★ジャスティン・ヒースクリフ★ 細野晴臣が絶賛! 和モノ ニューロック★ たぶんヤフオク登場が14年ぶりのレア盤の商品情報
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過去3ヶ月の「 ニューロック ジャスティン・ヒースクリフ 」の統計データ情報
「ニューロック ジャスティン・ヒースクリフ」 に関する落札商品は全部で 0 件あります。
過去3ヶ月の「 ジャスティン・ヒースクリフ 」の統計データ情報
「ジャスティン・ヒースクリフ」 に関する落札商品は全部で 3 件あります。
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平均落札価格
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3,650 円
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最高落札価格
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8,000 円
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最低落札価格
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1,377 円
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対象オークション 「★ジャスティン・ヒースクリフ★ 細野晴臣が絶賛! 和モノ ニューロック★ たぶんヤフオク登場が14年ぶりのレア盤」 は 「ジャスティン・ヒースクリフ」 を含む落札商品の中で、全3件中およそ 1 番目に高額です。
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★ジャスティン・ヒースクリフ★ 細野晴臣が絶賛! 和モノ ニューロック★ たぶんヤフオク登場が14年ぶりのレア盤 の落札情報
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- 落札価格:
- 216,000円
- 入札件数:
- 1(入札履歴)
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- サイト
- ヤフオク!
- 残り時間
- 終了
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- 開始価格
- 216,000円
- 入札単位
- 1,000円
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- 数量
- 1個
- 商品状態
- 中古
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- 開始日時
- 2017年9月5日 6時35分
- 終了日時
- 2017年9月11日 23時13分
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- オークションID
- c615951004 (この商品をヤフオク!で見る)
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ジャスティン・ヒースクリフ
なんだこの高いレコードは?と思われた方も、どうぞこの商品説明を一読いただき、気になった方はどこかで再発盤CDでもお買い上げいただければ、それで出品者は満足です。この名作の素晴らしさが広まることを願ってやみません。
60年代後半~70年代の英語詞による和製ニューロックのレコードは、自主盤の世界ではかなりの種類が存在しますが、メジャーレコード会社からのリリースの作品は数えられる程度しか存在していなかったものの、そのいずれもが名盤として語り継がれています。
そんな中、そのあたりのオリジナル盤を集めだした人ならすぐに気づくであろう事実の一つとして、
「そういえば、ジャスティンヒースクリフのオリジナルって見ないな…」
ということがあるのではないでしょうか。
ファーラウトやフードブレインあたりを掲載しているガイド本なら、だいたい一緒に掲載されているものの現物は見かけない…決して未知なるレア盤などではないのに。
たとえば。この10年間でファーラウト「日本人」のオリジナル盤は14回ヤフオクに出品されています。徐々に価格は高騰しているものの、帯無しなら大体10万円前後で取引されています。
では、このジャスティンヒースクリフは?といえば、なんとこの10年間で一回もヤフオクに出品されていません…。
この10年間で、ヤフオクには色々とありえないほどのレア盤が出品されました。原子共同体の帯付、国境巡礼歌の帯付、10枚しかプレスされていないという「3ぶんの3」が2回、山下達郎の自主盤も2回、そしてアノ自主盤やアノ自主盤も… しかしこのジャスティンヒースクリフは一回も出品されていないのです!
最後に出品されたのがいつ頃かと思い出してみれば、出品者の記憶では2003年か2002年ころだったと記憶しております…(これはあくまでうろ覚えですので、2003~2007年頃に出品があった場合は訂正しますのでご指摘ください)
14~5年前といえば、ブルクリの1stなんかでも帯無なら5万円くらいで買えた時代。それでも、その頃に出品された時は、これまたうろ覚えですが7~8万くらいだった気がします…(大きく違ったらスイマセン) しかし、それ以後出品されていないわけですから、いわゆる「相場」なんてものは皆無。この出品価格ももちろん高いと言えば高いですが、安いともいえます。誇張ではなくファーラウトの10倍以上レアなのですから。
なぜこれほどまでにレアなのか…理由は断定できませんが、その憶測は後述するとしまして、この作品がレア度に比例してどれだけ重要な作品であるかを書いていきます。
まず、この作品が語られるときによくある誤解を正していきます。ジャスティンヒースクリフとはあくまで喜多嶋修さんの匿名的アーティストネームであって、吉野金次さんとのデュオユニット名義ではない、という点。インサートのクレジットでは、作曲、編曲、演奏、などがジャスティンヒースクリフ、録音エンジニアはJackという人物がそれぞれクレジットされており、もちろんこのJackという人物こそが吉野金次さんということになります。喜多嶋修さんのHPを読んでみてもこの認識で合っているようです。
また、この作品を録音する前に、「吉野さんが渡英してアビーロードスタジオへもぐりこんで技術を盗んできた」といったことが書かれることもありますが、これは完全な誤解で、渡英をしたのは喜多嶋修さんの方で、アビーロードスタジオをアポなし訪問するも当然門前払い、しかしその後に行ったモーガンスタジオでは快く通され、入ったスタジオではちょうどキングクリムゾンが録音していた!という噂話なんかより遥か斜めを上をいく逸話が残されております。おおらかな時代だからこそ、とはいえすごいですね。
喜多嶋修さんのHPにはその時の逸話が載っているので、是非チェックしてみてください。
バッドフィンガーのメンバーや、ポールロジャース、アルクーパー、それぞれとのツーショット写真…!クラクラしますね。とにかく本当に18歳のころに単身渡英してスタジオなどに訪問していたという証拠といえるでしょう。なんという行動力!
