Lo-D(日立)パワーアンプ HMA-9500 超希少旧キャンタイプパワーMOS FET使用 長岡鉄男推奨の銘機 SPリレー交換 簡単なメンテナンス済の商品情報

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Lo-D(日立)パワーアンプ HMA-9500 超希少旧キャンタイプパワーMOS FET使用 長岡鉄男推奨の銘機 SPリレー交換 簡単なメンテナンス済 の落札情報

Lo-D(日立)パワーアンプ HMA-9500 超希少旧キャンタイプパワーMOS FET使用 長岡鉄男推奨の銘機 SPリレー交換 簡単なメンテナンス済の1番目の画像
  • 落札価格:
    100,000
    入札件数:
    27入札履歴
  • サイト
    ヤフオク!
    残り時間
    終了
  • 開始価格
    30,000円
    入札単位
    1,000円
  • 数量
    1個
    商品状態
    中古
  • 開始日時
    2018年8月12日 15時26分
    終了日時
    2018年8月15日 23時31分
  • オークションID
    d301345900この商品をヤフオク!で見る

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商品説明

Lo-D(日立) パワーアンプ HMA-9500 超希少旧キャンタイプパワーMOS FET使用 長岡鉄男推奨の銘機 SPリレー交換 簡単なメンテナンス済



 MOSFETの優れたスイッチング特性に注目し、それを大電流でも使えるように、日立製作所が75年からプロジェクトを組み(72~73年に高耐圧化の基礎研究、73~74年大電流化への実験、77年4月日立製作所で世界初のNチャンネル・Pチャンネルのコンプリメンタりー特性を持つパワーMOSFETが完成)研究開発したパワーMOSFET・HS8401、HS8402のピュアコンを使用した第1号機が本機である。
 MOSFETは、もともと高周波用に使われていた石だが、扱う電流が少なく、到底パワー用に使えるものではなかった。しかし、1個あたりの電流が少なくても多数個並列で使えば大電流でも扱える。ICやLSIの技術を用いて、一枚のウエハーの上に多数のFETをプリントしたような構造となっている。
 バイポーラトランジスターには、ベース領域とういうのがあり、ここを通過する時に電流の速度が遅くなったり、ズレが生じたりして、これが音質に影響を与えるのだがMOSFETにはそれがないし、他にも多くのメリットがあり、有望な素子である。
 このアンプは一見してこれこそパワーアンプというダイナミックなスタイルをしている。肩をそびやかしてる感じがしないでもない。重量26.6kg、アルミと銅の塊である。左右にヒートシンク、中央に165×120×105㎜のシールドケースがひしめき合っている。実際どのくらいの大きさのものが入っているのかよくわからないが、重量と音質から判断すると極めて強力な電源と思う。底板を外すと回路は意外とシンプル、これがMOSのよさでもある。部品は高級品を選んで使っており、配線も50芯のコードを二重に使うなど底インピーダンス化に努めている。
 このアンプの音は自宅で聴いているし、他の場所でもずいぶん聴いたが、やはりバラツキはある。おそらく部品のバラツキよりは、生産ラインの慣れとか、半田付けのバラツキといったところから音の違いが出てくるのではないかと思う。とはいっても、一般平均からすると、バラツキは少ない方だ。
 実際に使って一番気になることは、誘導ハムをやたらばらまくことだ。プリアンプとの位置関係をうまく考えないとハムが出るし、プレイヤー、カセットデッキもハムを引く。自宅でもレイアウトにはずいぶん苦心した。初期の製品はトランスの唸りも多かったが、最近のものはそれも少なくなった。もうひとつの問題はあまりにもレンジが広すぎるため、おかしなプリとつなぐと発振を起こして破損するおそれがあること。とにかく、よくわかった本格的マニアに十分使いこなしてもらいたいアンプである。
 音質は今のところ最高といってよい。fレンジ、Dレンジとも広大、歪は極小、低域は圧倒的な力強さを持ち、中域は厚みが格別でヌケもよい。高域は果てしなくのびてさわやかそのもの。全体に透明度が抜群で、切れがよく、情報量は極めて多く、解像力がすばらしいが、といってそっけない音ではなく、実に艶があって、しなやかさも併せもっている。広がり、奥行き、定位、余韻といった表現力もトップクラスである。
 願わくば、すべてのHMA-9500がこのような音であらんことを。

長岡鉄男
 



ご存知長岡ファンには言わずと知れたパワーMOS FET使用パワーアンプの銘機、初代HMA-9500です。
当機は製造時期により大きく前期型と後期型に分かれますが本機は前期型になります。
ごく初期型ではトランスのうなりが大きいなどの問題があったようですが本機では改善されているようです。

