【超発見・激レア】歌川国芳「鍾馗図」・超希少肉筆着色浮世絵!・現存3点中の1点・没後150年国芳展出品作・旧家蔵・時代漆額・検北斎の商品情報

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【超発見・激レア】歌川国芳「鍾馗図」・超希少肉筆着色浮世絵!・現存3点中の1点・没後150年国芳展出品作・旧家蔵・時代漆額・検北斎 の落札情報

【超発見・激レア】歌川国芳「鍾馗図」・超希少肉筆着色浮世絵!・現存3点中の1点・没後150年国芳展出品作・旧家蔵・時代漆額・検北斎の1番目の画像
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  • サイト
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    終了
  • 開始価格
    100円
    入札単位
    1,000円
  • 数量
    1個
    商品状態
  • 開始日時
    2019年2月25日 1時11分
    終了日時
    2019年3月4日 4時12分
  • オークションID
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商品説明















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出品物の説明
紙本肉筆着色浮世絵、裏打紙、美品、一点物作品、本物。
この度、国芳の「鍾馗図」の非常に稀有な作品が発見されました。従来、同「鍾馗図」に関しては、国内外で2点ほどしか確認されておりませんでしたが、その3点目が発見されたと同時に、従来の2点が摺物版画であるのに対して、本出品作は、その摺物版画の上から、なんと肉筆による着色が為されています。これは、浮世絵史の中でも非常に稀有な特異な作品の出現であると言えます。
『没後150年 歌川国芳展』においても同様な錦絵が出品されており、重要な作品として、同展観の図録にも掲載されています。これと比較すると一目瞭然なのですが、同展観に出品された作品と比べると、小鬼の足の部位の焦げ茶色、鍾馗の胴の部位と髪の毛の黒色および顔の肌色、目の部位の水色などが着色されている様子が明瞭に確認出来ると思います。これらをマイクロスコープによって調べたところ、版木ではなく明らかな肉筆による加色によるものでした。
現在、国芳の肉筆画は十数点ほどしか確認されていませんが、浮世絵版画の上から肉筆着色されたものは、本出品作が唯一無二のものとなります。
他の浮世絵絵師の作品を含めても、このような浮世絵版画と肉筆画を併せたような作品は、非常なレア作品であり、管見の範囲では聞いたことの無い浮世絵史においても瞠目すべき作品であると言えます。
通常、版下絵や浮世絵師による色指定は、ほとんど残らないため、なぜ国芳が加色したのかという点については謎ですが、上記展観出品作と比較すると、小鬼の足部分が展観出品作では、小鬼の衣服と同色であるために、それが足部分であると分かりづらいため、本出品作では焦げ茶色を上塗りして、それが小鬼の足部分である事を分かりやすくしている事が明らかであることから、他の着色部分についても刷り上がりを実見した国芳が、その色指定が満足のいかない仕上がりであった部分について、更なる着色を加えた可能性が考えられます。
どのような経緯であるにせよ、本出品作は、浮世絵版画の上から、更なる肉筆着色が施された浮世絵版画と肉筆着色画が混在するという浮世絵史上非常に稀有な、世界的にも一点物の浮世絵作品として残された国芳作品であり、非常な貴重性を有するものと言えます。
また国芳作品成立の謎解明においても非常に重要なマイルストーンであると言えます。
そもそも、国芳は、最初、1808年に鍾馗の図を描いて、それが初代歌川豊国によって認められた事から初代豊国門下に弟子入りし、その浮世絵師としてのキャリアをスタートした事からも分かるように、「鍾馗」は国芳にとって非常に重要なモチーフであり、その生涯において、いくつかの鍾馗図を残しています(豊国に認められた国芳17歳における最初期のオリジナルな「鍾馗図」は残念ながら残存していないため、比較的初期に作成された本出品作の「鍾馗図」は特に貴重かつ重要な作品として位置付けられます)。
しかしながら、現存「鍾馗図」は、その多くが、恵比寿屋庄七という地本問屋を版元とする「錦昇堂」という刻印による版によるものですが、本出品作は松島房次郎を彫り師として、藤岡屋彦太郎という地本問屋を版元とする世に出された「松原堂」版であり(山冠に「や」の字の刻印から分かります)「錦昇堂」が幕末の嘉永年間頃から明治期にかけての版元であるのに対して、「松原堂」版は藤岡彦太郎が弟の慶次郎に書物問屋本組株を譲渡する嘉永5年4月までの時期に活動し、特に天保年間において、広重の「本朝名所」シリーズ(天保3年から版行開始)を版行したように、丁度、「錦昇堂」版と入れ代わるような江戸後期の天保年間を中心に活動しています。
したがって、本出品作の成立も天保年間頃と見られ、この時期は国芳30歳代の時期であり、比較的初期の作品とみられますが、「松原堂」版の国芳作品は残存作品が寡少であって、その点からも本出品作は、国芳作品成立事情を考える上でも重要です。
国芳作品のマスターピースとも言える「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」シリーズの版行が国芳31歳の文政10年(1827)から、ほぼライフワーク的に始まりますが、本出品作成立も「通俗水滸伝」シリーズ版行開始とほぼ同時期と考えられ、一見作風が異なるようで、その大胆な構図など武者絵としての共通点も見られ、浮世絵師となる出発点とも言える「鍾馗」をモチーフとする事からも、本出品作は、国芳作品成立と形成を考える上からも、上記のような、その類を見ない世界的な希少性からも非常に貴重かつ重要な一点である事は間違いないと言えます。

