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    13,500円
    入札単位
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    商品状態
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  • 開始日時
    2017年12月27日 20時1分
    終了日時
    2017年12月30日 20時45分
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商品説明

☆ 様式はなつかしい   それは 現代が失ったものの一つだからです  ☆  
 
 
  ー これは 「なんでも鑑定団」で紹介された 画家:有元利夫の一文です。
 
 
 古い時代のギター製作家にあこがれている私には 心に沁みることばです。様式とまではいかないまでも 一時代を風靡したギター作品には 郷愁が漂います。「なつかしい」のです。
 
 『現代が失ったもの』-それは とてつもなく大きなものから 小さいようで大切なものまでー。大きく括れば 「日本人の魂」。 日本の自然・風土・伝統・文化。 最も身近にある「ことば」(言霊)です。
 
 モノもそうです。古い家とそこに残されている古材や家具が無残な姿でガラクタ(廃棄物)となって姿を消していき 同時にそこにぎっしりと詰まっている家族の絆や思い出までもが失われてしまうのは何とも忍びない思いがします。 
 
 
私が 古いギターに愛着を覚えるのは(同世代だからというだけならず)やはり現代が失ったものの一つだと感じさせるものがそこにあるからです。
 
 往時のギター製作家が全人格を投影させて生みだした作品には 現代が失ったものが詰まっているように思えてなりません。
 
 当時は当たり前のように存在した”楓”などの良質な材料もまた 現代は失ってしまっています。 

 
私は のちにそうした価値に目覚めた(それまでは若気の至りで アメリカかぶれ  わけもわからぬままの「うたごえ」=革命運動  受け売りのお恥ずかしい前半生)ものですから 戦後失った(今も失ったままの)日本的な素晴らしいものを発掘し復活させたい思いに強く駆られるのです。猛烈な反省を込めて…。

(ギターは他国の文化ですが 日本人は(ギターに限らず)それらを日本化することに成功して来た歴史があります。)

 
大上段に構えたものの 大それたことなど出来っこありませんので せめてこの小さなギターという愛すべき存在を通して(余生を楽しみつつ )日本の未来に希望が持てるような小さな営みを続けたいと願っているところです。
 
◇ さて 本題のギターは ?

 ”天龍” 第八拾号製作                               
 
  製作年不明だが ラベル文字が毛筆であるなどから 相当昔の作品だと想像できる。

<仕様>

・新弦:D`Addario CLASSIC
・弦長:650㎜
・ネック幅:51㎜
・弦高:1弦 :3.0㎜/ 6弦:3.3㎜(素人採寸) 

◇私の初恋 YAMAHA NO.45の抱き心地のがして懐かしくなる。当時は合板の技術がなかったとされるが 単板としてはかなり厚いようだ。薄くする技術もなかったのだろうか。

◇弦を除いて他の部品は生かせそうだ。

◇時代物にしては筐体に狂いがない。材料の見立てや組み合わせがしっかりとしていたのであろう。

◇裏板はブックマッチではなく1枚モノだ。左右対称ではないが 複雑な絵模様が実に美しい。と思う。(主観)手ごわい楓材が今なお変形せず収まっているのは職人の腕が確かだからといえよう。

◇表板の力木はシンプルそのもので今はやりの放射線状の木はなく パッチ様のモノが要所要所に貼られているだけだ。果たしてこれで共鳴は大丈夫だろうか?

◇聴くところによると 当時YAMAHAにはギターのノウハウがないので「天龍楽器」に白羽の矢を当て最初の委託先としたところから 当時のYAMAHAギターはほぼ天龍楽器のノウハウが生かされていたことになる。

◇YAMAHA NO>45の音に近いはずだと 復活に力が入りそうだ。

◇つくりは非常にシンプルに徹しており(HASHIMOTOギターがそうだった)見た目にも高級感は感じられないが なんとなくどこかで出会ったような作風に惹かれて きっといい音を出してくれるような予感がして胸が躍る。

◆私は古いギターに対峙するとき 「わるいものはない」という立場である。当然「丁寧」とか「雑っぽい」とかの差はあるが音質において問題がある場合 製作家は必ず「やり直す」はずだからである。(私もリペアする際 気に入らないものは世に出さない。)
 

◆さて復活の”天龍”の初音は? 

