★DVD らくだの涙 トビー・スティーヴンス マーティン・ドノヴァン ポール・ラッド ミラ・ソルヴィーノ 監督：ロバート・マーコウィッツの商品情報

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  • 開始日時
    2024年3月22日 23時30分
    終了日時
    2024年3月23日 22時30分
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■商品説明


製作年： 2003年 製作国： ドイツ 収録時間： 91分 出演者： オーガンバータル・イフバヤル エンフブルガン・イフバヤル ジャンチフ・アユールザナ オドゲレル・アユーシ 監督： ビャンバスレン・ダバー ルイジ・ファロルニ 制作： ---- 脚本： ---- 原作： ---- 詳細： ---- 字幕： 日本語字幕 音声： ステレオ／日本語吹替 シリーズ： ---- メーカー： クロックワークス ジャンル： ドキュメンタリー 動物・ペット
全体状態評価「B」・経年劣化「小」・カバーイタミ「小」・スリキズ「小」・レンタル落ち
らくだの親子の絆をめぐる心温まるドキュメンタリー。子供に愛情を持てない母らくだの心を癒そうと、馬頭琴を奏でる音楽療法を試みるモンゴルの遊牧民族。彼らの素朴な生活と、人間と動物の距離感、そしてラストで母らくだが見せる思いがけない表情など、都会に住む人間には驚きと不思議に満ちたドラマが展開。

　ミュンヘン映像大学に通う学生、モンゴル人のビャンバスレン・ダヴァーとイタリア人のルイジ・ファロルニが手掛けたドキュメンタリー。モンゴル、ゴビ砂漠の壮大な自然を背景に、羊やらくだとともに生活を続ける遊牧民大家族に密着、育児拒否をする母らくだと子らくだが家族の手助けで徐々に心を通わせていく姿を捉える。 　モンゴル南部に暮らすその遊牧民一家は、四世代が一緒に生活する大家族。厳しい冬が過ぎ、ようやく暖かな春となり、らくだの群れは出産の時期を迎える。家族も一段と忙しくなる。そんな中、今回が初産となる一頭の若い母らくだが大変な難産の末、白い子らくだを産み落とす。しかし、この母らくだは生まれたばかりの子らくだが乳を欲しがっても決してあげようとはしない。難産のショックから育児拒否をしてしまったのだ。このままでは子らくだの命はもたない。心配した一家は、伝説の音楽療法を行なうため、遠い町から馬頭琴の演奏家を連れてくるのだった。

【是非、騙されたつもりで見てみて】　 非情に、動物が音楽の演奏で治療が出来る古代の伝説に 圧倒されて、涙も出ない位に感動した。 ラクダが、こんなにも愛しい生き物だとは初めて知った。

【知らない国の知らない生活を知りました】　 モノがなくても、モノがあってもなくしてはいけないものが、この作品の中にありました。

【静かな感動です・・・】　 モンゴルの厳しい生活はともかく、初産で難産だった母らくだが子らくだへの親業拒否はとても辛いものがあります。伝統の馬頭琴を演奏していくうちに母らくだの母性への変化が静かに伝わり涙を見たときは、本当にホッとした暖かいドキュメンタリー映画です。

【厳しい自然を一緒に生き抜く、人と家畜に通ずる感性が、馬頭琴の音色に刺激され】　 　ドイツ・ミュンヘン映像映画学校の学生であったモンゴルのビャンバスルン・ダワー（発音に忠実に表記、BYAMBASUREN DAVAA）とドイツのルイジ・ファロルニが卒業制作したドキュメンタリー映画。所はモンゴル南部のゴビ砂漠（ゴビはモンゴル語で砂漠の意、発音は「ゴフ」で「フ」を弱くする感じ）、そこに住むらくだ遊牧の家族を描きます。物語は、難産で生まれた子らくだ（らくだは通常二年に一度出産、一度に一頭を産む）に乳をあげようとしない、子らくだが乳を吸おうとすると足蹴にする、そんな母らくだに音楽療法を施し、乳をあげる母らくだに回復させるというもの。祈るような家族の気持ちと眼差しに囲まれた屋外、馬頭琴の音色にあわせて「フース」と呼ばれる歌を歌い続ける（フースの儀式と呼ぶ）と、そのうち母らくだの目からは涙がボロボロと。癒された母らくだは子らくだに乳をあげ始めるのです。極寒の冬に加え、特に砂漠地域では時に砂嵐を伴う厳しい気候風土。遊牧民は家畜と一体感をもって自然に対峙し運命を共にします。馬頭琴の音色は、そんな厳しい自然を共に生き抜く、人の心とらくだの感性を一つにする懐かしい響きなのでしょう。それは、世代を継いで家族と家畜が一緒に厳しい自然の中を耐えて生きてきた、その紐帯で結ばれた縁をもつ生命体としての共通の感性に訴えながら、人と人、人と家畜、さらに家畜同士の間でさえ、その関係を裂くさまざまな時の感情を癒すことができるようです。モンゴルの心を貫く馬頭琴の音色の意味を感じさせてくれる作品です。

