PINK FLOYD / COMPLETE APHRODITE 1971 (2CD + PROGRAMME) 廃盤!の商品情報

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    終了
  • 開始価格
    2,500円
    入札単位
    500円
  • 数量
    1個
    商品状態
    新品
  • 開始日時
    2017年3月29日 5時0分
    終了日時
    2017年4月5日 0時0分
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商品説明


商品説明 ※本商品は、コピー品ではありません。

PINK FLOYD - COMPLETE APHRODITE 1971(2CD + PROGRAMME REPLICA)
Live at Hakone Aphrodite, Hakone, Japan 6th August 1971 (from Original "New" Masters)

遂にとんでもない音源が現実となりました。
フロイド・ファンの皆様、是非心してお読み下さい。

1971年8月6日、箱根芦ノ湖畔・成蹊学園乗風台、通称" '71 hakone アフロディーテ "。何とこの日、フロイドが行った全ての演奏をパーフェクト収録した録音が45年の時を超え、遂にその姿を現します!!

観た人によってセットリストの情報が十人十色で食い違い、一種のパラドックスを起こしていたこの日のセットリストの謎がこれによって完全に確定し、そのうえ史上初登場となる「神秘」もノーカット完全収録で含んでいるという門外不出の超秘蔵録音が遂に遂に登場するのです!!! しかもその音質が既存の箱根録音全てを一瞬で駆逐する超特A級の最強サウンドだなんて、そんな夢物語をにわかに信じられるでしょうか? でもこれは本物の真夏の夜の夢、収録時間も過去全ての箱根音源を大幅に上回る約100分間ものボリュームを持った大事件音源の登場なのです!!

高度成長期の日本の若者がカウンター・カルチャーの大きな大きな洗礼を受けた箱根アフロディーテ。そこでピンク・フロイドが行った響きと陶酔の演奏は自然が演出した神秘的なステージングと共に伝説となり、日本のファンにとっては真に特別な意味を持つ公演として語り継がれてきました。でも何故かこの日のショウを全て録り切った完全な録音はこれまで存在せず、我々ファンも幾つかの不完全な録音ソースによってこの時の演目を不完全な形で聴いてきたに過ぎません。昨年2015年には44年振りに史上初登場+ノーカット完全収録の「太陽讃歌」と「エコーズ」を含んだリール録音が『HAKONE APHRODITE 1971 MASTER RECORDING (Sigma 138)』として当Sigmaから登場し、世界中のファンの度肝を抜きましたが、そうしてショウの未知のシーンが新しく一部分出てきただけでも事件となるほど、この日の完全録音が多くのファンに渇望されてきたのは周知の通りです。

※ 情報のパラドックス、そして「神秘」初の音記録

またショウ全体を収録した実況録音が無かった為に、この日のショウはミステリーも呼びました。御存知だと思いますが、当時現地に足を運んだ人々の口伝や述懐、或いはネット上・当時の音楽誌の記述それぞれで、この日のセットリストが十人十色で大きく食い違うケースが続出していました。アルバム発表前で新曲のタイトル(邦題)がまだ無かった事、イベントの司会進行を務めた当時の有名司会者が読み上げた曲目原稿が不完全なものだった事、そして各人の記憶違いといった様々な理由によって情報のパラドックスが起こっていた訳ですが、完全録音が無かった為に一体どれが正しいのか確かめる術がありませんでした。特に情報を混乱させていたのが「神秘」で、この45年間に登場したどの既発盤・録音ソースにも演奏の欠片すら出てこなかった反面、アルバム『おせっかい』の日本盤LPの中の写真にはそれを演奏しているシーンだと言われているものがあるなど、本当に演奏されたのか否かは非常に大きなミステリーとなっていました。しかしそれも今回、全てが音の出現で完璧に裏付けられました。そう、本当に演奏していたのです!! しかもそれを含むこの日の全7曲が演奏順のまま全て完全版で聴けるのですから、これは真の大事件というほかありません!!

