過去3ヶ月の「 ギター サドル 」の統計データ情報
「ギター サドル」 に関する落札商品は全部で 299 件あります。
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平均落札価格
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4,304 円
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最高落札価格
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496,000 円
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最低落札価格
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200 円
※ 下記の件数、または棒グラフをクリックする事で、価格帯を指定した検索が行えます。細かい仕様に関しては下記の更新情報をご参照下さい。
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対象オークション 「◇値下げ!矢入貞雄ギター 『天K』 極上の材質・虎杢が映える! 上質の重厚な響き! 新弦・銅丸棒サドル 他補修調整済!」 は 「ギター サドル」 を含む落札商品の中で、全299件中およそ 7 番目に高額です。
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過去3ヶ月の「 サドル 」の統計データ情報
「サドル」 に関する落札商品は全部で 9,661 件あります。
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平均落札価格
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7,895 円
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最高落札価格
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540,000 円
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最低落札価格
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1 円
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対象オークション 「◇値下げ!矢入貞雄ギター 『天K』 極上の材質・虎杢が映える! 上質の重厚な響き! 新弦・銅丸棒サドル 他補修調整済!」 は 「サドル」 を含む落札商品の中で、全9,661件中およそ 748 番目に高額です。
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■商品説明
☆ 様式はなつかしい それは 現代が失ったものの一つだからです ☆
ー これは 「なんでも鑑定団」で紹介された 画家:有元利夫の一文です。
古い時代のギター製作家にあこがれている私には 心に沁みることばです。様式とまではいかないまでも 一時代を風靡したギター作品には 郷愁が漂います。「なつかしい」のです。
『現代が失ったもの』-それは とてつもなく大きなものから 小さいようで大切なものまでー。大きく括れば 「日本人の魂」。 日本の自然・風土・伝統・文化。 最も身近にある「ことば」(言霊)です。
モノもそうです。古い家とそこに残されている古材や家具が無残な姿でガラクタ(廃棄物)となって姿を消していき 同時にそこにぎっしりと詰まっている家族の絆や思い出までもが失われてしまうのは何とも忍びない思いがします。
私が 古いギターに愛着を覚えるのは(同世代だからというだけならず)やはり現代が失ったものの一つだと感じさせるものがそこにあるからです。
往時のギター製作家が全人格を投影させて生みだした作品には 現代が失ったものが詰まっているように思えてなりません。
当時は当たり前のように存在した”楓”などの良質な材料もまた 現代は失ってしまっています。
私は 後年になってからそうした価値に目覚めた(それまでは若気の至りで アメリカかぶれ わけもわからぬままの「うたごえ」=革命運動 筋の通ったものを持たない支離滅裂な受け売りの お恥ずかしい前半生)ものですから 戦後失った(今も失ったままの)日本的な素晴らしいものを発掘し復活させたい思いに強く駆られるのです。猛烈な反省を込めて…。
ギターは外来の楽器ですが 日本人はそれらを巧みに日本化してわがものとする技にたけており この時期のギターも独自せいをもった優れものが多いのです。
さて最上段に構えたものの 大それたことは出来っこありませんので せめて小さなギターという愛すべき存在に注力して(楽しみながら 余生を送りつつ )日本の未来に希望が持てるような小さな営みを続けたいと願っているところです。
※ 私は 尋常小学校2年生で終戦を迎えました。教育勅語・最敬礼そして突如消えた奉安殿・二宮金次郎像等々 意味は分からないまま激しい変化の中を(食糧難の中)生かされてきました。GHQによって洗脳されて(疑うこともなく)過ごしてきた前半生の莫大な時間はつくづく”もったいない”と思います。アメリカ機密文書の公開(「国破れてマッカーサー」(西鋭夫著)や焚書解禁などから真実を知って 祖国のために戦い散華した人々の恩に少しでも報いたいと思うようになりました。異国に今も眠る遺骨を祖国に連れ戻す一助になれればと 「大東亜戦争全国戦没者団体協議会」へのささやかな寄付を続けて人生を閉じたいと念じています。(遺骨収集団に加わりたいのですが 自分が遺骨なってしまっては…。)
◆ さて 本題のギターは ?
