大名刀 「 備前国友成 」 生茎（うぶなかご）在銘刀・本阿弥折り紙付属・薫山鞘書有り・2尺6寸7分・腰反り強い平安末期姿 の落札情報

• 落札価格：

  802,000円

  入札件数：

  237（入札履歴）

• サイト

  ヤフオク!

  残り時間

  終了

• 開始価格

  10,000円

  入札単位

  1,000円

• 数量

  1個

  商品状態

  中古

• 開始日時

  2017年12月2日 18時59分

  終了日時

  2017年12月6日 22時57分

• オークションID

  c638212434 （この商品をヤフオク!で見る）

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■商品説明

古備前友成、生茎（うぶなかご）在銘、本阿弥折り紙付き2尺6寸7分、腰反り強い平安末期姿、薫山鞘書き在り 　
　
友成は古備前派の刀工で、平安末期鎌倉初期に活躍した古備前派の巨匠です。 備前国では吉井川流域で産出される良質な砂鉄を原料とし、古くから鍛刀が行われた。　
平安時代末期から鎌倉時代初期の刀工を総称して古備前派と称する。一条天皇に召し出された「友成」が祖と伝わり、平安時代の中頃である永延頃から興ったと伝えられるが、現存作は平安時代末期から鎌倉時代中期にかけてのものとなる。 　
友成の生、没年は不詳である。古備前の造り込みは太刀が多く、腰反りで姿は踏ん張りがあり、先にいって伏せごころのある平安時代末期の太刀姿のものが多い。 細身が多いが、稀に鎌倉中期のような身幅広く豪壮なものもみられる。　
地鉄は板目肌よく詰み、地沸（じにえ）が細かにつき、沸映りが立つものが典型的である。刃文は見すると直刃調のたれ刃に小沸づいた小乱れの作品が多い。 　 古備前の代表作は国宝名物「大包平」である。ついで太刀 銘「友成作」厳島神社所有で、平宗盛奉納説、平教経奉納説の二説がある。前述の大包平と同様、健全無比かつ豪刀で、数多い「友成」在銘中の優刀である。 　
その他、友成遺作で有名なものは、太刀 銘「友成作」（高照神社） － 豊臣秀吉による小田原征伐の折、津軽為信が知行安堵のために駆け参じた功を労い、豊臣秀吉より賜わると伝わる。 　
表題の太刀友成は、銘（備前国友成天元五壬午）にして生（うぶ）茎在銘刀、刀身もまったく産（うぶ）の姿です。又、鞘には（ＧＨＱ）の当時の登録証がそのまま貼り付けられている状態です。（ＧＨＱ）の登録は、第二次世界大戦後、占領下に有った日本において（ＧＨＱ）が優れた日本刀のみに与えた登録証です。 刀身は腰反り極めて強く踏ん張りあり、先に行って伏せ心の帽子、地鉄は板目よく詰み地沸細かにつき、古研ぎで若干見え辛いが鎬下に沸映りたつ。刃はやや腰の高い直調のたれで沸よくつく。茎も幾星霜を経て得難い味わい深い錆色となり、銘もしっかり残っている。大変素晴らしい名刀だと思います。 　
鞘には本間薫山先生の鞘書きもございます。本刀は委託品ですが、よほど不調でない限り売り切る許可を頂いておりますので、備前刀ファンの皆様のご入札、心よりお待ち申し上げます。落札後は速やかなお取引をお願いいたします。
尚、本刀を落札された方は20日以内に所有者変更をして下さい。
尚、新規の方は質問欄より必ず入札（落札した場合のご購入）の ご意志連絡下さい。連絡無き入札はただちに取り消しします。落札者都合によるキャンセルの多い方は、こちらの判断で削除する場合があります。

種別　：たち 　
長さ　：80.6ｃｍ （2尺6寸7分） 　
反り　：2.5ｃｍ 　
目釘穴：1個 　
元幅　：約2.9ｃｍ 　
先幅　：約2.ｃｍ 　
元重　：約6.3ｍｍ 　
先重　：約4.8ｍｍ 　
刀身重量約750ｇ 　

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