繰り返し申し上げましょう、" 全7曲の完全版 "です。つまりここには箱根音源史上で完全初登場となる「神秘」の他、これまでは後半に部分カットがありながらも唯一のソースとして重宝されていた「シンバライン」も史上初めてノーカットで聴ける全7曲なのです!! そして更に驚かされるのは、その「シンバライン」の終曲後も録音が暫く続き、何とそこに当時の有名司会者による" 終演後のアナウンス "までもが含まれている事でしょう!!勿論これも史上完全初登場のシーンとなっている訳ですが、重要なのはこのシーンが初登場した事によってこの「シンバライン」こそがこの日最後の曲であった事が確定・証明された点です。これにより録音の全体像に矛盾の無い筋道がピンと一本入り、揺ぎ無いドキュメンタリー性も備えた超絶の内容になっているのです!!!

※ RECORDER " 4 "

次に気になるソースの出所ですが、これは当日のアフロディーテ会場で実際に録音された御本人が当店を通じ、Sigmaレーベルに御提供下さったものです。収録機材は会場に持ち込んだカセット・デンスケで、録音者から直に提供を受けた大元オリジナルのカセットテープ・マスター(※ リールではない事も特徴でしょう。当時最先端の録音方法だったそうです)から、今回デジタル・ダイレクトにディスク化したものです。もちろん45年間ネット上にも知人にも、この世の中に一切出回らせなかったワンオーナー所有の超秘蔵ソースであり、恐らく誰もが存在しない・あっても世に出てくることはまず無いだろうと考えていたその" まさか "が本当に出てきた真の大・大・大発掘音源と言えましょう。ちなみに箱根アフロディーテでのフロイドの演奏を伝えてきた録音はこれまで幾つか存在しましたが、位置付けを改めて整理しますと以下の様になると思います。

RECORDER 1 :
「シンバライン」を唯一含んだ貴重な録音。マスターは恐らくリール録音で、録音者が自費製作したLP盤。
ショップ販売すらされなかった幻のプライヴェート盤。

代表タイトル
『APHRODITE (DYNAMITE STUDIO - DS94J058)』
『APHRODITE 1971: Peace Record (import title)』

(各収録時間 : 約46分)

RECORDER 2 :
冒頭にバフィ・セントメリーの終演部分と、当時の有名司会者による挨拶が入っていた定番録音。

代表タイトル
『APHRODITE (Sirene-160)』
『APHRODITE 1971 (Sigma 133)』

(各収録時間 : 約72分)

RECORDER 3 :
「太陽讃歌」が史上初登場にしてノーカット収録され、「エコーズ」を初めてノーカット完全収録したリール・トゥ・リール音源。

代表タイトル
『HAKONE APHRODITE 1971 MASTER RECORDING (Sigma 138)』
『HAKONE APHRODITE 1971 MASTER RECORDING : REMASTERED RESTORED (Sigma 139)』

(各収録時間 : 約55分)

...と、以上3種類の録音がこれまで知られていた訳ですが、今回45年振りに初登場する本作使用の録音は、それらとは出所が全く異なるフル収録・約100分間の" RECORDER 4 "となる訳です!!

※ 遂に確定したセットリスト

ではいよいよ本題に入りましょう。
以下が今回当レーベルが録音者御本人から御提供戴いた史上初登場の箱根完全版・オリジナル録音=RECORDER 4の内容です。収録によって初めて全ての演奏曲順と曲目が確定した全7曲であり、これこそが1971年・箱根アフロディーテ初日(8月6日)の真の全容となります。

1. 原子心母 ★過去最高のタフな響きの広がりが魅力です。勿論完全ノーカット !
2. グリーン・イズ・ザ・カラー ★既発超えの濃密さを持った特級ノーカット !
3. ユージン、斧に気をつけろ ★最強の透明度と音の芯の強さ! ノーカット !
4. エコーズ ★曲紹介から収録+終演後の約1分30秒間に渡る歓声部分も初登場 !!
5. 太陽讃歌 ★史上2テイク目!! 既発ソースを軽く凌駕する超鮮明ノーカット版です !!
6. 神秘★遂に史上初登場!! しかも完全ノーカット収録・超美麗の特A級音質です!!
7. シンバライン ★史上2テイク目にして初の完全ノーカット収録!! 音質も特A級です!

※ そして終演後にはあの有名司会者による終演アナウンスが入っており、勿論これも史上初登場です!! このシーンの出現で「シンバライン」がアンコール・エンドだった事が初めて証明されています。(「太陽讃歌」→「シンバライン」→「神秘」の曲順だったという説も昔から非常に根強かったのは皆様御存知の通りでしょう)

補記しておきますと、このRECORDER 4は曲間でのみ、テープ残量温存と電池の持ちを確保する為に僅かなオン・オフが確認出来るのですが、演奏自体は全曲完全収録です。特に初登場となる「神秘」のテイクは、ここ10年のフロイド発掘音源中でも最高・最強のものと確信します!!

