【大発見・若冲の巨幅】伊藤若冲「紫陽花牡丹双鶏図」・若冲画史上最大の掛幅・動植綵絵超・真筆・超微細・合致印・若冲技法・裏彩色・極書の商品情報

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    終了
  • 開始価格
    100円
    入札単位
    1,000円
  • 数量
    1個
    商品状態
    中古
  • 開始日時
    2018年8月27日 3時41分
    終了日時
    2018年9月3日 0時15分
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商品説明















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出品物の説明
これまで、若冲の巨大な絵としては、象と鯨図屏風(MIHO MUSEUM)や鳥獣花木図屏風(エツコ&ジョー・プライスコレクション)が、若冲画を象徴する絵として知られて来たが、調査家より、今回発見された本出品図は、動植綵絵の2倍は、あろうかという超巨大なサイズで、これまで知られて来た若冲画の大幅のなかでは、圧倒的に最大のサイズではないかと思われる。しかも、これだけの巨大サイズでありながら、随所に若冲画特有の超極微の細かい描法で描かれている。落款印は、地色が濃い黄土なので、分かりにくいが、よく見ると、正確な「藤女鈞印」白文長方印である。落款の「米斗翁五十八画」とある筆致もまさしく若冲当人の筆致である。
また、これだけの巨大幅でありながら、鶏冠のドットや羽の均一な描線などを極微に細かく描けるのは、若冲本人以外には出来ないことで、若冲真筆と見て間違いないが、他の「紫陽花双鶏図」と比較して、実験的に進化している局面も見られる。全体に枯淡な色彩でまとめている方向性や、紫陽花を琳派風のたらし込みの描法(雨に濡れた紫陽花のリアルな状態を表現しようとしたものか)で描いている点などである。全体に若年の華やかさと晩年の枯淡な画風を合わせたような、動植綵絵以降のまさに円熟期の風貌とマチエールをこれだけの大作のなかに、纏め上げている技法の円熟性は、この時期の若冲にしか出来ない技であり、思わず呆然と見とれてしまう若冲円熟期圧巻の大傑作であると言って間違いではない。また、尾羽は、他の「紫陽花双鶏図」と比較して、より壮大で自由闊達な空間構成を表現しており、これほどの圧倒される巨大な画面のなかにおいても絶妙なバランスのコンポジションで描かれており、改めて、円熟期の若冲のスケールの大きな画力と画境に驚かざるを得ない。ルーペで観察した時に、特に金色に見える部分などの絹目の間から、わずかに覗かれる彩色(黄土か)があり、これは若冲特有の裏彩色であろう。画面の巨大化と相まって、動植綵絵の境地を超えようとしつつ、裏彩色の技法においても、画境の進化を目指したものかもしれない。
また、同じく倍率の高いルーペで観察すると、鶏冠や足の部分の描かれるドットや環状の円点は、驚くべき極微のマイクロサイズのもので、実際にどのように描いたものなのか、全く分からない。 いずれにせよ、若冲画史上最大の掛幅が、今回このような形で発見された事で、若冲研究に、また大きな1ページが加わったということは、一つの事件であろう。特に動植綵絵以降の若冲の目指した方向性を知る貴重な手がかりになるものと思われる。

絹本彩色肉筆。巨幅。保存状態の良い美品。象牙軸。上質絹。裏彩色。
幕府公認極書付き。


【サイズ】
全体:238センチ×87センチ
紙本:145センチ×72センチ

【状態の区別】
特 上 中 下
★ ☆ ☆ ☆

【伊藤若冲(いとう じゃくちゅう、1716-1800)】
近世日本の画家の一人。江戸時代中期の京にて活躍した絵師。名は汝鈞(じょきん)、字は景和(けいわ)。初めは春教(しゅんきょう)と号したという記事があるが、その使用例は見出されていない。斗米庵(とべいあん)、米斗翁(べいとおう)、心遠館(しんえんかん)、錦街居士とも号す。
写実と想像を巧みに融合させた「奇想の画家」として曾我蕭白、長沢芦雪と並び称せられる。
(引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%97%A4%E8%8B%A5%E5%86%B2)

【注意事項】
当方では、出品する前に鑑定機関にかけておらず、落款や作風に従って、タイトルに作家名などをつけています。特に古画につきましては、公式鑑定機関が現在どこにも存在しておりません。各自、価値判断の上、状態(オレ・シミ・イタミ・その他)を画像でよく御確認いただき、ご入札くださいますよう、よろしくお願いいたします。

落札後のご連絡は、落札日より24時間以内、ご入金手続きは3日以内にお願い致します。


(2018年 8月 31日 4時 48分 追加)
追記
裏彩色:裏彩色とは、近年の動植綵絵解体修理の際に初めて発見された若冲特有の技法で、画絹の裏側からも彩色する事で、絹の表面に直接塗られた色彩とは、異なる色彩に見える技法。

本出品作においても裏彩色が、確認された。写真撮影したのは、雄鶏の足の部分で、表面に塗られた色彩は金泥だが、その絹裏側から、濃口鼠、電気石末、墨灰末のいずれかの顔料が彩色され、岩金茶と岩黄土の中間色のような、当時の顔料としては存在しない色彩を実現している。裏彩色が塗られていない部分では、均整のとれた絹目の間からは、裏打紙が奥まって見えるだけだが、裏彩色が塗られた部分では、写真のように、絹目の隙間から、絹裏から塗られた顔料が、(当然の事ながら)画絹の表面にまで横溢してしまっている部分が、随所に見られ、若冲が裏彩色を行った証拠が観察される。


(2018年 9月 1日 17時 47分 追加)
追記2
極札

極札とは、桃山時代の古筆了佐を嚆矢として、江戸時代には江戸幕府の公認の古筆見と呼ばれる公式鑑定士が、幕府管理のもと公式に小さな短冊形の紙片(寸法は、ほぼ統一され、印は黒色の墨印)に真筆であることの保証書として発行した。寛永頃から隆盛を極めたが、若冲の没した1800(寛政12)年頃には、既に衰微し、発行も衰亡していた。したがって、若冲作品に極札が付属している場合には、若冲が依頼者から依頼を受け、作品完成後に依頼者に納品されて殆ど即時に間をおかずに発行されたものと考えられるので、若冲作品に付属する幕府公式極札の存在は、若冲が描いたものであることを確認した上で発行されたために、近代以降の画家等による推定による鑑定書とは、根本的に意味が異なり、若冲真筆である事を直接に証拠付けるものとして非常に重要な資料である。本極札は、出品作が収納されていた桐箱の底から発見されたものである。表面には、古筆見による割印が捺され、裏面には、同古筆見による裏印が捺されている。
印影は、享保十五年(一七三〇)刊「古筆目利名寄極印鑑」によると、神田道伴の印影に近い、が年代的に考えると神田道伴の系譜に連なる古筆見によるものか。

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