■商品説明
SONY ワールドゾーン13 CRF-230を出品いたします。
特に最後の注意書きを読んでからご入札いただけるようお願いいたします。
■SWの受信回路に通信機なみのダブルスーパーヘテロダイン(デュアルコンパーション)を採用。
■チューナーの頭脳ともいえる、SW、FMのフロントエンドにFETを配置し、感度アップ、妨害電波カットをはかっています。
■SW受信にとってたいへんやっかいな混信、イメージ妨害に強くなっています。
■どっしりとした木製キャビネットをメタルフレームで包んでいますから音が大変に良いことで有名なラジオです。
■SW 1-19/FM 2/MW/LW/の23バンド。SWは1.6-26.1をカバー。
■世界の標準短波放送はもとより、アマチュア無線も楽しめるように、ひずみの少ない明瞭なSSB受信ができるBFOピッチコントロールも装備。
■強力なSW/MW/LW/局の受信に、電波の強さを調節できるRFゲインコントロール。
■遠距離局や混信・雑音の多いSW/MW/LW/受信の時はSHARPに、通常はNORMALに、帯域切り替えのできるフィルター装備(選択度切り替えボタン)
■贅沢に大型フライホイールを使った、操作感覚抜群のダイヤルドライブ方式。
■FM/MW/LW/SWを四独立させたダイヤルにより、なめらかで確実な選局。
■ダイヤルメモリの修正(SW2-19)ができる短波ダイヤル較正つまみ。
■SW2-19、SW1、MW、LW、FMをワンタッチで切り替えられるプッシュ式バンド切り替えボタン。SW2-19はロータリースイッチで切り替えることで独立して窓に表示され、見やすい設計。
■チューニング/バッテリー・メーター
■FM、SW2-19、LW/MW/SW1用の外部アンテナ端子
■夜間の選局に便利なダイヤルライト
■敏感なFM検波回路のズレを修正して、安定したFM受信を保つ高度なAFC(自動周波数制御)スイッチ。
■充実したジャック類(イヤホン、録音、MPX OUT、AUX IN)
■SWL(Short Wave Listening)が楽しめるBCL・RXです。
■受信周波数
FM: 76 - 90 MHz;
MW: 530 - 1605 kHz;
LW: 150 - 400 kHz;
SW1: 1.6 - 4.5 kHz;
SW2: 4.7 - 5.3 kHz;
SW3: 5.8 - 6.4 kHz;
SW4: 7.0 - 7.6 kHz;
SW5: 9.5 - 10.1 kHz;
SW6: 11.6 - 12.2 kHz;
SW7: 15.0 - 15.6 kHz;
SW8: 17.5 - 18.1 kHz;
SW9: 21.4 - 22.0 kHz;
SW10: 25.5 - 26.1 kHz;
■アンテナ端子
アンテナ端子1:LW・MW・SW1
アンテナ端子2:SW2-10
アンテナ端子3:FM
■使用電源:単一電池×6本、専用四極コード、カーバッテリーコード(別売)
【SONY CRF-230について】
世の中に高級ラジオは他にもありますが、さまざまな方面から見てこのラジオは最高峰であると思っています。
特に安定性と対ノイズ性能、そして音が最高です。
これらの性能は決して他機種に負けていません。受信性能は専用の受信機と同等です。
それはマニュアルにも現れていて、受信特性をグラフで書き示されており、当時のソニーの自信のほどが窺えます。
いつでもスイッチを入れたら、昨日のまま同じ放送が入ります。
感度も最高で、ICF-7600GRやICF-2001Dで同期検波回路を使用していてもノイズまみれでかすかな受信しかしないときでも、CRF-230ならノイズが少なく、明瞭な音を聞かせてくれます。
日本無線(NRD)や真空管受信機のハリクラフターズやハマーランドの最高機種と同等のノイズの少なさと音の良さです。少なくとも自分の環境ではそうでした。
値段だけならCRF-230以上のラジオはあります。
SONY CRF-320(CRF-330)
パナソニック RF-8000
などが代表格でしょうか。
自分はこれらよりも上であると思っています。
たしかにこれらは所有欲を満たしてくれる素晴しいラジオですが、たとえばCRF-320 (CRF-330)は初期PLL回路にありがちな耐久力の弱さと、そして特記すべき事はノイズに大変弱い機種です。
ノートPCのようなノイズを余り出さない機種でも、PCを操作しながらラジオを聞いているとノイズが乗ります。スマホを充電していても同じです。
フロントマスクは最高に格好いいのですが、CRF-320(CRF-330)ノイズへの弱さは問題でした。
ノイズの少ない場所を探すために移動を余儀なくされ、いろいろと場所を変更しました。
発売された70年代と環境が違いすぎました。
