流体力学[金庫に入れておくべき品]日米決戦'78両軍超大物厳選筆! の落札情報

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１９７８年秋にアメリカから来襲した『ビッグレッドマシーン』こと、シンシナティ・レッズ。
＠スパーキー・アンダーソン監督（殿堂）
＠ピート・ローズ（４２５６安打）
＠トム・シーバー（殿堂：英・カタカナ）
＠ジョニー・ベンチ（殿堂：英・カタカナ）
＠ジョージ・フォスター
＠ディック・ワグナー（ビッグレッドマシーンを編成した名物ＧＭ　注：本品寄書きの制作者であり、所有者）
＠王　貞治（日・英語） ＠長嶋　茂雄（日本語）
★★★ご注意★★★本品はレッズ公式練習（馬革）ボールに一本の水性黒インクペンでボールをメンバー間で回しながらしたためたもの。ですが３７年を経て、インク色素が皮革内部へ沁み込んでいます。薄くはなっておりますが、輪郭は残されており、執筆メンバーの厳選ぶりとその存在意義と様式は日米の所蔵品のなかでも類を見ない稀少品そのものであり、「ルックスよりも内奥」に大きな価値を見出せる、そうご共感ねがえた方だけにご入札を戴きたいと思います。★★★★★★

戦前戦後を通じ、来日して全日本と対戦したメジャー軍団の中での「最強、かつ本気モードで闘った」ベストなアメリカ代表チームこそこの「1978ＲＥＤＳ」・・・として語り継がれています。

あれから時はすでに３７年。当時の取材者らは現場からとっくにしりぞき、さらにデスクや編集幹部を経たうえで、今にちではジャーナリズムから引退し去って活きた情報のエアポケットとなってしまっている交差点です。
なぜ、そんなに最強な軍団であったのかというと、このシーズンと前年こそ『ナ２位』に甘んじたものの『１９７５/１９７６』とワールドシリーズを連覇、しかも相手がレッドソックスにヤンキース。続いての連続２位ときて新たなリーグの盟主の誕生として、その名もティームカラーにかけて『ビッグレッドマシーン』と謳われていました。

この昇り竜のごとき新たな強豪レッズ。★★★★★★猛将スパーキー・アンダーソン監督（殿堂入り）の退場コールいとわない勇猛な指揮官ぶりもウケに受けての来日。

つまらん負け方などあり得ない。「世界最強」のプライドにかけて１ミリも譲らない。ふだんから一切の手抜きを嫌うスパーキーのひと睨みに遭ったら、ひとクセだらけの武将ばかりの赤い軍団でも一挙手一投足に懸命となったもの。

たしかに「ハッスルＣ」を人生のモットーとして、きわどいタイミングと見るや、どこでもいつでもヘッドスライディングをせずにはいない★★★★★★ピート・ローズ。彼の築きあげた「世界最高安打数４２５６本」は広い海原で追いかける者といったらイチローただひとりという大記録（それ以下は果てしなくリードされており凌駕は不能）。考えてみても『シーズン２００本安打を最低２０年以上続けた』うえでの４２５６本ということ。今回も彼だけでも果てしなくタイトルや表彰を書き連らねればならないところ。

つづくは現代野球における捕手理論をすべてくつがえしたといわれる『攻撃型キャッチャー』であるジョニー・ベンチ。「捕手は打てなくていい」という球界の常識をくつがえして殿堂入りの選手の中でも堂々たる打撃成績を評価されて選出された男。
その「亭主」である、★★★★★★エースの（殿堂入り）トム・シーバーは本格的な『ストレートとスライダーだけ』を武器にしてメッツにレッズと、「まさかの優勝」を請け負う豪球助っ人として日米とも多くのプロ野球投手のお手本とされた人物。