◇矢入貞雄の手工品に出会ったのは最近のこと。これまで食わず嫌いで敬遠していたが ”楓”虎杢に導かれて触れて以来 橋本ギターにはない重厚な深い響きに 新たな世界を知らされた。
<ラベル記載事項>
”愛好家のために 之を入念製作致しました” (縦書き・毛筆)
1966年 矢入貞雄のサイン ”天 K”
◇ おそらくは”天地人”の天のKランクということか。かなりの自信作なのであろう。早く音を聴いてみたくなる。
◇一見してどっしりとした構えや色合いから 古民家の木肌を思わせるような風格に圧倒される。シブい!その風情に惹きこまれる。
◇ヘッドトップに MADE JAPANの刻印がある。すでに 輸出を念頭に置いていたのであろう。(現在も世界の評価が高い。)
◇ペグはオリジナルと思われるが くすみ具合が しっくり合う。このまま使いたい。
◇なんといっても 良質の”楓”(オバンコールだろうか?)虎杢(裏板・側面)が圧巻である。期待に胸が躍る。
◇ 半世紀を経てなお何の狂いもないのは 材料の性質をしっかりと見極めてうまく治めていたからであろう。現代のYairiの匠が「木を使わせていただくので木の良さを最大限に引き出してあげたい。」「目に見えるものを用いて 目に見えないものを生み出す」のだと述べているが 創始者の時代からの精神が今も受け継がれているのであろう。ギターのことを”Small Beautihul”と呼んでいた…。
◇さて リペアの詳細は省くとして 矢入貞雄の初音は?
◇ウーン!脱帽!だ。実に堂々としている。HASHIMOTOの対極の魅力だ。遠達性があり 発表会などで大いに力を発揮してくれそうだ。フラメンコにも?
<仕様>
・新弦:AUGUSTINE (今は ノーマルだが ハイテンションがマッチしそうだ。)
・弦長:652mm
・ネック幅:51㎜
・弦高:1弦・6弦/3.3mm
・サドル:銅丸棒に変更(矢入にはこれが似合う。響きが増幅される。)
◇ピアノもギターもさっぱり上達しないのは 太くて短い指のせいだと親を恨んだこともあったがこんな手にもなじむギターだ。リペアを終えしばらくは下手ながら なんの違和感もなく楽しんでいたのだが実に弾きやすい。サイズもさることながら 苦労しないで(力を使わずに)響きを引き出せるからではないだろうか。
◇もっと若いうちに特注でこんなギターをわがものにしていたら私のギター人生も違ったものになっていたのでは?とこれまたわがままが頭をもたげる。
◇私と同じ悩みをお持ちの方に是非ともこのギターを弾いてもらいたいものだと 心からお勧めしたい!
<閑話休題>( 余談。 飛ばし読みを!)
◇私の初恋はYAMAHA NO.45(初任給1月分)。20年間愛用したが あるとき息子に踏みつぶされてしまったのだった…。(途中道草)
老境に入り 懐かしくなって 同機種を探し当て 改めて惚れ直したところ。側・裏面はメイプル材で ナチュラル塗装だったので 美しい虎杢があざやかに映えて いた。(当時は そんなよさにも気づかず無頓着…。)良質な材をふんだんに使えた時代の贅沢な作りは即音質にも反映されて 実にさわやかな響きがした。好みにもよるが…。
◇有名・無名にかかわりなく いいものはいいのだ。50~60年も前のギターが 今に残っている(いや遺してくれている!)のはそ
だけの価値があるからに他ならない。(価値を見出すのは個人の主観だが…。) こうした古い楽器(私と同世代)に出会うのが
楽しみの一つになっている。
◇もう一つの楽しみは 見捨てられそうになっているギターを蘇らせて再びいのちを吹き込むこと。(「もったいない」世代なので…。)今は 懇意にさせていただいているギター製作家に(勝手に)弟子入りして修行中。製作には程遠いが ようやく 小さな作業ではお墨付きをもらえるようになってきた。しかし ギターは奥が深い!まだまだだ。
◇私はすでに老境に入り 演奏の方がおろそかになる一方 今は初心者のための「やさしい練習曲」の作曲に熱が入っている。(ギターを手にした瞬間から 理屈は後回しにて いきなりギターと遊べるようになれる小品を…。ちょうど 和太鼓のばちを持ったら誰もがたたいて遊びたくなるように…。)
