江戸後期 『 頼山陽 書簡(西遊出立直後の長文) 』 早稲田大学図書館長鑑定 肉筆/古文書の商品情報

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江戸後期 『 頼山陽 書簡(西遊出立直後の長文) 』 早稲田大学図書館長鑑定 肉筆/古文書の1番目の画像
  • 落札価格:
    261,000
    入札件数:
    84入札履歴
  • サイト
    ヤフオク!
    残り時間
    終了
  • 開始価格
    1,000円
    入札単位
    1,000円
  • 数量
    1個
    商品状態
    古文書
  • 開始日時
    2018年10月1日 18時30分
    終了日時
    2018年10月8日 22時34分
  • オークションID
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商品説明












■ 江戸後期 『 頼山陽 書簡(西遊出立直後の長文) 』 早稲田大学図書館長鑑定 肉筆/古文書
 詳細  江戸後期、頼山陽(徳太郎)が母上と餘一(頼聿庵)へ宛てた書簡です。文政元年(1818年)、西遊出立の直後に差し出されたものです。早稲田大学初代図書館長 市島春城の箱書があり、書簡の写しが付属します(写しは最下段に掲載しています)。下記の訳文はご参考程度にご覧下さい。

  書き添え申し候、上田翁・晋風どもへ叔大人御傳語申し聞け候、即ち紙へ御書き付け下され候よう見せ申し候ところ、外のところを重ね、そのところばかり切ってくれと申し遣わし申し候、大慶致し候様子に候、中川篤左衛門は私着候日の朝回郡に出で申し候、外の諸子大人の御噂ばかり申し居り候事。
赤間関にて嶋便を得候ゆえ走筆申し上げ候、七日までの義は書状にも申し上げ候、傳九郎より御聞きくださるべく候、その夜関戸まで雨を冒して着、八日に錦帯橋一観、花岡に一宿、九日に上田少蔵まで参り候ところ、主人驚喜して迎え、夜ふくるまで松の詩など出して見せ、翌日も滞留候へども晴朗ゆえ出立、山中駅まで参り申し荒駅烟火蕭騒、十一日に長府まで参り小田順蔵(小田孝淑の養子教授)舊友ゆへ尋ね候ところ、これまた倒履迎歓、酒は伊丹、肴は鮮新、雨にて幸ひと二日滞留、赤関へ先觸申し遣わし、十三日には関の者ども迎えに参り、十四日に晴に乗じ一同に發足、海邊にて酒を傾け長府の医者と別れ申し候、豊前の山手に取る如く見へ、玄海と内海と潮の界、舟激箭の如く壮観快目候、廣江父子歓迎、はなれ座敷の方へ落ち着き申し候、吉右衛門主翁誠に好人物、雑作も無く至極の人、常蔵は舊門人なり、帰家の如くに御座候、萬々御安心くださるべく候、石原柳庵など参り、これにて暫らく滞留休足、長崎の方へ向ひ申すべくと存じたてまつり候、いづれ當月中はこの地に居り候ように相成るべくや計り難く候間、御状とも遣わされ候はば此方へ向けくださるべく候、もし出立後なれば長崎へ差し越しくれ候よう頼み置き申すべく候、この筑前博多の松永宗助と申す豪家の主人、風流好事、このたび茶山まで参り候とてこれまで参り、私廣嶋へ下り居り申し候由ゆえ、廣嶋へ立ち寄申すべき積りのところ、長府まで私下り居り候由承り、これも長府まで迎えに参り申し候、一二日同宿、これより出帆西行、この上なくたしかなる便ゆへこの書を托し候、廣嶋はその後大風の落ちたるようにこれあるべく察したてまつり候、筆末に相成り申し候、その後御痰など御出来は如何に御座候や、案じたてまつり候、頓にめづらしきところ覧望、帰路御はなし申し上ぐべくと相楽しみ申し候、京の方はこの間御地より出し候状にて待ち兼ね申し候よう計策、小石へ頼み遣わし候間、これまた御懇ろに御座なく候、その後のところ御しらせ申し上ぐべく草々かくのごとく御座候、なお後便を期し候、頓首。
 三月十六日 徳太郎拝
母上様 餘一同覧
尚々、叔父大人へよろしく仰せ上げられくださるべく候、壇浦のあめと申すもの名物に御座候、叔父様あめ御好物と覚え申し候間、ふと存上せ申し候、一壷は母上様へ上せ申し候、追々申し上ぐべく候。


 □ 頼山陽 1781-1832 江戸時代後期の儒者。安永9年12月27日生まれ。頼春水の長男。母は頼静子。江戸で尾藤二洲らにまなぶ。21歳で安芸広島を出奔,脱藩の罪で自宅幽閉となる。赦免ののち,京都で開塾。詩,書に才能を発揮。幽閉中に起稿した「日本外史」は,幕末の尊攘派につよい影響をあたえた。天保3年9月23日死去。53歳。大坂出身。名は襄。字は子成。通称は久太郎。別号に三十六峰外史。著作はほかに「日本楽府」など。


 □ 市島春城 1860-1944 明治-昭和時代前期の政治家,随筆家。安政7年2月17日生まれ。東京大学を中退し,明治15年立憲改進党にくわわる。翌年郷里新潟の「高田新聞」,のち「新潟新聞」「読売新聞」の主筆をつとめ,27年衆議院議員(当選3回)。東京専門学校の創立とその経営につくした。39年国書刊行会を設立。日本図書館協会の初代会長。昭和19年4月21日死去。85歳。号は春城。著作に「春城筆語」など。


 ※印刷ではなく肉筆です。

 巻物の寸法 縦 22.3cm 横 310cm
 書簡の寸法 縦 17.7cm 横 158cm
 
※巻物の縦寸は軸先を含みます
 状態  経年の汚れ、傷みなどあります。
 発送方法  ゆうパック
 お支払方法  Yahoo!かんたん決済
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(2018年 10月 8日 22時 30分 追加)
先ほどご入札されていた評価数 76の方へ。まことに申しわけありませんが、評価の一割以上に非常に悪いがあるため削除いたしました。熟慮の末ですので、御容赦ください。

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