世界初演録音 リヒャルト・シュトラウス 歌劇 ダナエの愛 クレメンス・クラウス ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の商品情報

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世界初演録音 リヒャルト・シュトラウス 歌劇 ダナエの愛 クレメンス・クラウス ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 の落札情報

世界初演録音 リヒャルト・シュトラウス 歌劇 ダナエの愛 クレメンス・クラウス ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の1番目の画像
  • 落札価格：
    5,260円
    入札件数：
    65（入札履歴）
  • サイト
    ヤフオク!
    残り時間
    終了
  • 開始価格
    100円
    入札単位
    250円
  • 数量
    1個
    商品状態
    中古
  • 開始日時
    2018年8月15日 22時7分
    終了日時
    2018年8月19日 22時50分
  • オークションID
    x558294860 （この商品をヤフオク!で見る）

■商品画像

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■商品説明

★状態：中古品・輸入盤・MELODRAM・MEL37061・株式会社ANFコーポレーション・ANF-0359MEA3・日本語帯小日焼け・盤面に再生に支障のないキズあり・3枚組・日本語解説、対訳折れ

・リヒャルト・シュトラウス：歌劇《ダナエの愛》

パウル・シェフラー(ユピテル)
ヨゼフ・トラクセル(メルキュール)
ラースロー・セーメレ(ポリュクス)
アンネリース・クッパー(ダナエ)
アニー・フェルベルマイヤー(クサンテ)
ヨゼフ・ゴスティッチ(ミダス)
アウグスト・イェレシュ＆エルンスト・マイクート(四人の王)
ハラルド・プレグルホフ＆フランツ・ビーアバッハ(ポリュクスの側近)
ドロテア・ジーベルト(セメレ)
エステル・レーシー(エウロパ)
ジョルジーヌ・フォン・ミリンコヴィッチ(アルクメーネ)
ジークリンデ・ヴァーグナー(レダ)

ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クレメンス・クラウス指揮

録音：1952年8月14日、ザルツブルク音楽祭

ボーナス・トラック
歌劇《ダナエの愛》より
ダナエ：レオニー・リザネク
ユピテル：フェルナンド・フランツ
バイエルン放送交響楽団
ルドルフ・ケンペ指揮
録音：1953年、バイエルン国立劇場、モノラル・ライブ
「ダナエの愛」はR.シュトラウスの最後から2番目のオペラです。
1919年に「影のない女」の初演後、長年コンビを組んでいたホフマンスタールはシュトラウスに軽いオペレッタ風の作品を提案し、あらすじを送りました。
「ダナエあるいは打算の結婚」と題され、「ばらの騎士」「ナクソス島のアリアドネ」「町人貴族」などのエッセンスを盛り込んだメルヘンとして書かれ、シュトラウスにはドイツ的本質を持ち、フランス風な解釈を求めていました。
しかしながら、シュトラウスはこの計画に興味を示さなかったため、2人の間ではこの作品は頓挫してしまいます。
その後、1936年に雑誌「コロナ」にあらすじが掲載され、音楽学者のヴィリー・シューがシュトラウスに提示したところ関心を示しましたが、既にホフマンスタールは亡くなっていたため、「平和の日」「ダフネ」で台本作者として組んだグレゴールがツヴァイクの協力を受けながら台本を完成、1940年には作曲も完了しました。
1944年クレメンス・クラウスの指揮でザルツブルク音楽祭にて初演される運びとなりましたが、戦況悪化のため音楽祭は中止となり、公開ゲネプロのみが8月16日に行われました。最後の和音が鳴り、沈黙の続いた後、作曲者は「もっと良い世界で再会しましょう」と言ったというのは知られた話です。
1952年に同じザルツブルク音楽祭、クレメンス・クラウスの指揮で公式な初演となりましたが、この時は作曲者は没した後となってしまいました。
このMELODRAM盤はその初演時の記念碑的ライヴ録音です。
初演後ヨーロッパの各都市で上演されましたが、近年までその真価は問われることがなく、長く不遇の時代が続きました。

あらすじは財政逼迫にあえぐポルックス王の娘ダナエは、黄金を自由に生み出せるリディアの王ミダスとお互いに愛の絆で結ばれているのを感じていますが、大神ユピテルがダナエを誘惑しようとします。
ユピテルはミダスに与えた黄金を生み出す術を奪うと告げ、ダナエのことを諦めさせようとしますが、ミダスはダナエを選び、ダナエも真の愛を選ぶというストーリーで、まさにギリシャ神話を舞台としたメルヘンと言えるでしょう。
また、クレメンス・クラウスは後に演奏会の「ダナエの愛による交響的断章」を編みこの作品の普及にも尽力しています。

折しも第二次世界大戦の真っ最中に完成された作品ということもあり、なかなか初演のチャンスが巡ってこなかった。
1944年にザルツブルク音楽祭の演目として初演されかけたが、7月20日のアドルフ・ヒトラー暗殺未遂事件のために初演はキャンセルせざるを得なくなった。
作曲者自身は粘りに粘ってドレス・リハーサルにまで漕ぎ着け、この作品を最後まで耳にすることが出来たが、公開初演は1952年のザルツブルク音楽祭期間中の8月14日にようやく為された。
ここに収録されているのは、その初演の記録である。
クラウスは1944年のドレス・リハーサルの指揮も取っており、作曲者の信任厚い指揮者であった。このオペラの後に作曲された《カプリッチョ》ではクラウスが台本を提供している。
第二次世界大戦のダメージから着実に回復していたウィーンの音楽界であったが、クラウスが指揮者として君臨していた頃は、まだ第二次世界大戦以前の退廃的な雰囲気をどこか引きずっているところがある。
この時期のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のアンサンブルが作り出すドロッとした感触は、この録音でも十分に聴き取ることが出来る。
シェフラーの伊達男のような歌いっぷりとクッパーの憂いを含んだ歌唱のコントラストも、どこかノスタルジックに響く。

◎御入札いただく際の注意◎
・当方出品物は大切に保管し再生しておりますが、中古品ですのである程度のライナーやケースのキズ・擦れ・経年変化等につきましてはご了承下さい。
・画像と実物とは色合いが異なる場合が御座います。
・盤質は蛍光灯下で肉眼で確認しておりますので、確実ではないことをご了承下さい。
・発送はクリックポストを予定しております(落札者負担)が、ヤマト宅急便、ゆうパック、レターパック、ゆうメールなど、落札者様のご希望に対応致します。
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