【和遊館】EHB1145　仕立付！作家「吉乃一廉」辻が花絞り訪問着

新品　未仕立　正絹　八掛け付き

絞り・紋意匠作家「吉乃一廉」氏作、辻が花絞り高級訪問着をご紹介致します。
こちらのお品には、薄い蜂蜜色の八掛けがついております。

作家の落款が入っております。

■「吉乃一廉」氏　略歴■
1948年　京都に生まれる
1967年　日吉が丘美術工芸高等学校を卒業
その学びを着物の染めに見出し染色の道に入る
1977年　独立し、フォウトグラーフ染を苦心の末に完成させる
この頃より生涯のモチーフとなる＜幻の染辻が花＞に魅せられ、吉乃氏独自「一廉辻が花」の世界を探求
1985年　絞りの持つ風合いに興味を持ち、素材を含めた染色方法を研究
あくまでも辻が花をベースとした、絞り全般で様々な意匠を開発
次々と意欲的に新作を発表していく
1999年　吉乃一廉の世界を確立
意匠・色彩にも現代感覚をマッチさせた新作品をと発表
現在　後進の指導に努める傍ら、さらなる独自の染色の世界の確立を目指し、創作活動に専心

絞りのお着物はいつの時代も女性の憧れでございます。
贅沢な高級品をお値打ちにお届け致します。
「絞り」は日本で一番古い染色の技法で、七世紀頃にはすでに利用されていたと言われております。

しっとりとした上質な生地は、シックな黒鳶色（やや黒みの赤褐色）や白梅鼠色のお色目でございます。
生地には、斑模様の地紋が織り込まれており、銀通しが施されており、キラキラとしております。
袖や肩から裾にかけて、やや赤みがかったグレーでぼかし染めされており、裾には、牡丹鼠色や似せ紫色などのお色目で、ぼかし染めされております。
そこには、オフホワイトや水色、薄い青紫色、薄い鴇色、淡黄色などのお色目で、桜文、梅文、菊文などをあしらった辻ヶ花模様が表現されております。ところどころ絞りも施されており、優雅な印象でございます。
模様には、金彩もあしらわれており、高級感が漂います。
落ち着いた地色に浮かび上がる優美な柄行が素敵なお着物でございます。
上品な着こなしをお楽しみくださいませ。

縫い締め絞りが特徴の辻が花には、菊や藤・牡丹などを大らかに表した四季の草花が良く見られます。
四季の花は、季節を問わずお召し頂けますので、大変重宝致します。

訪問着は色留袖の次に格式高い着物でございます。
様々な模様があり、未婚・既婚を問わず冠婚祭や社交着としてお楽しみいただけます。

上品な華やぎを求められるパーティーなどに、品格漂う華麗な存在感を身に付けていただける作品です。
様々な行事やお式の付き添いとしても・・・お召しになるシーンの幅広いお品となっております。
華やぎのお席で、ひときわ印象に残る素敵なお着物姿をお楽しみ下さいませ。

身長は１６６cm位までの方はお仕立てが可能でございます。
裄は最大で７１cm位までの方はお仕立て可能でございます。
当店では、裄寸法は寸法重視でお仕立てをしておりますので、
袖付けに柄のあるお着物の場合、柄が多少合わない場合もございます。
ご承知いただきました上で、ご入札をお願い申し上げます。

※裄は上記の通りですが、生地幅の関係上、肩幅と袖幅の割振りはご希望にそえない場合もございます。
ご質問のある方は、質問欄よりお問い合わせください。