いつものように簡単なメンテナンスを施しました。
まず、本機で問題になるヒューズ抵抗は全て現行の新品に交換。
たいへん古い機種ですがこのヒューズ抵抗のおかげで超希少なキャンタイプのパワーMOS FETが壊れてしまう事はめったにありません。
ところがこのヒューズ抵抗自体が劣化して壊れてしまうのが本機の問題点でした。
当時のパーツに問題があったのでしょう。本機で交換したのは現在入手できるパーツですので劣化の問題はないかと思います。
このヒューズ抵抗の入手が若干難しいので普通の抵抗で代用して直してしまう方が居られますが、ここはやはりヒューズ抵抗を使って超希少な出力MOS FETを保護すべきです。
今でも旧タイプのMOS FETの方が音が良いとされる方が多いかと思いますが、旧タイプでも第二世代のモールドではなく第一世代のキャンタイプが最高でしょう。
パワーMOS FETは古いタイプほど使いこなしが難しいとされ、だんだんと普通のバイポーラトランジスタの音に近づいていったのでした。

その他、いつものようにサービスマニュアルによる0VDC オフセット調整とバイアス調整を施しました。
また、その調整ポイントの半固定抵抗も新しい物に交換してあります。
SPミューティングリレーはオムロンの互換新品に交換。実はアンプで一番問題になるのはこのリレーなどの接点です。
リレーの接点を磨いて済ましてしまうメンテ業者の方も多いのですがそこまでするなら新品に交換しましょう。
まだまだ素晴らしい音を出し続けられると思います。

電源部の大型ケミコン以外のケミコンは念のため交換しました。その他トランジスタなどは動作と音には特に問題はなかったので交換していません。
今回、半固定抵抗は交換しましたがこれは部品の機構上と特性カーブによって調整が厄介なので交換したくなるのですが実際は交換してもほとんど変わりません。音量ボリュームのようにしょっちゅう動かす物と違って劣化はほとんど無く、若干調整しやすくなる場合があるだけですね。

出力のパワーMOS FETは全て一度取り外してチェック。もちろん何も問題なく放熱グリスを塗りなおしました。
オーディオ界の宝石ともいえる超希少なキャンタイプ パワーMOS FETです。
まだまだ元気に使えるかと思います。


当機は長岡ファンとして特に気に入っており同じ物、mkⅡなど複数台所有しています。
本機は部品は交換しましたが改造はしていません。オリジナルのままといえるかと思います。
ヒートシンクに貼られたサーモインジケータのシールは残念ながら、元の赤から白く変色してしまっています。
もっとも飾りのアクセントのようなもので実用上全く差し支えないと思います。

当機の問題としては細い電源コードや安っぽい脚あたりかと思います。
私のメイン使用機はここは交換しています。わりあい簡単に交換できるかと思うのでチャレンジしてみてください。


外観についてはキズ、スレ、錆(鉄部とヒートシンクなどのアルミ部)は若干あります。
特殊ワックスを使ってクリーニングし、キズなど目立たないよう軽く補修しました。
年式からすれば比較的綺麗かと思いますが下記のヤフーボックス内の画像を大きいサイズにしてよくご覧になってご検討ください。
写真は下手で申し訳ありませんが多めにupしておきました。

電源ランプ、プロテクトランプなどしっかり点燈しプロテクトは電源投入数秒後に問題なく解除します。


その音ですがあまりほめる事のなかった、あの長岡先生がこれだけ絶賛したものです。
パワーMOS FET機では難しいといわれる低域のパワー感。圧倒的な迫力があります。師匠はこの迫力はmkⅡより初代の方が勝っていると仰っていたようです。
透明度抜群で明るく散乱する目の覚めるようなハイエンドの伸びと切れはやはりMOS FETだなと思わせるもの。こうでなければいけませんね。
師匠はmkⅡになってさらに洗練されたと仰っていますが、実はその辺りの音の違いはノンカットオフなんかじゃなくてVコンとΛコンの違いなんて言う人もいます。Λコンを投入してみたい気はしますね。
この機種は古いだけに特に回路もシンプルで、ともかく質実剛健。鉛の塊を載せてもびくともしない。
そのかわり、その後のアンプのような筐体などのダンプもなし。脚もお粗末な物です。
逆にそのあたりが簡単にさらにチューンナップできるところかと思います。
本当に素材が良いのでまだまだ能力を引き出せそうです。
この機種は長岡師匠のおかげで特に人気があるので、ちょっとネットで調べるといろいろな情報が出てきます。
こんなに古い機種なのに、こんなに情報が出てくるのは紛れも無い銘機ゆえですね。

本機もわが国のオーディオ界が最高に輝いていた時代の、総合電気メーカーが威信を掛けて作り上げた、ほとんど国宝といっても良いほどの銘機かと思います。

ぜひ、大切にお使いいただき末永くお楽しみください。


付属品はありませんが取扱説明書のコピーをお付けします。




□配送は重量がありますのでヤマト運輸ヤマト便着払い、または重量ゆうパック着払い、または佐川急便飛脚ラージサイズ宅配便着払いになります。
なお、ヤマト便では到着日時のご指定はできません。

□新規の方、悪い評価がある方は入札を取り消させて頂く場合があります。

□動作しない、音が明らかに異常など重大な初期不良には対応します(商品到着後7日まで)。その場合の返品送料は落札者負担とさせていただきます。


 とても古い商品です。その後の故障などについてはご容赦ください。

 中古商品になります、あまりに神経質な方、購入意思の無い方、完璧を求める方の入札はお控えください。


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お受け取りになりましたら、必ず受取連絡をお願いします。

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