コロナ・オーケストラ第一回発表会 『ジャズの夕』パンフレット ソロ:奥田良三、川畑文子 ピアノ:和田肇 指揮:紙恭輔 1933年の商品情報

過去3ヶ月の「 オーケストラ パンフレット 」の統計データ情報

「オーケストラ パンフレット」 に関する落札商品は全部で 17 件あります。

平均落札価格

6,926 円

最高落札価格

33,800 円

最低落札価格

300 円

※ 下記の件数、または棒グラフをクリックする事で、価格帯を指定した検索が行えます。細かい仕様に関しては下記の更新情報をご参照下さい。
分析機能について

対象オークション 「コロナ・オーケストラ第一回発表会 『ジャズの夕』パンフレット ソロ:奥田良三、川畑文子 ピアノ:和田肇 指揮:紙恭輔 1933年」 は 「オーケストラ パンフレット」 を含む落札商品の中で、全17件中およそ 3 番目に高額です。

「オーケストラ パンフレット」 を含んだ関連性が高いと思われる落札商品

「オーケストラ パンフレット」 に関する落札商品をもっと見る

過去3ヶ月の「 パンフレット 」の統計データ情報

「パンフレット」 に関する落札商品は全部で 25,977 件あります。

平均落札価格

2,102 円

最高落札価格

1,200,000 円

最低落札価格

1 円

※ 下記の件数、または棒グラフをクリックする事で、価格帯を指定した検索が行えます。細かい仕様に関しては下記の更新情報をご参照下さい。
分析機能について

対象オークション 「コロナ・オーケストラ第一回発表会 『ジャズの夕』パンフレット ソロ:奥田良三、川畑文子 ピアノ:和田肇 指揮:紙恭輔 1933年」 は 「パンフレット」 を含む落札商品の中で、全25,977件中およそ 396 番目に高額です。

「パンフレット」 を含んだ関連性が高いと思われる落札商品

「パンフレット」 に関する落札商品をもっと見る

コロナ・オーケストラ第一回発表会 『ジャズの夕』パンフレット ソロ:奥田良三、川畑文子 ピアノ:和田肇 指揮:紙恭輔 1933年 の落札情報

コロナ・オーケストラ第一回発表会 『ジャズの夕』パンフレット ソロ:奥田良三、川畑文子 ピアノ:和田肇 指揮:紙恭輔 1933年の1番目の画像
  • 落札価格:
    13,500
    入札件数:
    9入札履歴
  • サイト
    ヤフオク!
    残り時間
    終了
  • 開始価格
    2,980円
    入札単位
    500円
  • 数量
    1個
    商品状態
  • 開始日時
    2019年1月11日 15時46分
    終了日時
    2019年1月18日 21時59分
  • オークションID
    q265638976この商品をヤフオク!で見る

商品画像

  • コロナ・オーケストラ第一回発表会 『ジャズの夕』パンフレット ソロ:奥田良三、川畑文子 ピアノ:和田肇 指揮:紙恭輔 1933年の1番目の画像
  • コロナ・オーケストラ第一回発表会 『ジャズの夕』パンフレット ソロ:奥田良三、川畑文子 ピアノ:和田肇 指揮:紙恭輔 1933年の2番目の画像
  • コロナ・オーケストラ第一回発表会 『ジャズの夕』パンフレット ソロ:奥田良三、川畑文子 ピアノ:和田肇 指揮:紙恭輔 1933年の3番目の画像

商品説明

1933年6月29日7時半、日比谷公会堂で開かれたコロナ・オーケストラ第一回発表会 『ジャズの夕』のパンフレットです。

(2019年 1月 11日 23時 24分 追加)
私は日本ジャズ創成期の歴史に詳しい訳でもなく、単に川畑文子が好きだったので20年くらい前にこのパンフレットを入手しました。
川畑文子は1932年10月に家族と共に日本訪問し、翌年1月からアメリカのRKO社との契約が残っているために帰国する1935年まで日本で活躍、その後1938年に再来日。
Wikiには休養のために日本を訪れたということになっているが、俄には信じられない。
又、乗越たかお氏がインタビューに成功したとあり、それはそうなのであるが、その前に斎藤憐氏が『昭和のバンスキングたち』でインタビューされている。(その後再度行方知らずとなったとか)
Wikipediaは大きな影響を持つだけに、斎藤憐氏のインタビューが触れられていないのは非常に残念です。

さて、私も良く知らなかったコロナ・オーケストラですが、Wikiには下記のような説明がされています。(コロナ・オーケストラの項目は無いので、他のいくつかの項目より引用)
山田耕作と近衛文麿が日本交響楽協会を設立。(或いは山田が設立した日本交響楽協会に近衛を招請)その後不正経理をめぐって近衛が多くの団員を引き連れて「新交響楽団(新響)」を設立。
新響の中で待遇改善等を訴えていた連中を解雇、解雇された楽員17名は堀内敬三の斡旋でJOAKが「コロナ室内管弦楽団」として契約。これが後に「東京放送管弦楽団」と改称された。
他の記事では、堀内が愛用していたタイプライターの名前にちなんで「コロナ・オーケストラ」と名乗った。とあります。
名称の相違などもありますが、Wikiの記事からは新響から東京放送管弦楽団へ繋がる楽団で純然たるクラシックの楽団のように思えます。