そしてモーガンスタジオのエンジニアから丁寧に教えてもらった録音に関するアレコレを記したノートを持って帰国。
このノートが後の日本の音楽史を変えたといっても過言ではないのです。
そのノートに記した技術を実験するために喜多嶋さんと吉野さんで東芝のスタジオに深夜もぐりこみ、連日実験と録音の繰り返し。
その中で生まれたのが本作ジャスティンヒースクリフなのです。
音楽の内容は、ビートルズの模倣的実験から生まれたミュータント的大名作!
どうやったらあの音に近づけるか、という実験を繰り返した中で、喜多嶋さんのパーソナルなアーティスト性がにじみ出た唯一無二のポップサイケ名盤です。
そして東芝のスタジオで録音していたにもかかわらず、Atlanticからのリリース。この作品が匿名的な名義でリリースされた経緯はこの点にもあるのでしょう。とはいえ、やはりおおらかな時代だなぁ、と思いきやこればっかりは当時やはり問題になったそうで、東芝に勤めていた吉野さんは部署移動、そして自主退職という、実質的なクビ…。しかしこの出来事こそが日本の音楽を動かす運命だったのでしょう。
こうして吉野さんが日本初のフリーの録音エンジニアとなったところに声をかけたのは細野晴臣さん。
2006年8月29日の細野さんのブログに、
ジャスティンヒースクリフの音源(ブログ内では「プライベートで実験的な録音」と表記)を聴いて衝撃を受け、風街ろまんの録音を吉野さんに依頼した経緯が書かれています。
風街ろまんは、近年出版された日本の70年代のフォーク&ロックのベスト100みたいな本でもジャックスを抜いて1位、最重要作とされているようで、またその後には吉野さんはロックだけではなく多くのヒット曲を含む歌謡曲も手掛け、さらには吉野さんからの誘いもあってはっぴいえんどのメンバーたちも歌謡曲などの仕事も受け持つようになったそうで、この風街ろまんでの出会いが、後の日本のポップスの歴史を変えたと言えるのではないでしょうか。
そして、風街ろまんを評価するなら、ジャスティンヒースクリフももうちょっと脚光を浴びてもいいのではないか、と思うのですが…
一方の喜多嶋さんも72年にはファーラウトの宮下フミオさんと超名盤「新中国」をリリース。こちらもシャスティンヒースクリフで培った録音技術が生かされ、冒頭一曲目のアコギのカッティングなんかはスピーカーの一歩手前で鳴っているような迫力サウンド、未だに再発されていないのが不当な埋もれた名盤となっております。
71年に2回目の渡英をしたあとに日本人としてのアイデンティティに目覚めたのか、新中国制作の頃には和楽器を勉強し始めたそうで、74年の渡米後は和楽器を取り入れたフュージョン作、ニューエイジ的作品などをリリース。このあたりは近年再評価されているのかDJなどを含むリスナーたちに人気です。
色々と長くこの作品についてバックグラウンドなどを書いてきましたが、何と言っても、この作品はそういった予備情報などを知らなくても、繰り返し聴けばわかる本質的な素晴らしさが詰まっていることこそが、その価値を高めているといえます。
出品者としても、手にしてから数年たっても繰り返し聴いている数少ない愛聴盤の一つです。
当時、世界各国にビートルズを模倣したバンドはそれぞれ存在しますが、ここまで音質面に肉薄した作品はないでしょうし、かといって歌声は決してジョンやポールをまねることもなくご自身の魅力ある低い声質を生かした歌い方だったり、日本人らしいいなたいメロディーが飛び出したり、模倣の先を行っています。
レアすぎてオリジナル盤が出現せず話題にのぼらないあまり、再発盤にも注目が集まらないというパターンなのでしょう。実は今年の3月にもCDで再再発されているんですよね…
しかし、ここまで音質にこだわって作られた作品だけあって、オリジナル盤の音質は本当にすごいです!再発盤CDや、海外のブートレコードでは出ない音が確実に鳴ります!多くの人がこの音を体験すれば、評価ももっと上がるだろうに、と思います。
それにしてもなぜここまでレアなのか… ここからは出品者の憶測ですが、前述のとおり、当時東芝で問題になったほどなので、Atlanticの方でも何らかの対応を取ったのではないでしょうか。発売数か月後に回収、なんてこともあったのかもしれません。でないとここまで見本盤すら中古市場に出てこないのは異常です…
そんなわけで、このジャスティンヒースクリフ、今回手にしなければ次のチャンスはまた15年後?ご興味がある方は是非ご入札ください。
コンディション。
ジャケは表に直線状の薄い傷が数本あります。トップと背にはスレがやや目立ちます。背文字は少し消えてます。大きなダメージはなく、Exくらいでしょうか。
盤、ほぼきれいで、光にかざすとわかるペーパーマークがある程度。溝にはほこりが詰まっているのか、全編再生したところ数か所で小さいプツ音は鳴ります。クリーニングでなくせるかもしれませんし、その数か所以外は再生ミントです。現状で、Ex(+)くらい。
レーベルはサンプル青ラベルで、国内盤にありがちな小さい茶色のシミは数か所あります。
インサートは、多少の経年劣化でやや茶色く変色、極小のシミ。Ex。
帯無し。
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