高岡市立博物館収蔵品！室江丹長作！銅製枇杷の葉に蝸牛置物 の落札情報

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■商品説明

今作は紛れも無い本質的な意味での博物館級の名作ですから
作者で在る室江丹長の略歴を御紹介させて頂きますので
少々長いかも知れませんが熟読頂けましたら幸いです。

室江丹長とは....(1841年～1903年)
高岡銅器明治期彫金名作集より抜粋

本名は室江吉兵衛と言い高岡片原町に生まれ
彫金及びに鋳金に特異な技を発揮した名手で在る。
とりわけ『鼠』の作品はその毛彫り技術の妙技に
右に出る者がいないとまで云われる位で在る。

当時自宅に生きた鼠を実際に飼って題材にしたと云われ
極めて迫真的で写実性に溢れ優れた出来栄えで在り
今日でも高く評価されている。

仕上がった『鼠』の作品を懐に入れて
猫の鳴き声を真似ながら売り歩いていたと
古老仲間に云い伝えられている。

或いは製造と独自の販売もしていた『一匹狼』的な
職人気質の一面を持っていたのかも知れない。

この名作集に掲載されている作品の作者銘を観ると
『吉平秀久』『室江吉兵衛』『室江宗智』『室江丹長』の四種の名称が見られ
幕末から明治後期に掛けて幅広い作風の作品を制作していた事が伺われる。

作風の時代的な流れから推察すると
歴史上の人物や物語等の写実的な旧来からの手法を基調とした作品に見られる
『吉平秀久』『室江吉兵衛』の在銘から変わり

身の廻りに在る題材による自由闊達な表現の作品
『枇杷の葉に蝸牛置物』や『霊芝置物』や『鼠置物』等に見られる
『室江宗智』『室江丹長』時代への推移した状況が考えられ
今後の研究課題としても興味が抱かれる。

ロンドン万国博覧会（1885年）で受章する等活躍し
富山県高岡工芸学校に迎えられ弟子の育成教育にも力を尽した。

如何でしたでしょうか？



今作の驚くべき写実性と本物と見紛う如き出来栄えに心底惚れ込み
英国の超名店にて入手致しました明治期高岡銅器の天才名工と誉れ高き
ロンドン万国博覧会での受章歴も在る室江丹長作による最高峰の傑作品です！

ちなみに今作は冒頭でも御紹介致しました様に
高岡市立博物館にも全くの同手作品が収蔵されております
本質的な意味での博物館級と言える名作と成っておりますので
収蔵品に加えて頂くには最高に向く究極の名品かと想われます。

状態に関しましては金工特有の変色や微細な擦れ等は御座いますが
何ら特筆する傷みでは無い素晴らしい無疵完品の部類かと想われますし
極めて高価な作品ですので当時の誂え箱に入れて発送させて頂きます。

鼠や蝸牛を得意とした室江丹長とは国内では御存知では無い方々も多いとは想われますが
海外での評価は言うまでも無く我国が世界に誇る高岡銅器の天才名工として誉れの高い
万国博覧会での受章歴も在る途轍も無い技量を持っていた名工と云い伝えられております
本質的な意味での名工作と言える紛れも無い博物館級の傑作品と成っておりますので
価値を共感して頂ける方々がいらっしゃいましたら宜しく御願い致します。



(時代)
明治時代
日本製

(寸法)
最大高さ7.2cm
最大横幅18.9cm
総重量325ｇ

(状態)
特筆する傷みの無い無疵完品です。



※必ず読まれた上で御入札願います※
予てから多数の方々より御要望されておりました発送の元払いの件ですが
今回から大きさに関わらず全国一律1000円で対応致します(着払は廃止です)

保険の兼ね合いも在り運送会社は『ゆうパック』を使用致しますが(30万円まで補償)
100万円を超える作品に関しましては保険を掛けて佐川急便にて発送致します。
不足が出れば私が負担致しますが1000円に満たない場合も返金は致しませんので
御理解頂ける方々のみ御入札されて下さい。

①神経質な方や新品希望の方からの御入札は御断りさせて頂きます。
②古物品の特性を理解された上で、良く写真を見てから御入札を御願い致します。
③それと写真に写っております皿立等は付属致しませんので御注意願います。
④評価の悪い方・特に新規ＩＤの方の御入札は必ず御取り消しさせて頂きます。
⑤もし新規ＩＤで御入札されたい方は、必ず質問欄より御連絡下さいませ。

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