◇新弦を張る段階から 図太い響きだ。ビンビン響いてくる。長期間休眠していた割には元気だ。表板に力木はわずかしか使っていないのに どうしてこんな素直な音が出るのだろうか?

◇ネックからの振動が心地よい。YAMAHANO.45時代の音だ。少し力が要るが 力強い響きを得られるのだから良しとしよう。

◇橋本ギターもそうだが コンクールで優勝するような手のこんだ作業の後はみえないのに 極上のサウンドを奏でてくれるのだから不思議だ。

◇外観はそれほど高級感があるとは言えないが 音響的には合格点をやっていい”拾いもの”だった。


<参考までに> ”楓”に対する私の考え方を記す。

◆(私の独断と偏見) ”楓”は断然いい。自信をもってお薦め!
 
 
~銘木セレクション~

~時を超えて輝く銘木たち~


静中の動~荒ぶるカエデの秘めたるチカラ~

カエデ トラ目杢の世界~

カエデは非常に生命力が強い木です。
他の木なら致命的になってしまう損傷を受けても、
驚異的な生命力で再生します。

カエデのこの生命力は、材となっても残存し、
身に起こった異変を何とか修復しようと、
大きなねじれ、反り、割れを引き起こします。

カエデのこの強靭な力を鎮めるには、
暴れるだけ暴れさせる他ありません。

鎮まったカエデの厚板から部材を木取りし、
さらに残ったカエデから、必要な部材を木取りします。

この時、鎮まっているはずのカエデが暴れ出し、
昇降盤の刃を止めてしまうことがあります。

恐るべし、カエデの底力。

カエデの強靭な生命力は材となっても内包され、
美しい紋様を静かに湛えています。 
 
〇上記は 私が楓材を仕入れているn*r*jima**yukiさんの一文。響きのいいギターを探し求めているうちに辿りついたのが この”楓”材だ。
 
(…表板の材質は当然問われてしかるべきだが 最近になって 裏板・側板の材質がモノを言うことに思い至った。ちょうど スピーカーとオーディオルームの関係に似ている。因みに 私は 煉瓦を手割りしてオーディオルームの一部に採用している。”楓”材に着目してからのことだ。) 
 
<”楓”の思い出>
 
子どものころ学校から帰ると 薪(丸太四つ割り)を10本斬るのが男兄弟のノルマ。イタヤはツルンツルンで 骨が折れる。ズルして ナラ等の雑木を選んで切ったものだ。最後に残ったイタヤは兄貴にお任せ。イタヤカエデは嫌われ者だったがギター材としては引っ張りだこだったとは 何とも皮肉な話だ。芳醇な香りは(空腹に耐えていた身には)最高だったが!(ちなみに私は12人兄弟姉妹の五男坊   

<閑話休題>( 余談。 飛ばし読みを!)
 
◇私の初恋はYAMAHA NO.45(初任給1月分)。20年間愛用したが あるとき息子に踏みつぶされてしまったのだった…。(途中道草) 老境に入り 懐かしくなって 同機種を探し当て 改めて惚れ直したところ。側・裏はメイプル材に ナチュラル塗装。 美しい虎杢があざやかに映えて 見事だった。(当時は そんなよさにも気づかず無頓着。)良質な材をふんだんに使えた時代の贅沢な作りは即音質にも反映されて 実にさわやかな響きがした。(ちょっと指が疲れるが…。)
 
◇有名・無名にかかわりなく いいものはいい。50~60年も前のギターが 今に残っている(いや遺してくれている!)のはそれだけの価値があるからに他ならない。(価値を見出すのは個人の主観だが…。) こうした古い楽器(私と同世代)に出会うのが 老後の楽しみの一つになっている。
 
◇もう一つの楽しみは 見捨てられそうになっているギターを蘇らせて再びいのちを吹き込むこと。(「もったいない」世代なので…。)今は 懇意にさせていただいているギター製作家に弟子入りし 修行中の身。ようやく 小さな作業ではお墨付きをもらえるようになってきたが ギターって奥が深い!まだまだだ…。
 夢は HASHIMOTOギターのように シンプルなつくりと響きのよい極上のサウンドをもたらせてくれるMY GUITARを生み出すこと。だがまだ設計図も固まらない。間に合うかどうか…。 