【サイズ等】
大判
松原堂版

【状態の区別】
特 上 中 下
☆ ★ ☆ ☆

【歌川国芳(うたがわ くによし、1798-1861)】
江戸時代末期の浮世絵師。
画号は文政初年から万延元年にかけて一勇斎国芳といい、後に彩芳舎(文政中期)、朝桜楼(天保初年から万延元年)、雪谷、仙真とも号した。歌川を称し、狂歌の号に柳燕、隠号に一妙開程芳といった。江戸時代末期を代表する浮世絵師の一人であり、画想の豊かさ、斬新なデザイン力、奇想天外なアイデア、確実なデッサン力を持ち、浮世絵の枠にとどまらない広範な魅力を持つ作品を多数生み出した。
(引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%8C%E5%B7%9D%E5%9B%BD%E8%8A%B3)

【注意事項】
当方では、出品する前に鑑定機関にかけておらず、落款や作風に従って、タイトルに作家名などをつけています。特に古画につきましては、公式鑑定機関が現在どこにも存在しておりません。各自、価値判断の上、状態(オレ・シミ・イタミ・その他)を画像でよく御確認いただき、ご入札くださいますよう、よろしくお願いいたします。

落札後のご連絡は、落札日より24時間以内、ご入金手続きは3日以内にお願い致します。


(2019年 3月 3日 19時 06分 追加)
ご質問への回答
ご質問への回答が長くなりましたので、こちらにて回答申し上げます。
上記「出品物の説明」にも記しておりますが、本出品作は松島房次郎を彫り師として、藤岡屋彦太郎という地本問屋を版元とする世に出された「松原堂」版です。
「松原堂」版は、図録等をご覧になってわかりますように、「十賢女扇 祇園梶」「英雄日本水滸伝 近江の阿兼」等があり、市場での残存例が寡少です。また、彫り師の松島房次郎の作品も、現存作品としては寡少でして、「大願成就有ケ瀧縞」等があります。
同版元と同彫工のコラボによる国芳作品は、実はとんでもなく希少かつ貴重な作品で、国内外での現存確認例がなく、本出品作が所謂「天下の孤本」と呼ばれる、世界に唯一の現存作品であるようです。ご質問により、研究者用データベースから悉皆調査したところ、上記のような事が判明しまして、調査チームの我々も正直驚いております。
もう一度繰り返します。
本出品作は、国芳作品としては肉筆着色の版画である点、松原堂と彫工房次郎のコラボによる点から世界に一点しか存在しない着色浮世絵作品かつ唯一無二の作品であり、展観で展示されたように、博物館、美術館級の作品がここに発見された事になります。
従いまして、本出品作は、国芳作品としては、今回、世界初の発見という驚くべき結果が出たことになります。

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