大阪の豪商・鴻池家伝来・最上作大業物 「 備前國住長船与三左衛門尉祐定 」 2尺3寸・寒山・薫山・両先生の鞘書き在り・出来見事な一振り の落札情報

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  403,000円

  入札件数：

  96（入札履歴）

• サイト

  ヤフオク!

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• 開始価格

  10,000円

  入札単位

  1,000円

• 数量

  1個

  商品状態

  中古

• 開始日時

  2018年8月31日 23時7分

  終了日時

  2018年9月6日 22時41分

• オークションID

  r266514230 （この商品をヤフオク!で見る）

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大阪の豪商・鴻池家伝来・最上作大業物の「備前國住長船与三左衛門尉祐定」在銘 2尺3寸・寒山先生・薫山先生・両巨匠の鞘書き在り・出来見事な名品です

日本刀名跡の最高峰の一つで有る（備前國長船）は、平安時代から名工の坩堝として、あまねく人口に語られる特別の存在でした。 時代下って室町時代になると、戦国時代期の需要に応える為、量産品も多々有ったが、その中でも俗名の入った「備前祐定」には、あまたの名刀が数多く遺作として現在でも残っています。 末備前物最高位に位置する刀工は「与三左衛門尉祐定」で、姓は中川「彦兵衛尉祐定」の子と伝えられている。 天正四年六十九歳の銘が有る作から、文明９年の生まれとわかる。父および子の「弥九郎祐定」との合作の他「次郎左衛門尉勝光」「治光」「国光」等の合作があります。
「与三左衛門尉祐定」は、永正末年から・大永・享禄・天文年間にかけて、末備前物の諸工の中で最も繁栄している。 中国地方では、赤松・浦上・宇喜多・の守護や、守護代を始め、各武将の為にも作刀し、多くの名作を残している。
本刀は、身幅広く先幅も落ちていない健体豪壮な刀姿で、小板目肌良く詰んだ鍛えやや流れこころ、地刃ともに沸強く大変明るく冴え、刃は出入りの激しい互の目丁子に矢筈蟹の手を交え、 帽子は南北朝体配と見紛うような見事な大帽子で大変に見応えが有り、刃は掃き掛けて返る迫力ある帽子で、その刀姿は誠に見事です。
茎は末備前の掟通りで、やや詰まる長さに錆色よろしく、細鏨で俗名入りの銘が今なお鮮明に残っています。
本刀には（本間薫山先生）（佐藤寒山先生）両巨匠の鞘書きが有り、江戸期の豪商であった「鴻池家」の伝来品である旨が記されています。
鴻池家の、鴻池善右衛門は、江戸時代の代表的豪商の一つで有る、摂津国大坂の両替商・鴻池家の名で、代々受け継がれる名家で有る。
鴻池家は初め酒造業であったが、江戸初期に両替商に転じて事業を拡大、同族と共に（鴻池財閥）を形成した。歴代当主からは、刀剣の愛好家・茶道の愛好者・庇護者、茶器の収集家を輩出した程の文化家系でした。 本品は初出状態のお刀ですので、各鑑定機関鑑定は未鑑定だと思われます。また古研ぎのままですので少々のヒケございますが、写真画像を見られて解りますように、まずは研ぎ上がりの様な状態を維持していると言って良いと思われます。お刀の状態を含め、説明文ご納得の上でのご入札を宜しくお願い致します。
お預かり品ですが、なるべく売り切りますので、皆様のご入札をお待ち致しております。
落札後は、速やかにお取引き頂けますお方様のみのご入札をお願い致します。評価の悪い方等の入札は、当方の判断にて取り消させて頂きます場合がございます。 評価新規の方でもご入札は出来ますが、質問欄より（落札に至った場合の購入の意思）を必ずご連絡下さいませ。ご連絡を頂けない場合は、入札を取り消させて頂きますので、どうぞご了承下さいませ。

種別・・・・刀
長さ・・・・69.4ｃｍ
反り・・・・1.2ｃｍ
目釘穴・・・1個
元幅・・・・約3.15ｃｍ
先幅・・・・約2.2ｃｍ
元重・・・・約6.5ｍｍ
先重・・・・約5.2ｍｍ
刀身重量・・約850ｇ
昭和34年大阪府登録

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