※ 戦慄の超ハイグレード音質

新たなRECORDER 4による完全音源というだけでも驚異的ですが、更に私達を驚嘆と興奮で戦慄させるトピックがこの「特A級の極上音質」です。普通こういう大発掘・秘蔵音源の場合、一公演完全収録という貴重さはあっても音質は並かそれ以下、というケースが多いものです。しかもこれは日本のフロイド・ファンにとって特別な意味を持つ公演ですし、それが全ての既発サウンドを瞬時に駆逐する特A級音質で残っているなんて「話が出来過ぎてるよ」と思われるのが当然でしょう。しかし本録音の驚異的なところはまさにそこで、その夢物語の理想論が本当に現実となっている点なのです。例えが変に聴こえるかもしれませんが、その音質の差は、本当に何も知らない子供に「どっちが良い音?」と聴かせても100%本ソースを選ぶこと確実なほど単純明快で、圧倒的な格差があるのです。例を挙げますと、実はこのRECORDER 4には唯一の欠点として「エコーズ」の後半でテープチェンジによる音の欠落が約13秒間だけ存在しているのですが、この部分のみ本作では去年ノーカットで登場して大きな話題を呼んだ『HAKONE APHRODITE 1971 MASTER RECORDING : REMASTERED RESTORED (※ =RECORDER 3)』から波形レベル1/1000で合わせた完璧な補填をしています。で、この補填した約13秒間ですが、マスターのリール録音を徹底的にレストアしたあのRECORDER 3サウンドが霞んで聴こえるほどなのです。もし御手元にそのタイトルがあればお聴き戴きたいのですが、本録音はそのサウンドを+3以上軽く上回る出音の近さと解像度・透明度・ラウド感がある音像だと言えば御想像が付くでしょうか。当日あの会場でどれだけの方が実況録音を試みていたかは判りませんが、恐らくこれ(=RECORDER 4)以上の音質で録音出来たものはまず無かった筈です。誇張抜きで、聴けば100人中100人が「こんなに音が良く聴こえる71年の箱根フロイド、聴いた事が無い!!」と驚嘆されること確実ですし、我々が理想と空想で頭を一杯にしたサウンドが現実のものとして本当に飛び出してくる、史上最強の箱根アフロディーテ実況録音盤なのです!!

※ 「'71 箱根アフロディーテ全編完全初登場音源」、その検証

この100分近い録音は、RECORDER 2で聴けた有名司会者のアナウンスこそ未収録ですが、ロジャーによる例の「Ok, Here We go !」の掛け声の約5秒前から録音が始まります。しかしそのロジャーの声、また周囲の様子から未知なる音像の広がりと鮮明な出音の近さがいきなり感じられ、これが単に45年間眠っていただけの凡庸な録音物では無い事が直感で判るでしょう。「原子心母」が始まるとその期待は現実となり、冒頭SEを含む立ち上がりの音の威力と重量感に打ち震えること確実です。5分04秒から入ってくるガイド・ボーカルのシーンもその淡い音の移ろいが陶酔感満点の響きと共に広がり、この日のメイン・ステージに充満していた純正のリアル・サウンドが特上の音色で耳元に現れますし、9分02秒から入るドラムも若きニックの機智に富んだ打音の放ち方が過去最高の近さと解像度で耳元に雪崩れ込み、浮遊感にメリハリの効いたタムのリズムが付加された事による音楽的な創造美が更なる手応えで掴めるでしょう。「グリーン・イズ・ザ・カラー」もギターとギルモアの歌声が濃密な音像の中で鮮やかに揺れ動き、場に残る音の残響感と箱根の自然に吸い込まれてゆく音の拡散が見事に浮き上がります。その陶酔に充ちた演奏がそのまま「ユージン、斧に気をつけろ」に続く訳ですが、驚くべきことにこの付近から音質が更に向上し、RECORDER 4が真の実力を発揮し始めます。導入部で印象的なオルガンの旋律進行もその音色がますます近く鋭く艶を増し、前曲の陶酔感がミステリアスな神秘性に移り変わる姿を過去最高の音色で捉え切っているほか、スクリームのシーンもかなり間近でストレートな音像で飛び出し、各既発サウンドの様にやや距離感のあるサウンドとは全く違うものとなっていますので、ここで体験する新サウンドのショック感は未知の驚嘆を与えてくれるでしょう。当日鑑賞した方の回顧録によると、この曲の演奏中に芦ノ湖から流れてきた霧が足元に絡み付き、夜の帳が降り始めた風がそれを流して4人の髪をなびかせたそうですが、そうした幻想的な美しさを伴った伝説の演奏が最強のリアル・サウンドで甦る様子に是非御期待下さい。