◇私はすでに老境に入り 演奏の方がおろそかになる一方 今は初心者のための「やさしい練習曲」の作曲に熱が入っている。(ギターを手にした瞬間から 理屈は後回しにて いきなりギターと遊べるようになれる小品を…。ちょうど 和太鼓のばちを持ったら誰もがたたいて遊びたくなるような…。)
 
 
◇私自身がそうだが どこかに力が入ると(からだ全体から指先までの 何処に力が入っても)いい音は出せない。入門者にはできるだけどこにも力が入らない状態で ある程度の「演奏ができた」という満足感が味わえるような教材を与えてやりたいと思う。極端な例だがギターを寝かせて自分も寝そべって悪戯するくらいに…。そもそも ギター(音楽)を楽しむのに 最初から七面倒くさい楽典なんぞは不要。楽しむのが先!のはず。(当分はタグ譜でいい。)
いつの日にか自費出版にこぎつけたいものだが?
 
 
◇作曲といっても素人のお遊び程度で 偶然の産物に過ぎないものが多いのだが それだけに 不思議な体験にも出会う。一本一本のギターから 自然にメロディーが浮かび上がってくるのだ。ピアノで曲作りをしていた時はこんなことはなかった。ギターって 一本一本違っていてそれぞれに魅力がある。ギター曲はギターで作らないとだめだと思う!HASHIMOTOギター作品は特に多い。霊感が働くのか?
 
   … … … …
 
◇こうして ”道楽”は果てしなく 続きギターはどんどんたまっていくばかり。(”楓”作品がゴロゴロ) 手元におけなくなると 手放すしかない。
 
◇見た目よりも「音がよければいい」という方に ぜひ使っていただきたいと願う!「復元したことに価値あり」と認めてくださる方が一人でもおられるなら年寄り冥利に尽きるというもの。こんなうれしいことは無い。 
 
◇これからギターを始める方 再挑戦する方にも うってつけのギターです。
 
◇格安の新品を入手したいとお考えの方にも これらの古いけれども質の高いギター(材質と匠の心意気)をお求めになることをお勧めする!YAMAHAが台湾で HOFNERが中国で生産されている時代になりました。同価格でも品質は比べものにならない。日本人のモノづくりは 作品として匠の魂を宿らせるところにあるのだろうか。 

◇この他説明不足や誤りがあるかもしれません。ご質問いただければわかる範囲でお答えしますのでノークレーム・ノーリターン厳守!でよろしくお願いします。
 
 
*上記の説明は 全て私の主観に基づくものであることを予めお断りしておきます。また事実と異なる記述があった場合はご指摘ください。明らかにさせていただきます。
 
 * 採算がとれないこともあるのですが こうした古いけれども価値ある作品に理解を示して下さる方に使っていただけるならこんなうれしいことはありません。このギターもきっと喜んで嫁いでいくことでしょう。(可愛がって名器にしてやってください。)
 
*私にとりましては勉強させていただく機会が与えられただけでもありがたいと思っています。何よりも 楽しいのです!
 

 
<追記>師匠からの指摘です。ギターの奏法はいろいろある上に 個人の癖もまちまちなのだから 「万人に通用するリペアはないことを心せよ!」と。
 
◇本作品もあくまでも私が弾きやすいことを基準にしたリペアであることをお断りしておきます。私は「クラシックが好きな1ギター愛好者」に過ぎませんので このことをお含みの上 ご判断いただければ幸いです。また 客観的な「音がいい悪い」はないのであって ただ「好きか嫌いか」「どんな音が欲しいのか」で判断するしかないこともお断りしておきます。
  
◇リペアは音響上問題にならない範囲で(古いもののよさを生かして)済ませていますが  完璧を求める方は 入札をお控えください。
また 画像は 現物よりも綺麗に写りますので割り引いてご判断ください。

 
◆イタズラやルールを守らない(心無い)落札者による被害が多くなりました。評価の悪い方・新規の方の入札はお断りさせていただきます。しかし 誰であっても 新規からスタートしなければなりませんから 申し訳ない気がしますので 質問欄に意思表示をしてくださった方は大歓迎です。
 
 
☆ご落札後 24時間以内にご連絡をお願い致します。(事情がおありの場合は 質問欄に断りを入れてください。)気持ちよくお取引させていただくよう努めますので ご協力の程よろしくお願い致します。
 
 
〇ダラダラ・長々の駄文ご容赦ください!
 

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