【ラクダに何がおきたの？】　 この映画でみせるラクダの涙とは一体なんなんだろう。 あの時、ラクダに何が起こったんだろう。 本当は、自分の子を愛したいのに愛せないでいたんだろうか。 馬頭琴の調べは何を伝えているのだろう。 ニグレクトという人間にも通じる事柄をラクダと遊牧民、不思議な儀式を通じて描かれていた。 動物だって人間だって、自分の子供を本当に憎い母親はいないのではないだろうか。 母親に無視される子供の悲痛な泣き声。 お願い、お乳をあげて。愛してあげて。と画面にむかって声を掛けずにはいられなかった。 人間にもあんな儀式があるといいのに・・・ らくだの流す涙。 不思議な出来事だけど、すんなり受け入れている自分がいた。

【傑作ドキュメンタリーの1本】　 「母らくだが産んだ仔らくだの世話をしない時に、それを治療する方法がある」って聞いて撮りに出かけちゃったドキュメンタリーのようですが、ロケに来た時に、まさしくこのアクシデントが起こったからよかったけど．．．。でも、きっと『母親か子供どちらかのらくだが死ぬ』事態があるだろうから、なんとかなるって思ったそうだ。スゴイねぇ。一番感動的で幸福な映画が撮れて、本当によかったね！　これこそがドキュメンタリーを撮る心構えなんだなぁ。 基本的に『モンゴル遊牧民の生活文化を追ったドキュメンタリー』という理解で間違いないけど、観ているとすぐにカメラに映る遊牧民たちが“演じている”ことに気づきます。演じる役柄は、自分自身というわけ。監督自身、演出部分があることを認め、『物語風ドキュメンタリー』という定義を用いています。どこまでが演出で、どこまでが事実かという微妙なバランスを意識しながら、観賞すべき作品といえます。 モンゴルの美しく厳しい自然を捉えた映像美、それだけでもスバラシイ。生々しい出産シーンに始まり、自分の子供に見向きもしない（それどころか、乳を飲もうとする子供をひざ蹴りする！）といった、らくだの生態があます所なく撮影されています。幼いらくだが可哀相．．．。そこで登場するのが、馬頭琴の音色にあわせて、人間が歌声を聞かせる伝統的な儀式。この儀式によって、母らくだは涙を流し、子供への愛情に目覚める。（←ようにみえる！！）　このドキュメンタリーは民話として成立しているし、テレビの普及など、それらしき描写部分はありますが、声高に安易な文明批判映画にしていないのがいい。

【児童虐待を動物の世界で考える】　 主人公（？）の母らくだは、初産で二日がかりでたくさんの子を生んだが、苦しみながら一番最後に産み落とした子は、自分やほかの子たちの茶色と異なり、白い毛をしていた。母らくだは、難産を強いられたことが憎いのか、ほかの子と色の異なるこの子を自分の子と認識できないのか、子に乳を飲ませようとしない。ほかの子らくだが元気に育つなか、この白い子らくだだけは、日ごとに体力が落ち、命の火が消えていきそうな風情である。らくだを飼育している遊牧民の一家は、この母子らくだの仲をとりもつために、このような場合の対策方法として昔から伝わっている「親子を向かい合わせながら馬頭琴を聞かせる」ことを試してみる。その効果か、母親の心は和み、子らくだは乳をもらうことができた、という話である。 大草原の中に暮らす遊牧民一家。おじいさん、おばあさんを中心に（家の外のことの権限はおじいさんが、家の中の権限はおばあさんが担っている）孫子にいたるまで仲よく暮らしている様子はほほえましい。電気がひかれていない草原に暮らす遊牧民の子どもたちと県庁のある都会に暮らす子どもたちの生活環境の違い（学校や市場の様子）も描かれている。都会の暮らしにあこがれる孫息子にテレビには賛成しないと言いながらも、きっとこの映画の出演料で買ったのだろうか、大きなアンテナつきのテレビをプレゼントしてくれたおじいさんの優しさにもほろりとさせられた。

