棟方志功の版画「祭巴」昭和22年製作、真作保証、返品可の商品情報

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「棟方志功 昭和22年」 に関する落札商品は全部で 13 件あります。

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棟方志功の版画「祭巴」昭和22年製作、真作保証、返品可 の落札情報

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  • 落札価格:
    40,500
    入札件数:
    9入札履歴
  • サイト
    ヤフオク!
    残り時間
    終了
  • 開始価格
    10,000円
    入札単位
    500円
  • 数量
    1個
    商品状態
    中古
  • 開始日時
    2018年3月14日 8時42分
    終了日時
    2018年3月20日 22時39分
  • オークションID
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商品説明

棟方志功、昭和22年の初の版画集よりの一柵「祭巴:津輕頌・擧身微笑板畫鏡の内: 縦・二尺三寸、横・一尺七寸」

 本作は、柳 宗悦先生のお導きにより、棟方志功が初めて作成した版画集「棟方志功版画集」の第25柵です。作られたのは昭和22年、第二次世界大戦の最中、棟方志功が富山県に疎開していた時に作成されました。工芸印刷ではなく手摺りの版画を一冊に集めた作品群です。版画を縮小印刷したものではなく「原盤を半作に合わせて、再度手彫で刻られた版木」を使って「生漉紙に、木版用の墨、ばれんの手摺りで摺られた」本物の版画でございます。注)瓢箪=ひょうたん

【手刷り版画との判断につきまして】
 原作と本作を照らし合わせれば、彫りが微妙に違っている場所もございます。これは原作を縮小印刷したのではなく、原作を縮小して、実際に手彫りした版木を使っている証でございます。また、私は、この版画集を(永久保存用に)もう一冊保有しておりますが、二冊を比べれば、同じ作品でも摺り上がりが微妙に違っております。これも手摺りした証でございます。この意味からも貴重な作品でございます。

【棟方志功の後書】
 この版画集には梅原龍三郎や柳 宗悦も寄稿している棟方志功の傑作集です。以下に本作品集を製作した棟方志功の後書を記します。

 『畏く敬いせる柳・梅原兩先生の縷縷の御序を忝(カタジ)けなく致しましたこと、至高の挿頭(カザシ)、深無盡(ムジン)であります。この本は純粹な板畫(版画)集として初めて成ったわたしの本でムキな意義で貴いのです。恐こくも國は災い遇して、その飛炎を浴びて、淸まり、汚れた一切身上を殘さなかった事を退儀としてゐません。炎に成った板木の翳 (カザ)りが更に板畫になり、この本に成った無上は板木自體(自身) への美しき大菩提華とも存じます。東京に出るまでの假寓(カグウ=仮住い)を、この富山縣福光町愛染苑なる雜華堂に身をあげて心を立て歡喜なす湧沒、天大地大の韻(ヒビキ)を板畫して行くのです。板畫こそイノチと念願して此岸(シガン=煩悩にまみれた現世)より彼岸(煩悩から解放された世界)を望んで巾って行くばかりです。』昭和二十二年二月二十二日 眞畫間 棟方志功


【民藝運動の創始者 柳 宗悦によって見出された天才棟方志功】
 1936(昭和11)年、棟方志功は国画会展で『大和し美し』が民芸運動の創始者、柳宗悦と浜田庄司の目にとまったことがきっかけで、世に出ることとなります。ふたりの出会いのきっかけとなった棟方の傑作≪大和し美し≫は、その年開館した日本民藝館によって買い上げられ、柳をはじめ、河井寛次郎、浜田庄司ら民藝の人々と交流を深めた棟方は、その後多くの傑作を創作し、それらは現在日本民藝館に収蔵されています。
 それから11年の時を経て、昭和22年に柳 宗悦の導きにより、初めての版画集が世にでることとなったのであります。それが「棟方志功版画集」でございます。

【 棟方志功とは】
(むなかた しこう、1903年(明治36年)9月5日 - 1975年(昭和50年)9月13日)は日本人の板画家。青森県出身。20世紀の美術を代表する世界的巨匠の一人。

1903年(明治36年)、刀鍛冶職人である棟方幸吉とさだの三男として生まれる。豪雪地帯出身のため、囲炉裏の煤で眼を病み、以来極度の近視となる。
少年時代にゴッホの絵画に出会い感動し、「ゴッホになる」と芸術家を目指した(友人たちとの会話の中で「大きくなったらお前は何になりたいか」の問いに「私だったら絵描きになりたい」という趣旨であった、ゴッホとは個人ではなく絵描きという職業のことだと思っていた、という説がある)。青森市内の善知鳥神社でのスケッチを好んだ。
1924年(大正13年)、東京へ上京する。帝展や白日会展などに油絵を出品するが、落選が続いた。
1928年(昭和3年)第9回帝展に「雑園」(油絵)を出品し、入選する。
1930年(昭和5年)から文化学院で美術教師を務める。
1932年(昭和7年)日本版画協会会員となる。
1934年(昭和9年)佐藤一英の詩「大和し美し」を読んで感動、制作のきっかけとなる
1936年(昭和11年)国画展に出品の「大和し美し」が出世作となり、これを機に柳宗悦、河井寛次郎ら民芸運動の人々と交流する様になり、以降の棟方芸術に多大な影響を及ぼすことになる。
1945年(昭和20年)戦時疎開のため富山県西礪波郡福光町(現南砺市)に移住。
この境先で浄土真宗にふれ、「阿弥陀如来像」「蓮如上人の柵」「御二河白道之柵」「我建超世願」「必至無上道」など仏を題材にした作品が特に有名である。
1947年(昭和22年)河井寛次郎の詞による「火の願ひ板画柵」を制作する。
福光の光徳寺の依頼により拓摺板画「越中国躅飛山光徳寺梵鐘銘」を開板し、翌年の22回国画会展に出品する。このころ、前田普羅、暁烏敏らと交わる。
同年『棟方志功板画集』、『火の願ひ』、『善知鳥板画巻』英訳本を刊行。
1954年(昭和29年)まで在住した。志功はこの地の自然をこよなく愛した。
1946年(昭和21年)富山県福光町栄町に住居を建て、自宅の8畳間のアトリエを「鯉雨画斎(りうがさい)」と名付けた。また住居は谷崎潤一郎の命名にて「愛染苑(あいぜんえん)」と呼んだ。現在栄町の住居は移築保存され、鯉雨画斎として一般公開されている。
1956年(昭和31年)ヴェネツィア・ビエンナーレに「湧然する女者達々」などを出品し、日本人として版画部門で初の国際版画大賞を受賞。
1969年(昭和44年)2月17日、青森市から初代名誉市民賞を授与され、翌年には文化勲章を受章する。
1975年(昭和50年)9月13日、東京にて肝臓癌のため永眠。同日付で贈従三位。青森市の三内霊園にゴッホの墓を模して作られた「静眠碑」と名付けられた墓がある

