超レア ジャパビン 即決あり／ヤマハ『YAMAHA GC-10』当時最上位機 柾目ハカランダ単板！／ ‘70年製 良品／オリジナルH.C.付の商品情報

過去3ヶ月の「 オリジナル YAMAHA 」の統計データ情報

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超レア ジャパビン 即決あり／ヤマハ『YAMAHA GC-10』当時最上位機 柾目ハカランダ単板！／ ‘70年製 良品／オリジナルH.C.付 の落札情報

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  • 落札価格：
    1円
    入札件数：
    66（入札履歴）
  • サイト
    ヤフオク!
    残り時間
    終了
  • 開始価格
    1円
    入札単位
    10円
  • 数量
    1個
    商品状態
    中古
  • 開始日時
    2018年3月17日 20時52分
    終了日時
    2018年3月24日 21時25分
  • オークションID
    u189080420 （この商品をヤフオク!で見る）

■商品画像

  • No Image

■商品説明

 御覧になっていただきありがとうございます。貴重な柾目のハカランダ単板！当時の最上位モデル、
1970年製『YAMAHA グランドコンサート GC-10』を出品致します。

 えっハカランダなのに地味～、ハカランダならあの幻想的な杢目は特徴なのに～などと思われる方
も多いでしょうが、知っている方ならこの柾目のハカランダがどれほど貴重なのかお分かりいただける
と思います。

 それが分かりやすい例としてマーチンのハカランダ仕様のギターがあると思います。戦前モデルの
マーチンのハカランダギターは殆どが本機と同じ柾目のハカランダが使用されています。また再生産
された時の1968年製の「D-45」でも生産された67本の多くが柾目のハカランダで、翌1969年に生産さ
れた162本のD-45では板目のハカランダがかなりの頻度で使用されます。(もちろんそれまでのハカラ
ンダモデルでも板目使用の個体もあります。)
 生産本数の違いもありますが1968年、特に柾目のハカランダの個体の方がコレクター、プレイヤ
ーにも人気があり、実際ビンテージギターショップの販売価格でも68年と69年、柾目と板目では
かなりの差が有ります。
 
 なぜ柾目の方が板目よりも高額で貴重かと言いますと、本来材を切り出す時の木取りの方法が違い
、柾目の方はかなり年数の経っている太材でなければ取れないという事がまず１つ ( 近年板目材のハ
カランダが多いのはマーチンが「クォーターゾーン」というネーミングを付け板目材を大々的に売り出し
たこともありますが、ハカランダ材自体が不足し若い細材で確保する為という事もある様です。) 柾目の
方が板目より強度があり、狂いも少なく、割れが生じてもリペアがし易くリペア痕も分かりづらい。
 
 あと何といってもバランスのとれたハカランダサウンド、ハカランダ本来のサウンドキャラクターはやは
り柾目にあると語られるところも大きいと思われます。話は逸れましたが…「GC－10」は当時ヤマハの
クラシックギターの最上位モデルとして販売されており、とても整った美しい柾目のハカランダが使用さ
れております。サウンドも板目のようなアタックの強さ、硬さは少なく、芯はありつつもリッチで深いトーン
はハカランダならではといった感じです。
 さすがは最上位！ちなみにGC-10の当時の定価は117,000円 ！当時大学の初任給が4万円弱だった
事から換算すると ( 現在は20万程 )単純計算で60万くらいのギターだった事になりますね。ちなみにヤ
マハの現行ハカランダモデルは「GC70」で税込み「1,728,000円」となっております (笑)。
 
 ちなみに数ヶ月前、ネット上のク〇サワ楽器さんのHPで同型機（GC10）の‘70年製が20万円で売られ
ていました。（状態は本品と同程度と思われるが、“柾目ではなく板目”であり、ハードケースも当時モノ
ではない。）←是非、参考になさって下さい！
 
 程度の良いハカランダ単板のクラシックをお探しの方にはお勧めの逸品です！柾目のハカランダ全単
板はかなり入手困難！是非この貴重な機会に御入手下さい。“最落なし（即決あり）、1円スタート”です！！
 
 
      ＜スペック＞
       GC10（1970年） 
      
        表板：松単板           
    裏・側板：ハカランダ単板       
       ネック：ホンジュラスマホガニー   
       指板：黒檀            
       下駒：ハカランダ        
         象嵌：手工木象嵌
         弦長：662mm           
         胴型：ヤマハオリジナル
  発売時価格（税抜）：117,000円
   （1967-1971年製造  販売のGC10の当時のカタログでの仕様表記）
 ※GC10のスペックについて、今回出品に際して直接ヤマハに照会し、得られた回答を掲載してお
   ります。
 
 本体の傷に関して、トップ材には経年による極々薄らウェザーチェックが見られ、トップ面に5数箇所
の米粒大の打痕、十数箇所の浅めのスリ傷や小さめ打痕ありますが、その他割れや大きな傷はあり
ません。裏板・側板については、打痕や傷と言えるものは無く綺麗です。
 ネックはほぼストレートで捻れなく僅かに順反り程度、フレットは残り8割程度、弦高は12フレで6弦約
4.2mm1弦約3.6ｍｍといった程度です。ペグは6個ともガタツキなくスムーズに回転します。
 今回の出品に際し、弦を新品のサバレス・ノーマルテンション、高音弦ニュークリスタル、低音弦コラ
ムに張り替えました。

 ハードケースはレトロ感タップリの当時のヤマハオリジナル“ロケットハードケース”が付属します。 全
体的に目立つ傷は無きも経年なりの汚れあり、金具部分の動作は正常ですが、サビが見られます。
 鍵は紛失しております。 このケースだけでもかなりレアで貴重だと思います。

 決済方法は”ヤフーかんたん決済”のみとなります。
 
 発送業者はヤマト便を予定しており、“送料全国一律2,000円”です。本体をハードケースに入れて緩
衝材及びダンボールにて梱包発送します。
 
 本機は古いものですので年代の割に程度は良いものの当然キズや使用感はございます。新品レベ
ルを求める方や、神経質な方はご入札をお控え頂きます様お願い致します。なお、原則として落札後、
一週間以内の決済をお願い致します。


（2018年 3月 18日 0時 53分 追加）
７枚目の写真について、「横板・側板に打痕なし」としておりましたが、正しくは「裏板・側板に打痕
なし」であり、訂正いたします。


（2018年 3月 22日 22時 36分 追加）

 YAMAHAホームぺ－ジにGC誕生の歴史について書かれてあり、この中でエドアルド・フェレール氏より技術

指導を受けたことが述べられています。


 ～Grand Concert Custom 音の歴史～
 1966年4月、ヤマハはギター研究課を新設し、手工ギターの研究開発をスタート。同年10月から翌
'67年にかけて、トーレスの流れを汲むスペインの名工エドアルド・フェレールを当社（浜松）に迎
え、スペイン伝統の製法の技術指導を受けました。
 このときに学んだ職人達の手により、'67年11月にGrand Concert Guitarの初期モデルGC-5, GC-7
, GC-10が誕生しました。正統派スペイン流儀に基づいたこの3モデルは、その後の日本製ギターに大
きな影響を与えました。この後も、このスペイン正統派の伝統的な製法をベースに試作と研究を繰り
返すことで、我々は材料や構造と音との関わり、製作工程と音との関わりなどを、徐々につかんでい
ったのです。

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