商品ごとにカメラを換えて撮ることもしませんので御安心ください。
仕様を簡単に御説明致します。
長札カリグラフの新品長札でございます。
3枚勝負の都合上、中の仕様は同時に撮れないため、2枚目の御写真の上のポケットが見える財布は、別のベルルッティでございます。御間違いないように御願いいたします。
センターに小銭が入るジッパー付ファスナーがあり、
左右対称にカード入れが各6枚、長札入れがジッパー部の横のスペースを入れ2カ所それぞれ×2となりますので、トータルカード入れ12箇所、長札入れ4箇所となります。
御色でございますが、ゴールドパティーヌが最も映えると言われる「TORACCO BIS 」に、そのゴールドパティーヌ特色を加えております。
更に遊び心でChamois カモシカの赤い黄色、あのマンガで出てくるバンビの色をうっすら加えてくれと注文を出し、上がってきたものでございます。
「爺さん、去年の緑が欲しい」という御言葉も質問欄からいただきましたが、あれはわたしがまだ眺めているのでダメです。
来年の今頃出しましょう。1年お待ちください。わたくしが生きていれば出しましょう。
でもさすがですな、これ去年少し見せたモデルです。
こちらを覚えている御方もおりました。
1年とは短いものですな。よく覚えていらっしゃいましたね。御出しします。
1枚目はフラッシュを炊いた御写真で、3枚目は焚いておりません。
全て中の小銭入れが見える部分はパティーヌが出来ないため、ベースの「TORACCO BIS」がわかります。
外側に行けば行くほど濃くなるようにグラデーションを掛けさせております。その幾重にも重なる色の不規則な流れが、御写真でも堪能出来るものかと存じます。
「カモシカの角わかるか、あの光沢感なんだよ」
「そんなのわかるわけないです」
まあそうですな。そこまでは要求できませんでした。
2年塩付けしてます。輝きは全く失っておりません。
58面がすべて違った輝きを放つ、ダイヤモンドのブリリアントカットのように凄まじい出来栄えになっております。
文字はすべてゴールドパティーヌで特注致しました。
特に、御写真にございます、ダブルホールは、ゴールドを濃いめに入れるよう、指示を出しました。
日本でもゴールドパティーヌ自体が取扱いがないそうで、本国の顧客がオーダーすることになるかと思いますが、まあ、ベースの色にも増して、この色は映えますな。文字の大小に綺麗にゴールドが濃淡を含ませてパティーヌされておりますので綺麗です。
新品で箱付、袋付き、手提げ付き、無料パティーヌ券付き。
おそらくこのレベルのパティーヌは、オークション倶楽部で過去に出たことがないのではないでしょうかと勝手に思っております。
ダブルホールマークと言って良いかどうかは御写真の判断にお任せいたしますが、
1つは90%、ひとつは80%くらいでしょうか。
ジッパー部近くに綺麗に押してございます。
このホールが2個ついているものは、わたしが判断しても100個に1つでございますね。
しかもパティーヌを日本の青山や天神、心斎橋ですると、へたくそ過ぎる。
人と比べてはいけませんが、なにが綺麗で何が汚いか、この判断は非常に難しいものでございますが、応札者様候補様がいろいろな他の御写真を比べていただくしかございません。
その結論が応札数であるとわたくしは思っております。
まあこのくそじじいは1年に数か月しかオークション倶楽部に出ないし、日本にいないからね。一部の目利きの大将たちには1瞬ですが可愛がられておりますよ。
損得を度外視して勝負に出る。
人間それが一番怖いですわ。
フランクミュラーの上顧客専用のプラチナ品は価値の1000分の1以下のわずか3000円で落とされ、クライマックスシリーズのヤクルト戦は4枚で4600円で沈みました。
ベンツを出したら軽井沢までいらして、うちの娘二人まで参戦しどんちゃんやって御泊りコースになり、ついでにジャガーも御買い付けになって夫婦で1台ずつ御乗りになり帰っていく。
愚妻にこっぴどく怒られ、こんなふざけたものやるものではありませんと盆栽を投げられそうになり。
まあなんでもありだわね。オークション倶楽部は。
日本の御店でパティーヌをやり直しをさせる顧客はおそらく欧州拠点の御客様でしょうね。あれもう少し勉強したほうがいいですわ。
心斎橋はもう10年ちょっと経ちますか。天神と同じくらいに出来ましたかね。
