JIMI HENDRIX(ジミ・ヘンドリックス) - MAUI 1970(2CD) の落札情報

• 落札価格：

  3,480円

  入札件数：

  18（入札履歴）

• サイト

  ヤフオク!

  残り時間

  終了

• 開始価格

  1,000円

  入札単位

  100円

• 数量

  1個

  商品状態

  新品

• 開始日時

  2019年3月30日 9時56分

  終了日時

  2019年3月31日 23時59分

• オークションID

  p678866800 （この商品をヤフオク!で見る）

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■商品説明

JIMI HENDRIX - MAUI 1970(2CD)
Live at the Rainbow Bridge Vibratory Color/Sound Experiment, Haleakala Volcano Crater, Maui, Hawaii 30th July 1970 SBD(UPGRADE)

新品、未開封。コピー商品ではございません。メーカーインフォ。
　ZEPのオッフェンバッハと同じように数年前に当店でベストセラーを記録し、なおかつ再リリース熱望されていたアイテムの中には意外なアーティストも存在します。それがジミ・ヘンドリックスの「RAINBOW BRIDGE COLOUR SOUND EXPERIMENT」。これは海外でリリースされたプレスCDアイテムが当時独占入荷していたもので、そこには1970年7月30日に行われたハワイはマウイでのライブが収録されていました。当然ジミ晩年のライブをサウンドボード録音で収録している貴重な内容のタイトルということからマニアの間で評判を呼び、これが入荷する度にSold Outを記録するという、当時の隠れたベストセラータイトルだったのです。収録されたライブは晩年のライブと言うだけでなく、映画「RAINBOW BRIDGE」用に撮影されたショーの完全版という点でも非常に価値の高いもの。それで全編がサウンドボード録音ということからベストセラー化。
　つまり同映画用に収録された音源の流出全長版であったことが高い人気を呼んだ訳ですが、もちろん「RAINBOW BRIDGE COLOUR SOUND EXPERIMENT」が初めてのリリースという訳ではなく、それどころか十年前に幅を利かせていたセミ・オフィシャルCD「THE RAINBOW BRIDGE CONCERT」まで産み出されていたほどの定番音源。ただし、そこでは強烈なイコライズが施されており、音のエッジが文字通り耳に刺さるような仕上がりは当時からマニアの間で批判を受けていたほど。その点「RAINBOW BRIDGE～」は時代錯誤的なイコライズが施されることもなく、非常に素直な音質で70年マウイのサウンドボード録音を収録していたことが人気の秘密でした。

　このタイトルの元になったバージョンは「MAUI WOWEE - BOB TERRY TAPES」というタイトルでネット上に出回っていたもの。副題が示していたように、ジミのコア・マニアが所有していたロージェネレーション・カセットのコレクションの一部として出回っていたのです。彼のバージョンは映画用に収録されたマルチトラック・テープのラフミックス音源。マニアならご存知でしょうが、その収録の際にいくつかの曲でミッチ・ミッチェルのドラムの音が上手く捉えられず、二回行われたショーから映画に採用された演奏のいくつかでは、ジミの没後にスタジオでフィルムを流しながらミッチが新たなドラム・トラックをオーバーダビングするという作業が行われました。
　ファースト・ショーでは「Hey Baby / In From The Storm」と「Voodoo Child (Slight Return)」からのドラム・ソロ、さらに「Purple Haze」でドラム・パートが録り直されています。その中で「Hey Baby」のメドレーは後に新たなミックスが施されて2000年の「THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE」ボックスに収録されましたが、当然こちらの方が収録時間は長い。また同曲が始まる前や「Lover Man」の一部には欠損が生じており、そこには同日のステレオ・オーディエンス録音（1970年にハワイでステレオ録音とは！）がパッチされた形で出回っていました。そして映画の音声ではドラムに手が加えられていない演奏と録り直されたものとの間に違和感がない整理されたミックスが施されていましたが、ここでは録り直された曲になるとミッチのドラムの輪郭がはっきりしすぎているのが何ともラフミックスらしくて面白いです。
　セカンド・ショーでも映画に採用された「Ezy Rider」、また「Maui Sunset」というタイトルが付けられた「Hey Baby」前半部、さらに未使用ながら「Midnight Lightning」（ここでもオーディエンス録音のパッチあり）からミッチのドラム・ソロまでが録り直されています。
　こうしたいくつかの修正作業やオーディエンス録音によるパッチが加えられていたものの、それでも映画では断片的にしか垣間見られなかったマウイでのステージの全編が高音質で聞けるというポイントは非常に高い。その一方で「RAINBOW BRIDGE COLOUR SOUND EXPERIMENT」はネット上の音源をただプレスCD化しただけですので、全体を通して高かったピッチや入力レベルが低いという問題はそのままという海外製らしい大雑把な作りが玉に瑕でした。そこで今回のリリースに当たっては、再び「MAUI WOWEE - BOB TERRY TAPES」からピッチをジミ特有の半音下げキーにアジャストし、なおかつ音量もアップ。それだけではありません、二回のショーそれぞれの音質まで洗い直し、もはや「RAINBOW BRIDGE～」を軽く凌ぐアッパー版へと進化しました。