【柳 宗悦とは】
 日本を代表する思想家・柳宗悦(やなぎ むねよし)は、1889年に現在の東京都港区で生まれる。1910年、学習院高等科卒業の頃に文芸雑誌『白樺』の創刊に参加。宗教哲学や西洋近代美術などに深い関心を持っていた柳は、1913年に東京帝国大学哲学科を卒業する。その後、朝鮮陶磁器の美しさに魅了された柳は、朝鮮の人々に敬愛の心を寄せる一方、無名の職人が作る民衆の日常品の美に眼を開かれた。そして、日本各地の手仕事を調査・蒐集する中で、1925年に民衆的工芸品の美を称揚するために「民藝」の新語を作り、民藝運動を本格的に始動させていく。1936年、日本民藝館が開設されると初代館長に就任。以後1961年に72年の生涯を閉じるまで、ここを拠点に、数々の展覧会や各地への工芸調査や蒐集の旅、旺盛な執筆活動などを展開していった。晩年には、仏教の他力本願の思想に基づく独創的な仏教美学を提唱し、1957年には文化功労者に選ばれた。

※本作品は私がコレクションとして購入したものです。日々好きなものを購入しており、すぐ保管倉庫も一杯になりますので、新しい作品を購入する度に、コレクションを入替えし、出品しております。出来るだけクリアな拡大写真でお伝えしておりますが、商品見識に相違がある場合が御座います。画像にて御判断の上ご参加下さいます様お願いします。
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 ※まれに、あまりにも低調だったことがありました場合、終了直前で出品キャンセルさせて頂く事があるやもしれません。この場合、御入札された方のお手間を取らせて申し訳なく存じますが何卒ご了承頂けますようお願い申し上げます。
※本物保証・真筆保証品が、万一、(美術商や私的鑑定人ではない)公定鑑定人、あるいは公定鑑定機関で本物・真筆でないという判断がなされた場合は、「送料は私が負担しますので着払い返品」して頂き、お品を確認後に、落札者様がご負担された「落札代金及び送料並びに振込手数料」を返金させて頂きます。但し、商品落札日翌日から原則一週間の間に鑑定する旨をご連絡ください。 一週間の間にご連絡の無い場合は、保証対象外となります。 なお鑑定料、交通費、諸経費等はご自身にてご負担頂いております。
 ※添付写真の画像は撮影の光度により現物と色合いの相違が生じる場合が有ります。 
※御入札される方は及び上記の取引条件をご了承頂き、御入札頂ければと存じます。
※評価がマイナスの方は入札を制限させていただいております。また新規の方は質問欄よりご連絡いただけますようお願い申し上げます。


【作者】棟方志功
【作品名】祭巴:津輕頌・擧身微笑板畫鏡の内
【種別】「棟方志功版画集」昭和22年限定製作42柵の第25柵、手摺版画
【サイズ】原作: 縦・二尺三寸、横・一尺七寸(作品の記載通り) 作品:13.5㎝×18.5㎝  額装30㎝×39㎝
【保管箱】あり
【保存状態】額は本作に合わせて特注しております。


【返品可能です】
本作品は私が気に入ってコレクションしていたものです。本作品を落札される方も気に入って頂いていると存じます。しかし、現物を実際に手に取った時にお気に召さないことが万が一、ございましたら、返品なさられても大丈夫でございます。作品到着2日以内にご連絡を頂き、私が送りました梱包に戻して、元払いで送ってください。作品を確認後、落札金額を返金いたします。そしてクリーニングして次の入札者の方にお譲りいたします。返品の場合、ヤフオクのシステム上、落札者の都合によるキャンセルとなりますので悪い評価がつく事だけはご了承下さいませ。

絵は、本当に好きな方のお傍で飾れることが本望だと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


【鑑定につきまして】 
棟方志功鑑定委員会は、たとえ真作であっても「為書入作品や手紙、包装紙下絵や看板などと同様に鑑賞を目的とした作品でない」作品は証明書は規定通り出しません。この様な作品は沢山ございます。鑑定書のある作品は百万単位の価格ですが、鑑定証の付かない真作は数十万程度で入手できます。本作品も綴じた版画集となっているために本自体では鑑定証が発行されますが、一柵ごとには規定通りの鑑定書は出ません。しかしながら、本作品は、棟方志功が著作者で製作した真作の版画作品でございます。本物の棟方志功の版画の素晴らしさを少しでも多くの方にお届けしたいと願っております。

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