そのバッテリーはアメリカ業界人の間でも「コワい紳士」として有名ですが、うれしい事に初来日とあってはしゃいでいるのでしょう。このボールへのサインではそれぞれが『ジョニーベンチ』『トムシーバー』と、英語のサインにつづき覚えたてのカタカナもプラスして「日英両語のサイン」を残してくれているのはたまりません。おそらく、日米野球史上でもこうしてメジャーの大物（小物もふくめて）が「日英両語でサインした」というのはこのときが(王さんも同じく、)初めてではないかと小生鑑定士として説をここで立てます。
そしてこの人★★★★★★ジョージ・フォスター（愛称Sage＝サージ＝軍曹）。今回の７８レッズ来日が最強力と謳われるゆえんの人物。なにしろ昨季７７、そして今季７８とも２シーズン連続で「本塁打王」と「打点王」に二冠を連続して奪取、前年７７年でのナショナルリーグＭＶＰ。76季～81季六年連続「２０本９０打点以上」というアブラの乗り切った勲章を引っ提げての来日だったわけ。
私ごとながらこの際放った打球ほど、早い打球に小生は未だお目にかかったことがない。
満員の後楽園でのデーゲーム。人工芝がまだ珍しい頃だった「対巨人戦」で打席に立ったわがサージ。外角低め（ボール？）のストレートを黒く細いバット一閃。右バッターボックスの位置から白球がグイッと浮き上がるようにショート河埜の頭上へしっかりと伸びた。ジャンプ一番河埜のグラブをはじくような虚空をそのまま真っ直ぐにサージの放った弾丸は白く伸び、なんとそのまま左中間のラバーフェンスへと、バウンドすることなく直撃していった!?のである。『ドスンッ・・・・』このとき見わたせばおそらく満員の観衆のほぼ全員が声も出すことなく口をポカンと開けたまま、このドスンという鈍い音がフィールドに響くのをこれだけの人数がいながら、独占させてしまったのである。

なんという異常な打球なのだろうか。
後日、巨人河埜氏も『あれがメジャーというのですかね。「ショートが獲れそうなライナー」がノーバンでフェンスにダイレクトなんて、人間じゃないですよ（笑）』。
この直後にもサージは、レフト最上段の広告板（「フコク生命」）へとライナーでホームランを放った際にも、衝撃でホーロー板の表面を深く凹ませる打球痕を残す。それは翌年、日テレ巨人戦ナイター中継の際に「傷痕」をなんと遠く『★ネット裏カメラから』のズームインで画面上一杯に写し出し、数ヶ月前の日米シリーズのエピソードとして紹介していたのが印象的だった。それは修理不能のままドーム球場への改装取り壊しまで打球痕は刻まれたままとなった。（日本戦後野球に欠かせない秘話のひとつだろう）
★★★★★★王　貞治さん（日本語・英語）は、そうしたレッズの紳士らが英字でしたためたうえ、おそらくは覚えて間もないそれぞれの名前の読みをカタカナで添えているのを見て、ご自分も日本語でのお馴染みサインと共に、アメリカ帰国後も読めるように「Sadaharu Oh」と添えたもの。
★★★★★★長嶋　茂雄氏（日本語「巨人軍監督」として先発小林繁が４回ノーヒットに抑えるのを演出）
★★★★★★当時のRedsＧＭ　ディック・ワグナー（英字）戦後まもなく１９歳でマイナー球団の営業マネジャーに就任。マネジメントを長く務めあげ1958には最優秀マイナーリーグ幹部賞授賞。黎明期のNBAレイカーズ本拠地のプロモーションに成功。その後ＲＥＤＳへ。その後の１５年間を「ビッグレッドマシーン」へと高めあげ黄金時代を築く。その後
２００６年の没後、本品は資産目録に入る。
さすがに大物ＧＭが構成した集合ボールだけに、いかなる者でも困難な出来ばえです。

★★★★★★こうした

(有)流体力学・旭堂　代表　前野　重雄　拝
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（2015年 7月 27日 14時 20分 追加）
質問欄に「長い」「何売っているんだか判らない」との貴重なご意見を賜りました。 たしかにそうでしょう。 ですが、この先が見えない世情にありまして日々「１円　１円」の価値が重く大切なものになって来たことに鑑み、ヤフオクを「読むだけの方」はともかく、じっさいに貴重なお金を投じて下さろうという方に対し「売ろうとする」からには、格段の説明責任というものが求められていると肝に銘じております。 そうした「障害」を排して、立派な方々の残した品々を正しく伝え、それにより活力を呼び起こす原動力を差し上げられれば・・・とのロマンを当方は忘れないようにもがいている毎日です。 不快に思われムキには仕方がありません。そういう異見があるもの・・・と最初から諦めています。 つたない文章で読みにくいかもしれませんが、品物に関わった人々につき、１ミリでもより深く理解して戴くためにもがいた低脳人のなせるワザと、あっさり笑い飛ばして下さるのも粋（いき）ではありませんか？。

（2015年 7月 28日 17時 30分 追加）
ゴメンなさい、肝心な部分間違えていました。 本文説明開始上段まもなく、「水性ボールペン」とありますのを『油性ボールペン』へと訂正いたします。すみません。

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