そして更に驚かされるのが「エコーズ」で、信じ難い事にこの曲の冒頭からまた更に音質が向上するのです。音の芯がグッと剥き出しになり、ここで殆どSBD録音級の質感と音の間近さに到達します。導入のソナー音からしてその出音があまりにも近く、この圧倒的な出音の近さと静謐な透明度・明瞭さを備えたこの新音像には100人中100人が間違いなく息を呑むでしょう。以降ここからディスクエンドまでこのウルトラ級の超極上音質がガッチリ維持されます。曲名は「エコーズ」と紹介されてはいるものの、未だ「The Return Of The Sons Of Nothing」時期の名残を残す初期稿の歌詞も本当に耳元で歌っている様な生々しさがあり、リズム面のマッシヴな低音域とボーカル等の高音域がそれぞれ非常に引き締まったサウンドで麗しく流れ込んできます。8分46秒付近から入る特徴的なギターのチューニング・シーンも明瞭かつ大きな音で拾っていて、これもやや芯の細い音色でそれを拾っていた各既発盤との音像差に圧倒される筈です。それゆえ微妙なギター・タッチが完璧に耳元へ届き、リズムレスな中間部へ徐々に移行する様子も出音の間近さが際立っている事で既発盤とは次元の違う音楽的な神秘性を伴って現れるのです。また鳴き声シーンでは後ろで鳴っている風のSE音が異常なまでの近さと高い解像度で現れる事に仰天しますが、何よりも響きと響きの狭間に鳥の鳴き声を木霊させる事によって生まれた空間性がこれほど良く出た当時の録音もまた唯一無二でしょう。その奥からオルガンが浮かび上がってくる姿などはライン録音そのものであり、聴く者全員が確実に言葉を失うに違いありません。後半で音楽が大きく飛翔するシーン(※ 21分00秒~)もベースの音が一音一音極めて優れたアクセントで出ていて、響きによる知の集積と音楽的な開放のプロセスが体験した事の無い深い感動を呼び覚まし、巨大な音楽が何度も何度もうねりながら飛翔してゆく姿に強く心を打たれること請け合いです。しかも終曲後には約1分半ほどのチューニング・シーンが含まれており、これもまた聴き逃せない重要な初登場シーンとなっています!!

「太陽讃歌」はRECORDER 3に続く史上2テイク目の超貴重録音ですが、驚く事にこれもRECORDER 3のレストア版(※ あれほど優れていたのに! )を軽く凌駕する音質となっており、信じ難い音の近さと解像度を誇るサウンドで出てきます。これは言い換えればこの日の音楽的な表情付けが更に読み取り易くなっている訳で、水面下で蠢くミニマム的なリズムの多様性とロジャーによる呪文の詠唱の様な囁きによる思慮深い響きの組み立てがますます深く体に浸み込んでくる実感を味わえるでしょう。また面白いところでは、これはヘッドホンで注意深く聴くと分かるのですが、よくよく耳を澄ますと6分59秒付近~7分30秒付近に渡って録音者かその周辺の人物が持参したと思われる水筒のフタを開け、飲み物をカップ(=恐らくフタでしょう)に注ぎ、飲んで再びフタをカラカラと廻して締めている音が入っているのです。勿論この間もミステリアスな演奏音は異常な解像度と近さでこちらをずっと直撃し続けているのですが、「季節は真夏、曲は太陽」というキーワードがあるだけに水筒から水分を補給する音が妙に生々しく、またそれが缶でも瓶でも無い水筒のカップに注いでいる点がいかにも日本の夏特有の人の営みが感じられる訳で、これがまた「45年前の真夏の箱根・屋外会場」という臨場感をギラギラ眩しく与えてくれるのです。勿論その先の意味深なエンディングは聴き終えても尚、聴き手の想像力を過去最高に掻き立ててくれるでしょう。

