真作の保証を致します／万が一にも贋作であった場合は全額返金させていただきます。
きりがございませんので、保証期間は３ヶ月とさせていただきます。

「Emile Vernon」artworks　に本作品が掲載されております。（こちらをクリックしてご覧ください）アルファベットの「Ｙ」の欄

Wikipediaの関連ページのWikimedia　に本作品が掲載されております。（こちらをクリックしてご覧ください）

　私どもは、日本で入手出来ない１９世紀を中心とした作家の良品を１９世紀絵画の研究を目的に、
　フランス、イギリス、ドイツ、オーストリア、スイス　イタリア、スペイン、オランダ、
　アメリカ、カナダ、オーストラリア、日本等の国から直接買い付けております。（ヤフーでは私どもだけだと思います）
　日本のオークションで売られているような作家でない為に初めて耳に、目にする作家が多くございます。
　ご購入に躊躇されると思われますが、コレクター目線でも観てきた１９世紀作家の良品だけを集めておりますので、
　是非、ご安心いただき、入札にご参加いただけますと幸いでございます。
　１ランクも２ランクも上位の作家ばかりですので、高額になる場合もございますが、
　お気軽にご参加いただければ、幸いでございます。
　
　※過去出品の外国絵画一覧は（こちらをクリックしてご覧ください）

　今回はアートワークスやウィキペディア関連のウィキメディアで紹介されている
　フランスの巨匠「エミール・バーノン」の１５号の傑作を出品いたします。

　エミール・バーノンはエコール・デ・ボザールで絵画を学び、１８８８年には絵画部門でゴールドメダルを受賞します。
　その後、あのウィリアム・ブグローに師事しました。
　１８９８年からは、トゥールの芸術と装飾の芸術展に参加し、サロンへも出品を始めます。
　１８９９年にはテアトル・デ・シャトールトをはじめ、いくつかの壁画の制作を手がけました。
　１９１３年までは順風満帆の作家活動をしますが、１９１５年に徴兵されてしまいます。
　しかしながら、体調を崩し、１９１６年には画家生活に戻れる事となります。
　数年は絵画の制作に没頭しますが、体調を崩し、１９２０年の１月に４８歳の若さでこの世を去ります。

　本作品は１９１６年の作品で、徴兵から戻ってまもない頃の作品で、
　体調を崩さなければ、この作品は描かれる事はなかったかと思うと奇跡的で感慨深いものがございます。

　彼の作品は１９００年以降、特に１９１０年代に彼の芸術が完成されたと推察いたします。
　１９００年以前はやや暗めの色調で、さらにマチエールが晩年のものとは違うように思います。
　彼の作品のマチエールは晩年に向かう程丁寧で、人物の特に顔の表現は陶板画のように表面が滑らかで、
　とても油彩画とは思えないきめ細やかさで、ひと目で彼の作品と分かるのは流石としか言い様がないです。
　
　１９世紀絵画においても、これだけのマチエールはなかなかお目に掛かる事は出来ません。
　特に顔の表現においては、特に繊細に描かれており、ぼかしのテクニックなど、
　とても油絵の具で描いたとは思えないほどの美しいマチエールです。
　数メートル離れて鑑賞するのが絵画ですが、接眼して拝見しても、そのマチエールの美しさは
　群を抜いていると思います。
　流石、ブグローに師事した作家です。

　※１９１６年の作品ですが、エミール・バーノンは１９世紀作家として周知されていますので、
　　１９世紀の画家の作品として海外でも取り扱われていますので、
　　私も１９世紀という表現にさせていただきますので、ご了承ください。

　特に１９世紀はイタリア・フランス・イギリス・オーストリア・ドイツ・スペインなど欧州を中心に
　素晴らしい絵画が沢山あり、日本の洋画家が欧州にことごとく勉強に行った理由が分かります。
　現代アートでも古吉弘先生を始め多くの画家が１９世紀の欧州の作家を深く勉強されているようです。
　何年経っても決して色あせる事のない１９世紀絵画の歴史と素晴らしさをどうぞご覧くださいませ。

　本作品が「Emile Vernon」Artworksに掲載されています。
　こちらをクリックしてご覧ください。

　本作品はあのWikipediaの中の作品を紹介するWikimediaに掲載されています。
　こちらをクリックしてご覧ください。　（５番目が本作品です）
　
　ウィキペディアにも作家が紹介されています。こちらをクリックしてご覧ください。
　　
　※作品の状態は１００年ほど経過しております。１９世紀絵画特有の薄いひび割れが見受けられますが、
　　これは必然的なもので、１９世紀絵画の味でもあります。若干の修復なども当然あると思いますが、
　　接眼してみても全く分からない程度です。
　　本当に見事なマチエールです。
　　全体的に良好という判断で良いと思います。
　　しかしながら、昨今に制作された作品では無いために、１９世紀作品にご理解のある方のみ
　　入札にご参加くださいませ。

　※額装は当時のものよりも新しいものです。
　　キャンバス裏木枠に三越関連の管理シールが添付されていることから、
　　西洋絵画展など三越などの百貨店で販売されたものかも知れません。
　　
　※常軌を逸した出品です。
　　通常ですと最低落札価格を設定すべきですが、
　　特別出品としまして売り切りとさせていただきます。
　　しかしながら、あまりに金額が低い場合は出品を取り消す場合もございますが、
　　できるだけ売り切りでお譲りしたいと考えておりますので、
　　大勢のご参加をお待ち申し上げます。
　　尚、なるべく早めのご入札にご協力くださいませ。
　　あまり金額が伸びないようですと、早めに取り消す場合もございますので、ご了承くださいませ。

海外主要オークションハウス落札データを参考に掲載いたします。

近似の制作年代及び同等サイズのデータを記載させていただきます。

Sotheby's New York：０４．２５．２００６ （ＬＯＴ：０００３）１５号（１９１７年作）
落札価格：約１９３０万円

Sotheby's New York：０４．１８．２００８ （ＬＯＴ：００７４）１５号（１９１９年作）
落札価格：約１１１５万円

Sotheby's New York：１０．２６．２００４ （ＬＯＴ：００６７）１５号（１９１３年作）
落札価格：約１１００万円

Sotheby's New York：１０．２４．２００６ （ＬＯＴ：０００９）１５号（１９１９年作）
落札価格：約１０３５万円

Christie's New York：１０．３０．２００２ （ＬＯＴ：００５０）１５号（１９１７年作）
落札価格：約１０３０万円

Sotheby's New York：１０．２４．２００７ （ＬＯＴ：０００７）１５号（１９１５年作）
落札価格：約９１０万円

Christie's New York：０４．２３．２００３ （ＬＯＴ：００１５）１５号（１９１５年作）
落札価格：約８６５万円

Christie's New York：１０．２９．２００３ （ＬＯＴ：０１２０）１５号（１９１５年作）
落札価格：約８２０万円

Christie's London：０６．１６．１９９５ （ＬＯＴ：０１５７）１５号（１９１９年作）
落札価格：約７４０万円