ところがこのパンフレットにはかなり異なる様相が描かれています。
「コロナ・オーケストラの事」 鹽入龜輔
コロナ・オーケストラの人々は日響から新響と、ずうつとクラシック音楽の中で育ってきたのであるが、ベートーヴェンの交響曲を演奏しながら、ジャズもその当時から大いに愛好していたのである。
新響のコントラバス奏者であった紙恭輔氏も練習が済むとサキソフオーンをかつぎ出して吹いたりしていた。四、五年前のラジオで、東京シンコぺーターズと云う団体がジャズの放送をしていたが、
此れは新響の楽員でジャズの好きな人々が集まって作っていた団体で、指揮は大抵紙恭輔氏がしていた。結局此の東京シンコぺーターズが新響を止めて独立してコロナ・オーケストラとなったわけである。(以下略)

このコンサートで指揮を務める紙恭輔氏は日本のジャズ創成期の第一人者で、Wikiによれば「1931年、南カリフォルニア大学に留学。ジャズにクラシックの手法を取り入れたシンフォニック・ジャズを学ぶ。2年後の1932年帰国して同年6月、日比谷公会堂で当時世界を風靡していたシンフォニック・ジャズの演奏会を日本で初めて開いた。ここでファーディ・グローフェ他、ジョージ・ガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』を指揮・紙、ピアノ・和田肇により日本初演して大喝采を浴び、シンフォニック・ジャズ運動を興した。このニュースを聞いた服部良一は焦って上京したとされる。」となっているのだが、この日比谷公会堂でのコンサートと言うのがこのパンフレットのコンサートではないの?とすると1932年ではなくて1933年の事なんですけど…

と言うようにひょんなことから入手したパンフレットが日本ジャズ史を書き換える資料になるかもしれないという状況です。(但にWikiには適当なことが書かれていることも良くある、ということかもしれませんが)
いずれにしても、この夜のコンサートは日本ジャズ史において歴史を刻んだ貴重なものであったのでしょう。



(2019年 1月 12日 9時 50分 追加)
プログラムにある『憂鬱狂詩曲』はジョージ・ガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』です。
この日のピアノはジェームス・ダンで写真を見ると黒髪、黒い目で東洋人っぽいなと思ったが、
経歴を見ると駐日大使を務めた父親が辞任後に直江津に石油精製工場を作り、経営したとある。
そして日本人の奥さんとの間に生まれた子供がジェームス・ダンで彼自身も日本人の奥さんを娶り、
終生日本で、日本の音楽界に貢献した人でした。
上記にWikiの紙恭輔氏が1932年にラプソディ・イン・ブルーを演奏したというのは間違いではないかと書いたが、
その演奏時のピアノは和田肇とあります。ですので1932年6月に同じ日比谷公会堂で行った初演とこの日の演奏は異なるのでしょう。
同じ場所、同じ月の事なので早とちりしてしまいました。大変失礼しました。

(2019年 1月 12日 10時 19分 追加)
上記に駐日大使とあるのは駐日公使の誤りです。m(__)m

(2019年 1月 12日 10時 32分 追加)
もし当時東京にいたなら、是非ともこの演奏会を見たかった。
でも、今でもルンペンの俺には入場料を払う金もなかっただろうな。

(2019年 1月 13日 21時 46分 追加)
毎度毎度Wikiの引用で申し訳ないが、Wikiの川畑文子の項目には下記のように記されている。
「川畑」の読み方については、アメリカ時代は当時の本名通りの「KAWAHATA」であるが、日本での芸名「川畑」は、サインや出版物のローマ字表記は「KAWABATA」 であり、当時の新譜宣伝用レコードのナレーションにおいても「カワバタフミコ」と紹介されている。
ところが、このパンフレットには「KAWAHATA」となっているんですね。昔の事なんて正確に記述できっこない。自伝ですら故意に事実を曲げたり、記憶違いで前後のつじつまが合わなくなることも良くある。
で、誰かが言い出したことが定説となって誰も疑問を挟まなくなってしまう。
やはり一次資料にあたることが大事。このパンフレットは貴重な一次資料です。
以上、オークションの宣伝でした。


(2019年 1月 17日 1時 00分 追加)
【重要】
出品物の状態について説明します。
1. 表紙(写真2枚目)と裏表紙(写真6枚目)の周囲(上下及び横)の黒い部分は汚れです。
本或いは紙などが重ねられていた部分は汚れはなく、重ねられていなかったであろう部分は黒くなっています。
中のページに関してはそのような汚れはありません。
この黒い部分に関して写真は実物よりも濃く映っています。実際はもう少し薄い色です。
2. 表紙と裏表紙は繋がっていますが、背の部分で上部は約2㎝、下部は約3.5㎝ 裂けています。

サイズ:23cm x 15cm 、 全8ページ

▲ ページトップへ

関連商品

現在見ている落札物に関連した商品を表示しています

楽天市場の関連商品

すべてのカテゴリ