代々所蔵している享保元年(1716)「折たく柴の記」自筆切を出品
商品説明 享保元年(1716)「折たく柴の記」の自筆〔古切〕です。(「折りたく柴の記」と記す場合もある.)「古切」は、「断簡」とも言います。貴重な「折たく柴の記」自筆切を身近なものとして鑑賞することができます。
出品に際し、読みやすいように「通行訳」としております。落札の際、1文字ごとの正確な「精訳文」を交付いたします。
自筆 自筆切の稀少価値は、和紙の生成技法の緻密さにあります。上の「拡大断層(MRI)写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「折たく柴の記」が記されております。
出品している自筆の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。落札後には、見やすいようにA4サイズの「光沢紙」に転写し交付いたします。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。日本国内では医療用以外には見ることのできない自筆の「断層(MRI)写真」です。
自筆切は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。撮影後、展示のために再表装をしております。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。
断層(MRI)写真 従来、日本の古美術の鑑定の際の分析・解析は、エックス線写真、赤外写真、顕微鏡が中心です。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。本物を見分けるための欧米の進んだ分析・解析技術を見ることができます。
寸法 自筆の大きさ タテ24.0センチ ヨコ15.0センチ。額縁の大きさは、タテ40.2センチ0 ヨコ31.1センチ。額縁周辺の光の濃淡はストロボ撮影による光の反射光の影響によるものです。
極札 「極札(きわめてふだ)」あるいは、「(極め札)」は、「極付(きわめつけ)」と同じ意味です。古来、鑑定の目的で添付される「極め札(極付)」は、「折り紙」でありましたため、「折り紙付」とも称されました。「極め札」を「極付(きわけつけ)」とも称するのはこうした理由によるものです。本来は、「絶対的に正しい本物」という意味でしたが、時代が下るに従い、偽物が多く出回ったため、逆に「信頼性がない」という意味で「札付き」の言葉が生まれました。アメリカでは、電子顕微鏡や断層写真などの高度な先端科学技術を用いて判断をしているため「断層写真」が現代の「極め札(極付)」となっております。海外展示写真の脇に「断層写真」や「電子顕微鏡の写真」を掲示するのはこうした理由によるものです。落札の際、海外展示に準拠し上記「断層写真」を添付いたします。
稀少価値  本原本は、新井白石の「折たく柴の記」の自筆原本です。 出品した「折たく柴の記」自筆は、1葉の断片です。このような断片を「断簡」といいます。貴重な和歌を断片化し、掛軸などに表装し鑑賞していたものです。 「折たく柴の記」は、元来一冊であり、後の時代に巻物となり、さらに時代が下り、屏風立てになり掛軸となります。古切となったのは江戸時代後期であり、最終所有者は仙台藩医・大槻玄沢です。玄沢の名前は杉田玄白の筆頭弟子であり、杉田玄白の「玄」、前野良沢の「沢」の字をあてました。原本は、元々仙台藩医・佐久間洞巌の所蔵です。 佐久間洞巌は、新井白石の晩年に親しく交流したことが広く知られております。 原本は、元々仙台藩医・佐久間洞巌の所蔵です。佐久間洞巌は、新井白石の晩年に親しく交流したことが広く知られております。原本は、新井白石と親しい友人であった仙台藩医である佐久間洞巌の佐久間家から、後年、同じ仙台藩医の大槻玄沢の所蔵となったものです。 「折たく柴の記」の中に新井白石と大槻玄沢の「落款」があります。(出品中の自筆は、大槻玄沢の落款のみ)これにより、大槻玄沢の旧所蔵であることがはっきりとわかります。
HP・その他 出品者の家で所蔵している新井白石・自筆「おりたく柴の記」の断簡(断片)のうち、海外展示の終了した自筆を「海外展示状態」の「額縁付」で出品をいたしました。出品作品以外の所蔵品を紹介した 「源氏物語の世界」をご覧ください。ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。

オークションの収益は、所蔵品の「掛軸」等の補修費に充当されます。

参考までにアメリカでのる新井白石・自筆「おりたく柴の記」1点の実勢価格は、15,000ドル(1,850,000円)でした。


「海外展示画像(参考資料)」

海外展示の際、「掛軸」に入れて展示される場合があります。
下記「掛軸」は、「折たく柴の記」断簡の海外展示写真です。


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