重要美術品証書付き、吉岡一文字2尺3寸強 の落札情報

• 落札価格：

  2,552,000円

  入札件数：

  546（入札履歴）

• サイト

  ヤフオク!

  残り時間

  終了

• 開始価格

  10,000円

  入札単位

  1,000円

• 数量

  1個

  商品状態

  中古

• 開始日時

  2016年5月15日 20時13分

  終了日時

  2016年5月22日 23時4分

• オークションID

  r151633225 （この商品をヤフオク!で見る）

■「重要美術品 吉岡一文字」 を検索

• Aucfree で検索
• ヤフオク! で検索
• Yahoo!ショッピング で検索
• 楽天市場 で検索

■商品画像

■商品説明

重要美術品証書付き、吉岡一文字2尺3寸強

無銘傳吉岡一文字

種別：刀
長さ：71.0ｃｍ
反り：1.45ｃｍ
目釘穴：2個
元幅：約3.0ｃｍ
先幅：約2.0ｃｍ
元重：約6.5ｍｍ
先重：約5.2ｍｍ
刀身重量：約740ｇ
平成4年（東京都登録）

本出品は別途に出品している（長曽祢興里入道乕徹）と同じ旧所有者様のご遺族からお預かりしたものです。

吉岡一文字は、鎌倉時代の末期に興った備前国の刀工の一派であり、一文字は後鳥羽院番鍛冶を務めたとされる則宗が一派の祖とされている。吉井川東岸で興った福岡一文字に続いて、鎌倉時代末期頃に吉岡一文字が福岡の北方の吉岡の地で興こる。激しく逆がかった匂い出来丁子乱れの刃文が特色。古来より福岡一文字と同様珍重され、国宝に指定されているものもある。
その造り込み作風は、 福岡一文字と同様、太刀が多い。刀姿は腰反りが高く、先にいってやや先反りのつく、鎌倉時代末期風の太刀姿のものが多い。元先で身幅差が小さく身幅広く、長大なものもみられ、本刀もそうであるが多くが大磨上となっている。
地鉄は福岡一文字と同様、板目肌よく詰み、地沸が細かにつくものが典型的である。しかし、部分的に肌が流れ、肌立つものもあり、地の部分の「乱れ映り」も顕著となる。
刃文は焼きに高低なく、乱れに大小少なく、丁子乱れの匂い足が逆がかる。
福岡一文字と異なり、比較的刀工銘を切る。備前国吉岡住某という銘が見られる。「助光」が代表刀工。また、福岡一文字には皆無であった裏年期がある作も存在し、活躍時期が特定できる。吉岡一文字一派は一文字の名に恥じない名刀を残している。重要文化財に指定されている刀剣も多い。
国宝指定の刀剣としては 国宝 太刀 銘 （一　備州国吉岡住左近将監紀助光）　(裏銘)　南無八幡大菩薩 南無妙見大菩薩 元亨二年三月日 - 阿倍豊後守忠秋が大洪水の墨田川を人馬で渡りきった功を賞し、徳川家光から下賜された。 薙刀 銘 （一 備州国吉岡住左近将監紀助光）が国宝指定されている。

本刀もまったく上記の掟にかなうもので、大磨上げながら輪反りの体配と鎌倉後期の姿を呈し、 地鉄は板目肌よく詰み、地沸が細かにつき、部分的に肌が流れ、やや肌立ち、地の部分の「乱れ映り」も顕著となる。 刃は 丁子乱れの匂い足が一層華やかとなる。
本刀には昭和12年の重要美術品証書が付属しています。重要美術品が所載されている（日本刀分類目録）を見ますと、65項に所載されているようです。
旧所有者は平成4年に亡くなった祖父の遺品として相続したようですが、そのときまで登録されていなかったとのことで、相続の時点で登録されたようです。 その旧所有者も平成25年になくなり、遺族に刀を相続するものがいないので、 大事にしていただける方にお譲りしたいとのことでお預かりしました。
従いまして、 よほど低調でない限り売り切る許可をいただいておりますので、皆様のご入札心よりお待ち申し上げます。本刀を落札された方は20日以内に所有者変更を行って下さい。

尚、新規の方は質問欄より必ず入札（落札した場合のご購入）の ご意志連絡下さい。連絡無き入札はただちに取り消しします。落札者都合によるキャンセルの多い方は、こちらの判断で削除する場合があります。尚、当方はヤフネコに対応しておりません。

関連商品

現在見ている落札物に関連した商品を表示しています