整理番号⑭ ソニー製最高級FM専用チューナー ST-5000F(純正コの字型ウッドケース入り)完動品・超美品の出品です。の商品情報

過去3ヶ月の「 5000 チューナー 」の統計データ情報

「5000 チューナー」 に関する落札商品は全部で 53 件あります。

平均落札価格

7,285 円

最高落札価格

72,000 円

最低落札価格

1 円

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平均落札価格

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  • 落札価格:
    63,000
    入札件数:
    1入札履歴
  • サイト
    ヤフオク!
    残り時間
    終了
  • 開始価格
    63,000円
    入札単位
    1,000円
  • 数量
    1個
    商品状態
    中古
  • 開始日時
    2018年8月26日 23時26分
    終了日時
    2018年8月29日 23時26分
  • オークションID
    s600090676この商品をヤフオク!で見る

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商品説明

ソニー製・最高級FM専用フラッグシップチューナーST-5000F(シリアルNo205085)(電源コード印字1976年)完動品・超美品の出品です。

通常、電源コード製造年印字の1~2年後に生産されますので、恐らく最後期の生産品と思われます。

その証拠は、①電源コードのプラグ形状が最新の物に変更されている。②ステンレスシャシー上面のピカピカのキレイさ。

1967年に当時の世界最高級FMチューナーとして君臨していたアメリカ・マランツ社の10B(真空管式)を超えるべき当時のCBSソニー社長の大賀典男氏の命令により開発・発売されたエポックメーキング的チューナー元祖ST-5000(当時の販売価格¥88000円)を大幅にリニューアルしFMチューナーの原器として発売されたST-5000Fです。

リニューアル当初は、(電源SWが小豆色の樹脂製角型で”F”バッジ無し)及び同一仕様ながら(電源SWが他のツマミと同一のアルミ側の円柱形で”F”バッジ付き)と改良されてきました。

このチューナーは、何と1977年の(昭和52年)6月発行のカタログにも掲載されていますから、10年間もフッグシップ機として販売されていた事になります。
1モデルが、この時代10年間も継続販売されていたと言うのは、驚異的だと思います。最終的な販売価格は¥105000円でした。

当時、FM多局化の先進国のアメリカ(ニューヨーク)で強弱電波の飛び交う中、マランツ社の10Bの58局受信に対し、60局以上を聞き分けたと言われ、群を抜く高性能で世界的にFM標準機として認められた機種です。

機器の詳細は、とても紹介仕切れませんので、ネット等で(オーデイオの足跡様)とか(オーデイオ懐古録様)等のサイトにて御確認願います。


この機種の修理内容・整備内容とかの詳細は後日、追記させて頂きます。

重要部位は、全て分解し徹底的に整備しています。特にランプ類は、手を抜いていません!!。

ダイヤルスケール両端のフューズ型ランプ(8V0.3A)2個は新品交換済み!!及びその部分の遮光紙も新品交換済みです。

詳細は後述しますが、(シグナル)(チューニング)両メーターの照明は、(暗い!!)(ランプが点灯していない!!)と大多数の方々が誤解していますので、ここで簡単に説明しておきます。

この機種のメーター照明は、リスニングの邪魔にならないよう、わざわざランプカバーの下半分を黒い塗料で遮光しメーターの上部にだけランプの光が当たるように設計・製造されています。

従って(暗い・点灯していない?)と評価されているようです。
設計意図は、音に専念していただく為、昼の明るい時は、ほとんど照明に気ずかず、夜の暗い時だけ、その存在が分かるというものです。同じような思想は、当時より後に発売されたヤマハのプリメインアンプ(CA-2000)(CA-R1)等のVUメーター照明にも見られます。

私も、もう少し明るい方が好みの為、このメーターカバー(2個共)下半分の黒色塗料を(除光液)を使って除去し、写真のようにキレイな照明に仕上げています。


電気的チェックの内容を簡単に列記致します。。

我が家は、自分のリスニング用に3階バルコニーに設置してあるFM専用7素子アンテナ(2Mx3Mの巨大な物です。!!)を使用していますが、整備時のチェックには、2階和室の壁に張ってある 簡易FM用フィーダーアンテナを使用しています。
この方が機器の感度等諸特性の違いが良く分かる為です。。

2015年12月8日からAM放送の在京ラジオ局3社がAMと全く同じ番組内容でFM同時放送を開始しました。
TBSラジオFM(90.5MHz)・文化放送FM(91.6MHz)・ニッポン放送FM(93.0MHz)の3社です。
今回出品の本機は、90.0MHzピッタリまでのギャランテイで3局共受信不可です。

