オールドハワード III（3型）　希少？「ADJUSTED E.B.C.」　1869年　銀無垢フルハンターケース　分解清掃済み の落札情報

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■商品説明

オールドハワードのIII型（3型）です。

シリアルナンバーより、1869年の製造です。

よって、今から150年前の時計です。

本商品の特徴は、テンプの下に「ADJUSTED E.B.C.」という刻印があることです。
（他に「AL」という刻印もあります）


ハワードのファクトリーによるアジャストの場合は、テンプ受けの根元に「ADJUSTED」という 刻印が入るのですが、テンプの下にこのような刻印があるものは初めて見ました。

私は今まで100個以上のオールドハワードをメンテし、III型（3型）だけでも20個以上メンテしてきましたが、このような刻印が有るものはこの個体しか見たことがありません。

「E.B.C.」は、どういう意味かわかりません。　工房名？　時計士のイニシャル？　調整方法の略語？

個人の時計士の場合、ケースの裏側に針で引っかくように手書きでメンテ記録を書いているのを見かけることは良くありますが、本商品のように地板にハッキリとした刻印をするのは個人の時計士のやることではないと思いますので、何らかの背景を持って刻印されたものと思います。

どなたかこの刻印の意味・背景をご存知の方は、質問欄でお教え頂きいましたら幸いです。


ムーブメント以外の部分に関して書きます。


ケースは、銀無垢フルハンターケースで、リケース品です。

リケース品ですが、やや薄目で、オリジナルケースの大きさ・厚みに近いサイズのケースです。

使い込まれた雰囲気で、マークの刻印が薄くなっていたり、薄い凹みがあったりしますが、大きな傷や深い傷などは無いです。

リューズの部分の突起を押すと、フロントカバーが跳ね上がります。


文字板は、傷やひび割れが無く、ほぼ無傷です。

大変綺麗な文字板だと思います。


分解清掃／注油済み、動作確認済みです。

確認内容は、時刻合わせが可能なことと、各姿勢に傾けても動作が停止したり不調になったりしないことを確認し、文字板上（平置き）、文字板下、3時上（縦置き）の3姿勢での日差をタイムグラファーで測定しました。


※ 精度は、後述します。


■直径／重さ
直径：　56.4mm　※リューズを除く
重さ：　139.2g　※鍵を除く


■ケース
ケースは、銀無垢フルハンターケースで、リケース品です。

リケース品ですが、やや薄目で、オリジナルケースの大きさ・厚みに近いサイズのケースです。

使い込まれた雰囲気で、マークの刻印が薄くなっていたり、薄い凹みがあったりしますが、大きな傷や深い傷などは無いです。

リューズの部分の突起を押すと、フロントカバーが跳ね上がります。

ガラス風防は、目立つ傷等は無く、綺麗です。


■文字板＆針
オリジナルの瀬戸引きポーセリンダイヤルです。

傷やひび割れが無く、ほぼ無傷です。

大変綺麗な文字板だと思います。


針はオリジナルに似た形状ですが、オリジナルではありません。


■ムーブメント
前述しましたが、テンプの下に「ADJUSTED E.B.C.」という刻印がある、珍しい個体です。

一部ギルトが薄くなっている部分があります。


ゼンマイは、外側の鍵穴に鍵を挿して「反時計回り」に回して巻き上げます。

時刻合わせは、中央の鍵穴に鍵を挿して回してください。


出品に際し、分解清掃しています。

精度（日差）は、タイムグラファー計測で下記の通りです。

・文字板上（平置き）： －13秒
・文字板下　　　　　： ＋17秒
・3時上（縦置き） ： －39秒


※ ただし、精度は参考ですので、保証するものではありません。


発送方法は、ゆうパック60サイズでお願いします。

（2019年 1月 28日 8時 15分 追加）
書き忘れましたが、ゼンマイの巻き止めは機能しています。

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