太刀 : 大隅俊平作【大和伝・保昌・柾目鍛】二尺五寸強◇得意の直刃・輝く細小足◇群馬県・大田市立観光協会スポット指定　


ご観覧有難うございます。


商品名 : 美術刀剣（登録証付、骨董品）


登録証：
種別、たち
銘文、
表、大隅俊平作
裏、昭和庚戌年八月日（1970）
長さ、78.3cm
反り、3.2cm
目釘孔、1個
登録年月日、昭和45年10月9日　交付
群馬県教育委員会　第29680 号


寸法 :すべて約
先幅、2.5cm
元幅、3.5cm
元重、0.88cm
重量、約1180g ( 家の料理用の量りで限界1kgを振り切りました、測量不能 )
地鉄、柾目鍛え、部分的に板目流れる、肌目は一見大人しいですが柾目がビンビンです。
刃文、匂い口締まる直刃、小足、鼠足入る、地味ですが綺麗な足です。
切先、中切先詰まり、帽子は中丸、キレイに返る
棟。庵棟、低め
彫、棒樋掻流し
茎（なかご）、生茎、棟に小肉付く、鑢目は筋違い（見所は宮入行平と同じで驚き、しかも入念）、栗尻。
ハバキ、素赤地、金着二重ハバキ
鞘、白鞘
附属、鑑定書（保存刀剣・日本美術刀剣保存協会）


特徴、
大隅俊平。作品の多くを求められつつ、惜しくも亡くなられたのが平成21年。
宮入行平門の逸材といわれ、宮入一門では、俊平と貞次こそが人間国宝まで上り詰め名声を高めた。
俊平刀匠は本名貞男。昭和七年生まれ、群馬県の出身。
師風の相州伝を離れて、山城伝、あるいは備中青江を作刀の理想とし、直刃を得意としている。
その作は地味ながら味わいを持ち、風格があると高評価されている。
第八回新作名刀展かた無鑑査に推薦され、以降連続で入賞し、伊勢神宮奉納刀、皇室お守刀の製作、そして人間国宝と言う輝かしい偉業の持ち主であった。
いまでも作品を求める人は後を絶たず、近年、他界された当時は不況にもかかわらず所有したいと言う愛刀家により人気上昇し高価であったようです。
平成21年、享年77歳。
同県、太田市立、大隅俊平美術館もあります。是非、HPを見て下さい。
僕はあまり詳しくありませんが、無鑑査、人間国宝というとその作品は高価であったので、
注文のみ。その製作の殆どが為銘（注文者名）が銘文に残されていると聞きますが、本作は奇跡的にも御座いません。
刀剣保存協会、保存刀剣の鑑定書があります。是非、ご検討下さい。


説明、
　本作は本造り、反り高く、鳥居反り、鎬高く、先幅、元幅広く、元重ね0.8cm以上と厚くい太刀。
唯でさえ強い強度を持つと言われ古来、鎌倉時代より製作されて来た大和・保昌系の「柾目鍛え」の作品です。難しいらしいです。
長寸で通称、「ゴリゴリ」というガッチリした作だがズングリ姿ではなく、優美なのは大隅氏のセンスだと思います。
大和伝の俊平作、この素晴らしさを堪能できるには観賞を繰り返し、大変時間が掛かると思いますが、刀身ばかりではなく、茎（なかご）鑢目の筋違い（すじかい）に驚かされました。魅力に溢れ惹きつけられます。
現代刀工中で最高の技術者と定評の故・宮入行平氏の門人。鑢目までも同じだと実感いたしました。一門の手と感心しています。
直刃が好きな方絶対お奨めです。小足は細く光り輝くネズミ足・・・乱刃とは違い、優しさと美しさがあります。
ご検討の程、お願い致します。
送料の負担をお願い致します。160サイズ。

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