◇私自身がそうだが どこかに力が入ると(からだ全体から指先まで 何処に力が入っても)いい音は出せない。入門者にはできるだけどこにも力が入らない状態で ある程度の「演奏ができた」という満足感が味わえるような教材を与えてやりたいと思う。極端な例で ギターを寝かせて自分も寝そべって悪戯するくらいに…。そもそも ギター(音楽)を楽しむのに 最初から七面倒くさい楽典なんぞは不要。楽しむのが先!のはずだ。(もちろん タグ譜で…。)そのうち 自費出版したいとは思っているが…。
◇作曲といっても素人のお遊び程度で 偶然の産物に過ぎないものが多いが それだけに 不思議な体験にも出会うことがある。一本一本のギターから 自然にメロディー(メロディとまでも行かないときもある。)が浮かび上がってくるのだ。ピアノで曲作りをしていた時はこんなことはなかった。ギターは 一本一本違っていてそれぞれに魅力がある。自分の一番の得意分野を引き出してもらいたいと待っているかのようだ。
ギター曲はギターで作らないとだめだ。
◇こうして ”道楽”は果てがなく ギターはどんどんたまっていくばかり。(”楓”作品がゴロゴロ)
… … …
◇古いけれども 未知の魅力がある楽しみなギターだ。HASHIMOTOギターを落札された方が”梵鐘”のように癒してくれる音だと感想を届けてくれたが 本品も同じ印象だ。(主観)
◇古くても無名でも「音がよければいい」という方に ぜひ使っていただきたい。(苦労して復元したので…。)
◇私のリペアの心構えは ギターが≪自分はこんな風に 鳴りたいんだ≫という声に耳を傾け その音を100%出し切れるように条件を整えることに尽きると考えている。(素材以上のことはできっこないのだから…。)
… … …
◇こんなギターです。どなたか かわいがってやってくださいませんか!これからギターを始める方 再挑戦する方にも うってつけのギターです!
◇新品購入をお考えの方には これらの古いけれども質の高いギター(材質と匠の心意気)をお求めになることをお勧めします!YAMAHAが
台湾で HOFNERが中国で生産されている時代になりました。高価格で選ぶ方なら別として 音響的にすぐれたものを選ぶのであれば (同価格でも比べものにならないほど)数段上のものが入手できます。
※ 師匠の指摘。ギターの奏法はいろいろある上に 個人の癖もまちまちなのだから 「万人に通用するリペアはないことを心せよ!と…。
本品も あくまでも私が弾きやすいことを基準にしたリペアであることご理解ください。
※上記の説明は 全て私の主観に基づくものであることを予めお断りしておきます。また事実と異なる記述があった場合はご指摘ください。明らかにさせていただきます。
※採算がとれないこともありますが こうした古いけれども価値ある作品に理解を示して下さる方に使っていただけるならこんなうれしいことはありません。このギターもきっと喜んで嫁いでいくことでしょう。(可愛がって名器にしてやってください。)
*私にとりましては勉強させていただく機会が与えられただけでもありがたいと思っています。何よりも 楽しいのです!
<単板か?合板か?で失敗!>
◇HASHIMOTOの”楓”材の剥がれをリペアしたときのこと。杢目が合っているのに 中に極薄の材が挟まっているので びっくり。 だから 目視だけでは判断しないことにします。(音がよければいいのですから…。)
◇師匠の 「いい単板はいい」との一言は 心に響きます。合板でもいい鳴りをするものが多いということでもあります。(最後は好きか嫌いかの問題になりますが…。)
◇この他 記入漏れや誤りががあるかもしれません。ご質問いただければ わかる範囲でお答えしますのでノーリターン・ノーキャンセル厳守でお願いします。
◇ご落札後 24時間以内にご連絡ください。事情がある場合は事前に質問欄で断ってください。スムーズに気持ちよくお取引させていただきたいと思いますのでご協力の程よろしくお願い致します。
◇長々・ダラダラの駄文 ご容赦ください。
◇<イタズラ入札>ほとんどの方は 真摯にお取引をお考えだと思いますが 新規の方による被害を被りましたので不本意ながら 評価の悪い方・新規の方の入札はお断りさせていただきます。しかしだれであっても新規からスタートするわけで 申し訳ない気もしますので 質問欄で意思表示をしてくださった場合は考慮することにします。よろしくお願い致します。
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