【駱駝ファン必見の一本です】　 駱駝はその昔十二支に入れて貰おうと神様に頼みました。 しかし神様には断られてしまいます。 その代わり神様は十二支の動物の要素を少しずつ彼に与えました。 そのため全体にどことなくアンバランスなフォルムになりましたがそこが魅力です。 『天空の草原のナンサ』で見事にモンゴルの風を伝えたビャンバスレン・ダバー監督ですが、本作はその一作前の作品でモンゴルの中でも南方に広がるゴビ砂漠に近い地域にカメラを移して撮っています。 遊牧民のある一家が飼う駱駝が子供を産みますが、子育てをしません。 子駱駝は少しずつ弱っていきます。 困った遊牧民の一家は駱駝に楽器の音色を聴かせて子育てをさせようとします。遊牧民に伝わる一種の儀式です。 駱駝に聴かせる楽器はモンゴルの民俗楽器の馬頭琴。弦が二本しかありません。 その音色に乗せて一家の娘が唄を歌うのですがこれが痺れるほど美しくこの作品のクライマックスです。 移動住居(ゲル)で暮らす遊牧民。彼らの生活の中にアンテナとテレビが侵入してきます。 素朴で自然の中に溶け込んでいる彼らの生活様式にも文明の波が容赦なく迫ってきます。 この作品で知った儀式などもいずれは衰退していく運命なのだと思わされます。 美しい馬頭琴の音色がモンゴルの大地に吹く風に悲しげに消えて行きました。

【モンゴルに旅してきたようで、幸せでした】　 鑑賞はじめは、これは夜に観るにはちょっとまったりで寝落ちなキケン？と思いましたが、ラクダちゃんがとても可愛くてぐんぐん惹き込まれました。 同じラクダ科なので当たり前ですけれど、コブ以外はアルパカにもそっくりですね優しい瞳。 モンゴルのどこまでも広がる空と大地。 響き渡る伸びやかな馬頭琴の音色とホーミー。 砂嵐など時に過酷な天候のもと、自然に宿る精霊を敬い、素朴でシンプルだけれどあたたかい人々の生活に、静かに迫ります。 とある遊牧民家族が飼うラクダの親子。 母ラクダは、難産の末産んだ真っ白な可愛い子ラクダを何故か、まともに育てようとしません。あっちいけ！というように足蹴にして、お乳をあげようとしない。ネグレクトのようで。 それでもお母さんに擦り寄る子ラクダちゃんが可哀想で涙。。 人間たちはなんとか母ラクダの足を縛って飲ませようとしたり、容器に移して人の手であげたりはしているものの、少しずつ弱る子ラクダちゃん。 死なせるわけにはいかないと、人間たちはあるアイデアを思いつきます。 母ラクダがどうして子育てをしないのか、高齢なのか、体の具合がどこか良くなくストレスなのか、原因はよくわかりません。 けれど人間と同じで、優しく触れられたり、体に染み入るような深く心地よい音を聞いてリラックスすると、子どもを愛せるような母性を自然に取り戻せるのかもしれないと思いました。 オキシトシンが分泌されるのかも。 最近何故か心惹かれていたモンゴルに旅してきたようで、幸せでした。 ゆったりと、そして清々しい気持ちになります。
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当方が基本的に扱うのはオークションお取引品、中古屋流通品、友人よりの譲りもの
がほとんどですのでＳＡ・Ｓランクはあまりないと思ってください。
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