江戸期/平安以来の日本様式を踏襲した古い木彫狛犬阿吽一対・高13.5㌢・神道・仏教美術・時代保証 の落札情報

• 落札価格：

  13,000円

  入札件数：

  26（入札履歴）

• サイト

  ヤフオク!

  残り時間

  終了

• 開始価格

  3,000円

  入札単位

  500円

• 数量

  1個

  商品状態

  やや傷や汚れあり

• 開始日時

  2024年4月4日 17時46分

  終了日時

  2024年4月9日 21時44分

• オークションID

  g1131326853 （この商品をヤフオク!で見る）

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■商品説明

一体のサイズ　　総高約13.5×台部横幅約11.5×台部厚さ約5cm。
一体の重さ約120g。

江戸期の平安以来の日本様式を踏襲した古い木彫狛犬阿吽一対です。
小像ですが、彫りもよく、古格の雰囲気があるものです。
無銘。

狛犬の起源は古代オリエント・インドに遡るライオンを象った像で、古代オリエント諸国では、
聖なるもの、神や王位の守護神として置かれたもので、古代において高句麗や高麗は古名として
「こま」と読まれることがあり、明治神宮では、伝来の時期は示していませんが、日本人が異様
な形の生き物を犬と勘違いし、朝鮮から伝来したため、高麗犬と呼ばれるようになったとの説を
紹介しています。
「こまいぬ」の語義には諸説あり、魔除けに用いたところから「拒魔（こま）犬」と呼ばれるように
なったとする説、奈良県法隆寺の五重塔初重の壁面塑造に彫られている像のように、はじめは仏や
仏塔入口の両脇に置かれ、獅子の左右共通の姿でした。
角を持つという狛犬の由来についてはさまざまな説があり、平安時代に入ると、「獅子」と「狛犬」
の組み合わせが登場し、こちらは御簾（みす）や几帳（きちょう）を押さえるための重し（鎮子）
として使われていたことが記されています。
一般的に、獅子・狛犬は向かって右側の獅子像が「阿形（あぎょう）」で口を開いており、左側の
狛犬像が「吽形（うんぎょう）」で口を閉じ、古格のものは角を持っていました。
『類聚雑要抄』では、それぞれの特徴を「獅子は色黄にして口を開き、胡摩犬（狛犬）は色白く口を
開かず、角あり」と書いています。獅子または狛犬は、中国や韓国にも同様の物がありますが、阿（あ）
吽（うん）の形は日本で多く見られる特徴であり、仁王像と同様、日本における仏教観を反映したもの
と考えられています。
鎌倉時代後期以降になると様式が簡略化されたものが出現しはじめ、江戸期になると角がなくなり、
一対の獅子像になりました。
神仏の守護の役割を果たす獅子像、狛犬像については、屋内に置かれたものは、この像のように木製の
ものが多くなっています。
平安以来の古い日本様式で彫られた狛犬一対となります。
撮影用敷板は品物に付きません。

時代古び、煤け、汚れ、時代擦れなど少しありますが、大きな傷みもなく、状態のよいものです。

地元うぶ出しの江戸期の平安以来の日本様式を踏襲した古い木彫狛犬阿吽一対ですので、分かる方、
時代古び、それなりの多少の時代傷みなど承知でお願いします。

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