本国でパティーヌオーダーする人が一部おりますが、上記の理由により、これは非常にわたしには意味がわかるわけであります。
御覧になれば一目瞭然ですが、この技術は一朝一夕では無理ですわ。
テレビの技術に似てますな。
松下、東芝、ソニー、もっとも規制のないグローバルな世界で勝ち上がってブラウン管CRTに、液晶のシャー部が挑み市場を席巻されてしまった。
何十年という技術が血のにじむような努力で作り上げた色作りが、ハイビジョンの世界になり、まあ私から見れば、XGA1024×768ドットになった瞬間に画一化されてしまった。
あんなマヤカシの小手先だけの色作りは大量生産化、無差別化の時代を招き、コスト競争になるのは誰の目にも明らかだっただろうに。
2004年、2005年、電機メーカーの優秀な社員が老若男女関わらず出来る上から辞めていくという恐ろしい現象が起きましたな。リストラとともに出来る人間から辞めていく。
パソコン需要を読み間違え、デジカメ然り。
松下が沈み、ソニーが沈み、日立が沈んで復活し、シャープがほぼ解体され、東芝が行き場を失う。
凄い時代でございますな。
ベルルッティの能書きは、いろいろな御方様が素晴らしいもの御持ちですので、わたくしから添える言葉はございません。
真偽不明の情報がベルちゃんで流れたときは、このくそじじいが登場しますよ。
今、4代目オルガさんが10年失敗してつくり上げたベネチアンレザーの輝き。見事でございますな。
本当に失敗し続けましたね。それでもオルガさんはやり続けました。このベネチアンレザー開発を。
靴も出そうかと思いましたが、あまりにもメンテナンスが難しいから出しません。これわたしでここまで大変ですので、おそらく相当オルガさんに対する愛情と靴に対する情熱がないと、あの靴を維持するのは難しいとわたくしは思いますね。
御財布に関しては、常時御使いにおなりになる方は、時折、メンテナンスをなさってください。
パティーヌ無料券が日本でおそらく1回のパティーヌで1万円はするでしょうから、サービスで御付けいたします。その際に御掃除もある程度してくれるでしょうから、御任せなさってください。
買うのはアホでも出来ますが、愛着と情熱をもってケアいただけるかどうか。なんでもそうでございますが、買う人を選ぶのではなく、維持できる人を選びますな。
あとは財布という特異性。
これ、どこの流れモノかわからんものを買って
「あんたのせいで金が貯まらなかった」とか
「手放した人が不幸だったからわたしも金が貯まらなかった」と言われるとお互い後味が悪く特に応札者様は一生頭にこびり付くでしょうから、このくそじじいのでしたら、少しは安心できますでしょう。
新品未使用抜群に綺麗ですから。
これはまあ、革自体がエルメスのようにプレスして革の特徴を消さないので、唯一無二なわけでございます。
ナガレモノですと、まず、ベース色を説明出来ないでしょう。
時々、日本のサイトを見ていると、シルバーをプラチナ色と言ってる時点でもう色をわかっておりませんな。
本国の幹部に聞いてしまいました。
「いつから、プラチナという色が出来たんだ。スワッチで見せてみろ」と。
首を傾げておりましたが、シルバーに関しては、「プラチナ」と表現しても悪くないですな。日本の一部の顧客がプラチナと表現しておりますが、相手をほめるわけではないですが、それぐらい綺麗な色でございます。
今回のものとは関係ありませんが。
パブロピカソから、今のフランス大統領のオランドは顧客ではありませんが、シラク、サルコジ大統領まではベルルッティの顧客でございます。
わたしの手垢は綺麗に落として御届けいたしますので、店頭よりもきれいにして御届け致します。
ただ、金が貯まるか、2016年はどうなるかはあなたさまの運次第でございますよ。
ただ、運は努力に確実に左右されますよ。
引退して遊んでるわたしみたいな極楽とんぼはいいですが、それでもまあ欧州と日本でもちょくちょく仕事があるので運動にはなりますが、若い人は頑張ってくださいよ。
ベンツもS65AMGは2000万持っていれば買えますが、維持が難しい。イグニッションコイル1個で全とっかえ60万ですからね。
最近ベンツのAクラスを街中でよく見ますが、
A45AMGも素晴らしいですな。
インパネに赤と黒のモノトーン、ベルトを締めると一段さらに胸を締めてくる。ESPの安定性が素晴らしい。
あれが710万ですか。世界一空気抵抗CDAが低いと言うのは頷けますな。関係ないからやめましょう。