●●● -R- Jerry Rauenzahn Full-spliced 4-points ●●●の商品情報

過去3ヶ月の「 spliced Rauenzahn 」の統計データ情報

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●●● -R- Jerry Rauenzahn Full-spliced 4-points ●●● の落札情報

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  • 落札価格:
    110,000
    入札件数:
    1入札履歴
  • サイト
    ヤフオク!
    残り時間
    終了
  • 開始価格
    110,000円
    入札単位
    1,000円
  • 数量
    1個
    商品状態
  • 開始日時
    2020年10月4日 20時9分
    終了日時
    2020年10月9日 20時4分
  • オークションID
    f454724898この商品をヤフオク!で見る

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商品説明

Jerry Rauenzahnは、日本ではほとんど知られていないキューメーカーだと思いますが、アメリカでは評価を得ており、「もっと高く評価されるべきキューメーカーは?」とのアンケートを行うと必ず上位に名があげられるとされるメーカーです。

彼は自身のHP(http://www.rauenzahncues.com)で、次のようなことを書いていました。これが非常に印象深かったです(残念ながら、今はもう閉じてしまっているようで、このURLを入力するとわけのわからない中国語(?)のページが開きます)。
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1970年代半ばから独学でキューメイキングを身につけ、ベニア及びハギ組み、リング製作まで自ら行っている。
「バラブシュカにベニア及びハギ組みができたのなら、自分だってできるはず」との目標をもってやってきたところ、ビリヤード・エンサイクロペディアを読んで、バラブシュカが自分ではフォアアームやシャフトを作らず、他から購入していたことを知ってショックを受けたが、それでも、自分でフォアアームやシャフトを作ることができるようになれたことはよかった。
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このキューは2012年に入手しました。たぶん、私がセカンド・オーナーだと思います。
バーズアイ・メイプルに、エボニー4剣、エボニー・スリーブ、デルリン・バットキャップ、ステンカラーという、インレイなしのベーシックなデザインと相まって、非常にクリーンな印象の、まさに The Player Cue です。
しかし、フルスプライス4剣のベニアは外から紫・水色・茶色・ナチュラルのいわゆるタイトリストカラー。ジョイントリングもタイトリストカラーでマッチングさせており、ここは目立ちませんがオシャレだと思います。

主なスペックは以下のとおりです。

バット  バーズアイ・メイプルにエボニーフルスプライス4剣、剣間に「Rauenzahn」のサイン。
     エボニー・スリーブ、デルリン・バットキャップには「-R-」のロゴ。黒革巻きグリップ。
シャフト  2本。フェラルは2本とも樹脂。
      ①タップの薄い方=先径 12.9mm、②タップの厚い方=先径 13.1mm
      時々このキューで撞いておりましたが、使ったのは専らシャフト①で、
      シャフト②はほとんど未使用です(ジョイント付近の塗装は落とされています)。
ジョイント  5/16-14、ステンカラー・パイロッテッド。
       1×2のジョイントキャップ付きます。
長さ  58in
重さ  シャフト①で 19.4oz、シャフト②で 19.1oz

時々撞いてみての感想ですが、ソリッドではあるが、グリップに来る感触はソフトです。ステン・パイロの特徴がよく出ているのではないかと思います。

このキューの剣間には「Rauenzahn」のサインがありますが、以下は。このサインにまつわるエピソードです。

-R- cue の剣間のサインは、「Jerry Rauenzahn」とフルネームで書かれているのが一般的なのですが、
このキューは「Rauenzahn」と姓しか書かれていないのが気になっておりました。
そうこうしている中で、ネットで同じく姓のみのサインがなされた -R- cue を見つました。
そのキューも、これと同じくフルスプライスでしたので、
「フルスプライス・キューには姓のみサインをすることとしているのではないか」
と考えて、Rauenzahn 氏にメールしてみました。
そして彼から返ってきた返事が以下のとおりです(ほぼ直訳です)。

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パニクるなって。
オレの気分(mood)次第ってことで、姓だけのサインにすることもある、それだけのことだ。
ともかく、これはオレが作ったキューに間違いないから、心配することはないぞ。
Jerry-R-
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いや、別に、これがニセモノだなんて毛の先ほども思ってないんだけど…
要するに「単なる気分」ですか…
正直、かなり脱力しました。
…が、キュー自体のクオリティこそが重要で、サインなんてものはそれほど気にするようなものじゃない、ということなのでしょう。
実に職人気質のオッサンだなと思いました。


コレクションの整理のための出品です。
当方東京です。
落札いただけましたら、ヤフネコ!宅急便でお送りします。

よろしくお願いします。




(2020年 10月 5日 20時 09分 追加)
極々最近、アメリカのビリ関係掲示板を徘徊しておりましたら、こんなやり取りを見つけました。

「J Rauenzahnはキュー作りを辞めてしまったのか?」
「そうだよ。」

彼のHPがなくなったのは引退してしまったからということで、
霧が晴れた気分です。

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