①FM(MONO)(AUTO)(STEREO)ポジションでの良好な受信確認。

②ミューテイングSWの正常動作確認。

③ハイブレンドSWの正常動作確認。

④実周波数と指針のズレ無き事の確認。

⑤ダイヤルノブの滑らかな動作確認。

⑥各ランプ(ダイヤルスケールガラス両端の照明)(シグナルメーター)(チューイングメーター)の点灯(STEREO受信時の点灯)の正常点灯確認。

⑦(固定出力)・(可変出力)のガリ・不快ノイズ無き事の確認。


以上です。このような正常動作に至るまでの整備内容については、後述させて頂きます。


付属品は、下記の通りです。

①75Ω~300Ω変換整合器(マスプロ電工製MAT10F-P新品)・・・これは現在貴重品です。!!各メーカー共製造を終了し、流通在庫しか入手出来ません!!。
今春までは400~500円で販売されていましたが、現在、ネットで1200円前後で出品されています。

②純正取り説コピー

③カタログコピー及びプロフィールコピーをクリアーバインダーにお入れしたもの。

④ソニー設計者社内座談会の記事コピーをセルケースに入れたもの。

⑤交換したダイヤルスケールランプの旧品2個(2個共良品)

⑥ダイヤルスケールランプ遮光紙の旧品

以上、6点を付属添付致します。


尚、約50年近い経年品です。私の手を離れた後の保障は一切致しかねます。一度酷いクレーマーの方に本当に嫌な思いをしていますので、ノークレーム・ノーリターンを御理解し遵守出来る方のみの御入札を御願い申し上げます。

但し、落札入手後、1週間以内で、電源が入らない・音が出ない・酷い歪み音等、重大な不具合については、元払いにて御返却後、修理後再発送もしくは修理不可の場合返金に応じさせて頂きます。


(入札に関する重要事項)・・・下記4項目に該当する方は入札を御控え願います。たとえ入札・落札されても(落札者都合による削除)処理をさせて頂きます。

①評価新規の方。
②評価の内、(非常に悪い)が全評価の5%以上の方。
③外国人で日本語の読み・書きが出来ない方。
④落札後、2日以内の取引ナビ連絡及び5日以内の御入金手続きの出来ない方


落札後の御入金は、(ヤフーかんたん決済)のみの限定です。

発送は、(ヤマト宅急便)又は(ゆうパック)のみの限定です。
発送料金の元になる荷物サイズは、(120サイズ)です。
元払い・着払い・配達時間の御指定等、落札者様の御希望に従います。

それでは、ヤフオク10枚(主に外観写真)、フォトアップ7枚(主に内部写真)、合計17枚の写真を御覧頂き、御入札の御参考になさって下さい。


xickx

 
↑ 徹底的に洗浄・清掃・ポリッシュ済の各ユニット ↑

 

 

 
↑ 左が遮光塗料除去前・右が除去後 ↑

 

 

 
↑ 電源レギュレーター用Trの放熱グリス等整備 ↑

 

 

 
↑ 左が整備前の銘板・右がポリッシュしすぎのもの・私のミス ↑

 

 

 
↑ 整備中のシャシー上面 ↑

 

 

 
↑ 整備中のシャシー裏側 ↑

 

 

 
↑ 整備完了後の本機 ↑

 

 

・・・ 上記の画像は フォトアップで掲載しました ・・・
 



主な整備内容について記載させて頂きます。

①ボンネット止めビス及び底面止めビス及び丸型ツマミのイモネジをサビ取り・防錆処理

②底板及びシールドケースを外してシャシー内部をアルカリ電解水にて洗浄・清水にて充分にすすぎ、その後、2~3日自然乾燥(時々エアーブローしながら)

③電源トランス・シールドケース・底板をポリッシュ後、クレ製船舶用防錆・潤滑剤(6-66)にて清掃。

④ボンネットケースをクレ製LOOXにてポリッシュ。

⑤電源レギュレーター用パワートランジスター(2SD340)を取り外し、古いグリスを除去し新たにパソコンCPU用高性能シリコングリースを塗布し再取り付け。

⑥電源コードを無水アルコールにて清掃及び電極刃を極微コンバンドにてポリッシュ。

⑦ピンジャック・半固定VR・アンテナターミナル・アースターミナルを極微コンパンドにてポリッシュ及びクレLOOXにて仕上げポリッシュ。

⑧フロント化粧パネル及び各ツマミをお風呂ルックにて洗浄し、その後クレ製LOOXにてポリッシュ。

⑨ダイヤルスケールガラスをクリーナーにて清掃。

⑩ピンジャックを接点復活剤にて清掃。

⑪各SW及び背面の半固定VRをエレクトリッククリーナーにて洗浄。

⑫フライホイール軸受けに二硫化モリブデン配合高性能グリスを塗布。

⑬ダイヤルスケールガラス両端のランプ及び遮光紙を新品交換。

⑭各ランプを無水アルコールにて清掃。


以上が主な整備内容です。


(追記-1))説明文・写真等では、伝わりにくいですが、気品が違います。モノが違います。!!!


(追記ー2)ソニー純正のコの字型ウッドケースのウイークポイントは、放熱部の桟の強度が弱いことです。

この為、私の場合、今回の出品に限らず、コの字型ウッドケースについては、全て裏側の桟の交差部に木工用ボンドを全箇所塗布し強度を強化しています。

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