　その結果として、全体を通して非常に好調なジミのパフォーマンスが安定した状態で聞き込めるようになりました。映画に採用された場面を見れば解るように、この日はマウイの長閑な野外ステージでのびのびと演奏するジミやバンドの姿が映し出されていたものです。晩年のジミは日によって演奏の好不調が激しいのが特徴ですが、この日はアリーナでの喧噪にさいなまれることもなく、陽気なハワイでじっくりプレイに打ち込めたことが素晴らしい演奏へとつながったのでしょう。ファースト・ショーでは「Foxy Lady」のようなお約束レパートリーですら、ジミの活気ある歌が聞かれますし、ミッチにドラム・ソロを振っておきながら、まるで遮るかの如く「Fire」を始める場面からもテンションの高さが伺えました。
　それがさらにエスカレートするのがセカンド・ショー。中でもこの時期に演奏されるのが非常に珍しい「Beginnings」（またの名を「Jam Back At The House」）からジミのテンションがピークを迎え、フィナーレの「Stone Free」では演奏を終えて「Hey Joe」を始めたかと思いきや、またしても「Stone Free」の展開に戻るというジミの暴走ぶりが圧巻。風邪を押してステージに上がった後のワイト島も悪くはありませんでしたが、明らかにそれを凌ぐマウイでの名演を高音質のサウンドボード録音で再現（前座を務めたフォーク・デュオ、ジェミニ・ツインズの演奏まで収録）したジミ晩年ライブのアッパー版が限定のプレスCDにてリリースされます！

(リマスターメモ）
★両公演共に高いピッチを修正。
★Disc1は本編右寄りのバランスを修正。
★Disc2は若干抜けが悪いのを調整。
★両公演共に音圧が低いので上げました。

★最初の80枚のみ、ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1(62:42)
1st Show

1. The Gemini Twins 2. Introduction by Chuck Wein 3. Spanish Castle Magic 4. Lover Man
5. Hey Baby (New Rising Sun) 6. In From The Storm 7. Message To Love 8. Foxy Lady
9. Hear My Train A Comin' 10. Voodoo Child (Slight Return) 11. Fire 12. Purple Haze

Disc 2(54:46)
2nd Show

1. Introduction 2. Dolly Dagger 3. Villanova Junction 4. Ezy Rider 5. Red House
6. Freedom 7. Beginnings 8. Straight Ahead 9. Hey Baby (New Rising Sun)
10. Midnight Lightning / Race With The Devil 11. Drum Solo 12. Stone Free incl. Hey Joe

Jimi Hendrix - guitar, lead vocals Billy Cox - bass Mitch Mitchell - drums

SOUNDBOARD RECORDING

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