そしてディスク2ではいよいよ完全初登場の「神秘」が遂に45年の時を越え、完全ノーカットでその姿を現します!!!演奏開始前の周囲の様子は勿論、冒頭で徐々に浮上する妖しい立ち上がりのシーンもSBD級のウルトラ極上サウンドで記録しており、ミステリアスに浮遊する序盤のオルガンの音色や歪むギターによる高度な知のざわめきが渦を巻いている様子を精緻に捉え切っています。やがてドラムが入ってくる転換シーン(4分56秒~)も凄まじく、音が悲鳴を上げ、もがき、激しくぶつかり合うリズムの急速な高揚と混沌が聴く側に強い緊張感を与えてゆく様子が驚異の鮮明さで現れますが、興味深い事にこの途中で何度か爆竹が鳴る音を拾っているのです。これは当時観た人の証言、すなわち" 「神秘」が演奏された時、遠くで爆竹を鳴らす音が聞こえていた "という記述を裏付けるもので、これもまた実際どんなスペクタクルであったかが生の現場の音で実際に確認出来るのです。やがてオルガンの旋律が浮かび上がり、遠くから鳴き始めるスライド・ギターが旋律を揺らしながら解放と赦しの響きを放つ姿は眩いほどですし、「♪ Ahh...」と歌われるガイド・ボーカルも限りない陶酔サウンドで充ちており、2コーラス分たっぷり歌い上げるロング・バージョン(※ 前年度や初期の演奏は1コーラスで終るケースが多い)で披露されているフルスケール感を至高のダイナミック・サウンドで御愉しみ戴けるのです。曲・そして演奏が音と音の間を重視しているが故のこの音楽的体感時間の長さは、聴き手を45年間待っただけ高く・遠くに飛ばしてくれるでしょうし、恐らくこの曲を聴き終えた時点であまりの多幸感、非現実感に悶絶し、めまいを感じてしまう方が続出するのではないかと察します。

そして史上2テイク目となる「シンバライン」も史上初のノーカット完全収録です!! これまではRECORDER 1のソースにのみ記録されていた、後半に無残なカットが入った姿でしか聴けなかったあの唯一のテイクが史上初めてその全体の姿を露わにします!! またサウンドのアッパー感も劇的で、演奏音が驚異的に近く出てくるこの音像もまた箱根音源史を一変させる大快挙でしょう。これによってRECORDER 1でカットが入っていたシーン(※ 本録音では8分41秒~)が45年待っただけの事はあるウルトラ級の音質で完全解決されているだけでなく、演奏全体の鋭い知的陶酔と深い波動がパーフェクトに甦っているのです。更に録音はそこで終らず、終曲後には当時の有名司会者による終演アナウンスがそのままノーカットで続きます。これもまた史上初の大快挙シーンですが、彼はこのアンコール曲(=シンバライン)を紹介した後で「本当に盛大な御声援、熱狂的な御声援、ありがとうございました」と確かに発しており、このシーンの出現によってこの曲こそが箱根初日のラストの楽曲であった事が初めて裏付けられていますので、是非ディスクエンドまで御注目戴きたいと思います。このスピーチ・シーンは今後、箱根でのフロイドを語る上で非常に重要な鍵となるでしょう。

※ 特典 : あの魅惑のパンフレットを新規で復刻!!

更に今回は特別企画として、今や高額なプレミアが付いている箱根アフロディーテのパンフレットを、新しく完全復刻したものが付属します。折れやシミや傷ひとつ無い完全ミント状態のオリジナル原本を使用した超精巧な縮小レプリカ(※ カラーページを含む全42ページ)です。2006年6月にSireneレーベルからリリースされた『APHRODITE (Sirene-160)』には原寸大のレプリカ・パンフレットがボーナス・アイテムとして付いていましたが今回はそれとは別で、一から新規で製作した葉書大くらいの縮小版となっています。Sirene盤に付いていた原寸大版も素晴らしい仕上がりでしたが、あの当時と現在とではデジタル印刷と製本技術が格段に向上していますので(※ 現在世界的に" 豆本 "が再ブームなのも、ここ数年の印刷と製本技術の飛躍的な進歩のお陰でしょう)、今回の仕上がりは更にレベルの高い仕上がりを実現したスペシャルな逸品アイテムとなっています。サイズ以外は発色も紙質も全く同じであり、これはもうコピー・複製という域を超えたクローンそのものの仕上がりとなっていますので、手に取れば確実に御満足戴けるでしょう!! 読み応えのある記事が盛り沢山で、特に「お山に出てもナゼカ海賊ナノダ」というコラムは密録行為について警鐘を鳴らす内容で、これは全ての箱根音源を再考する意味でも実に興味深い記事となっています。