結局は聞く機会が減って置物になっていました。
またRF-8000は確かに素晴しい音ですが、少々作りすぎな感じがします。
たとえ話になりますが、音楽を聞くのに、毎回、フルオーケストラが目の前で演奏しているような感じです。
そしてバンド切り替えはモータードライブで最初のうちは楽しいのですが、やがてその大仰さにちょっと戸惑いを感じます。バンドを切り替える度に、「ウィーンガッタンガッタンガッタンガッタン」とスケールを回転させます。バントの端から端まで一巡しないと変らないので、気軽にあちこちのバンドを切り替えるのを躊躇ってしまいます。
またこのモータードライブの機能は、しょっちゅう故障をおこして、その為に大げさな修理をようします。
そしてもの凄く重いので、修理に出す梱包も一苦労です。費用も馬鹿になりません。
CRF-230はそのようなこともなく、絶えず安定した最高の受信環境を提供してくれます。
【動作状況】
今回出品の一台は美品の部類であると思いますが、もちろんピカピカの新品というのではなく、経年によるスレや傷があります。
アナログを極めたロストテクノロジーの塊である最高峰ラジオです。
使い勝手も最高です。
もうこんな豪華なラジオは二度と作られないことでしょう。日本でも世界でも無理です。
しかもボロボロの個体を無理やりに直したのとは違います。
一度、ソニー専門のエンジニアの方に依頼して調査・調整と部品交換を依頼しました。
そうしたら、「少しは調節しましたが全体的に初期の性能を維持しています。もとのオーナー(海外の方です)も補修しているようです。電子部品も耐久力のある良い物を使用していますので交換の必要はありません。すごいです」とおっしゃっていただきました。
乾燥している海外で長期保存されていたのも、電子部品が劣化していない理由の一つだと思います。
受信感度を示すチューニングメーターが振り切れていないので、感度が低下していると思ったのですが、もとからそういう設計だと言われました。
全体的に念入りに調査をお願いしたので、相当にコストがかかりましたが、そのうえで、「受信回路は修理の必要はありません」と診断されたのが、今回出品する機種です。
押し入れや物置に放置してあった古いラジオの電源を入れて“通電しています”ではないつもりです。
通電:OK
電池BOX:サビ/液漏れ跡なし(電池ケースあり)
アンテナ:曲がり、歪みなく伸縮できます。ピカピカです。
ライト点灯:OK(AC電源使用時 常時点灯)
FM受信:OK
MW(AM)受信:OK
SW受信:OK
ヘッドフォン/イヤフォン出力:OK
【出品物】
■1.CRF-200本体(スケール付きフタ、電池ケース付き)
2.四極電源ケーブル
3.純正マニュアル(冊子)
4.サービスマニュアル
CRF-200の北米版であるCRF-160のサービスマニュアルをディスクに焼いてお渡しします。
海外オークションで4-5000円で売っているような、くり返しコピーして読みにくくなっているのとは違い、プロの手によるキレイなPDFファイルです。細かい字も読めます。
【注意点・その他】
・ヤマト便の着払いにて発送します。
・ノークレーム、ノーリターンで御願いします。
・仕事や事情により配送までお時間を頂くかも知れません。そのむねご了承願えたらと思います。発送に関しては準備ができたらお知らせいたします。
・あと、私からの連絡が届くまで支払いを済ませないようお願いいたします。いまのヤフオクのシステムでは望まない方法でも決済が出来てしまうからです。そのために当方からの連絡がないまま、落札、即支払いを済ませることはしないよう伏してお願いいたします。
(2018年 2月 24日 20時 30分 追加)
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誤記がありましたので訂正いたします。
申し訳ございません。
【出品物】
■1.CRF-230本体(スケール付きフタ、電池ケース付き)
2.四極電源ケーブル
3.純正マニュアル(冊子)
4.サービスマニュアル
CRF-230の北米版サービスマニュアルをディスクに焼いてお渡しします。
海外オークションで4-5000円で売っているような、くり返しコピーして読みにくくなっているのとは違い、プロの手によるキレイなPDFファイルです。細かい字も読めます。
(2018年 2月 26日 7時 10分 追加)
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ご質問があったので追記します。
■サイズと重量
幅:452mm 高さ:325mm 奥行:190mm 重量:13.5Kg
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