(パンフレットの内容)
箱根町長ごあいさつ
出演者の写真付き紹介文(フロイドは見開き2ページ)
座談会 : 「毎年続けたい箱根アフロティーテ、音楽がそこにあったら、とにかく楽しんじゃおう」
コラム :
「7月17日の夜」
「愛神アフロディーテと野山のうた」
「お山に出てもナゼカ海賊ナノダ」
広告:
日立カーステレオ、ニッポン放送、小田急ロマンスカー、レストラン西武、トリンプ、明治梅酒ソーダ

※ 終わりに

多くの日本のファンから長きに渡って切望され、渇望されてきたフロイド箱根アフロディーテの完全録音。それを遂に解き放つこのRECORDER 4は確かにファンやコレクターにとって50年に一度の大事件ですし、狂喜と祝賀のムードで一杯になるでしょう。でもこうして歴史的快挙の発掘音源を遂に手にした私達は、今こそ謙虚さを持って箱根での演奏を学び直さねばならないのではないでしょうか。何故ならここには45年間待たされたその渇きを一気に潤す強い爽快感があると同時に、これまで全く気付かなかった様々な発見がたっぷり見えてくるからです。セットリストひとつ取っても私達は45年間不確かな情報の中で泳いでいたくらいですから、この時の演奏を確かな音の全記録から本格的に学び、響きと演奏の波動を読み取ってゆく作業は今始まったばかりなのかもしれません。ロジャーはレコード会社が開いた当時の記者会見で「日本にはおしゃべりしに来た訳じゃァ無いんでね」と言っていましたが、彼等は当時まだ未成熟だった日本のカウンター・カルチャーの理解度に対して僅かな嘲笑を含めながらも、その返答としてロックという新時代の宝石が結晶する眩しさを自らの演奏で直接照射し、そこに集った人々の盲を払い、盛夏の箱根に集った自分とあの時代を見詰め直すヒントを音の波動で伝えたのだろうと思います。

あれから45年もの時が過ぎ、ロックは今や完全に斜陽の時代を迎えていますが、だからこそこの録音は聴き手をカウンター・カルチャーの原点に立ち帰らせ、同時に深い問い掛けもしてくる筈です。勿論、フロイドの日本公演とその音源研究にとって非常に参考になる示唆が多々含まれていますし、これら未知なる興奮と発見を伴う本物の感激は、フロイドと青春を共にした方、そしてあの日の箱根アフロディーテに足を運ばれた方にとっては掛け替えの無い眩い時間に邂逅出来る最高の宝物となるに違いありません。45年後の現代から熱い想いを込めてあの日を逆照射出来るのは、私達日本のファンならではの特権です。それだけにこの完全録音を聴き込めば聴き込むほど、私達はあの箱根アフロディーテという盛夏の記憶を更に精度の高い知の宝石に変えてゆけるでしょう。

どうぞ今週末はその宝石が最高の特級音質で結晶するフルスケールの眩しさをこのプレス盤で存分に味わって下さい。本能的な鋭い悦びが生涯あなたを貫く、真の衝撃タイトルです。

★ロジャーの「OK, this is the last tune we gonna play, it's called "A Saucerful Of Secrets", thank you for coming(?)」、そして、レコーダー周りの「いいにおいがする♪」という女性の声からスタートする19分(!)に及ぶ「神秘」は、全てのオールドロック・ファン必聴。ここ十年最強のライブテイクと言っても過言ではありません。とりあえず、生きてるうちに聴けて良かったです。


Disc 1(70:31)
01. Atom Heart Mother
02. Green Is The Colour
03. Careful With That Axe, Eugene
04. Echoes
05. Set The Controls For The Heart Of The Sun

Disc 2 (28:46)
01. A Saucerful Of Secrets
02. Cymbaline

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